Posted on 2012年11月13日(火) 09:28
第 28 回
加藤 臣聖会員
(有)高根沢ゴルフパーク
Team Hoytと トライアスロン
皆さんはTeam Hoytをご存知でしょうか。私は5、6年前にテレビ番組で特集しているのを偶然目にしました。以来、頭の片隅にずっと記憶されている、現在進行形の親子の物語です。
息子のリックは出産時の事故で脳性麻痺と全身麻痺になってしまい、一人で動くことも話すこともできない状態になってしまいました。ただ知能には問題は無くパソコンを使い意思の疎通は可能でした。
ある時、その息子からマラソンに出たいとメッセージを受ける。父、ディックは太っていて運動なんかしたことない体でした。それでも車椅子を押してなんとか2人で完走すると、リックから「生まれて初めて自分が障害者だということを忘れていたよ」と伝えられる。
これをきっかけにディックは体を鍛え車椅子を押しフルマラソンに挑戦。更には一番過酷なスポー ツの中の一つとして数えられるトライアスロンのアイアンマンレースにも挑戦。息子をゴムボートに乗せ3.9キロ泳ぎ、自転車で180キロ走り、42キロのマラソンも車イスを押し完走するという偉業を成し遂げたのです。
彼らの挑戦を見ていると、人間に不可能はない、やればできるというメッセージを強く感じます。 そんな親子に刺激を受け去年初めてトライアスロンに挑戦しました。いつの日か自分もアイアンマンレースに出たいと思っています。
Posted on 2012年11月9日(金) 13:42
発行日:2012年 8月24日
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。
Posted on 2012年11月9日(金) 13:36
中小企業家同友会全国協議会
「第44回定時総会 in ぎふ」に参加して
7月12・13日、岐阜で開催された、中同協第44回全国総会に参加された、
八木代表理事と中村悟志会員に会場の熱気をレポートしていただきました。

企業変革支援プログラムが
企業の課題を明確にする!!
代表理事 八木 仁 氏
7月12日、13日開催された定時総会に参加しました。定時総会ですから、これまでの1年の総括と、今後の方針を定めました。特に全体会議では、中小企業憲章が閣議決定されて2年、その精神にこたえられるよう、また、東日本大震災で、中小企業が地域復興の要と認識した今、地域で新しい仕事と雇用を生み出す企業づくり取り組むことを確認し合いました。
初日、私が参加した第三分科会は「本気で社員とともに“めざす企業像”への変革を〜「企業変革支援プログラムステップ2」の活用で総合力発揮」でした。
ステップ1が2009年に、ステップ2が本年3月に発刊されました。同友会には、各地、そして先人たちが色々と考え、謳ってきた企業経営の指針となる「財産」があります。プログラムは、その「財産」に沿って見直し、検討していこうというものです。
私は、〇× 式のステップ1は数年前に実施しました。そして今回のステップ2記述式で、総会前に取り組みましたが、「困った。埋まらない!」という状況でした。
しかし、分科会でわかったことは、埋まらないところが、今後検討改善のポイントということ。また、経営幹部や、社員さんといっしょにプログラムを行い、意見が極端に分かれたところが、その企業の課題ということでした。
2日目は、パネルディスカッション。「情勢をきわめ、同友会づくり、地域づくりの推進」では、パネラーの皆さんの「中小企業はアナログ。アナログしか付加価値はつかない。地域にしかできないアナログを目指そう。」の内容に、何か自社の方向性を感じました。
以上。

全国の経営者と接し、
大きなモチベーションを得た。
学びを行動にしていきたい。
中村 悟志 氏
「第44回定時総会inぎふ」に参加して参りました。
岐阜駅からシャトルバスに乗り、会場の長良川国際会議場へ行きました。会場に着いた途端に、大勢の岐阜県中小企業家同友会の方々から拍手で迎えられました。その時点で全国総会の熱気を肌で感じました。今回の参加者は1,163名で、栃木県からは八木代表理事・高井専務理事・石綱青年部会長と一緒に参加致しました。
まず全体会で議案提案があり、その後それぞれ事前に希望した分科会に参加しました。今回の分科会は全部で16あり、すべてが魅力的でどれにするか迷いましたが、第6分科会(株)三恵クレア代表取締・五十嵐孝夫氏「原発30キロ圏からの挑戦、風評を乗り越え雇用と仕事を守る」に参加しました。第6分科会の参加者は47名で6グループの編成でした。五十嵐氏の報告の中で、安否確認にe.doyu を活用されたとおっしゃっていたのが印象的で、震災〜原発事故当時の様子を現地で企業を経営する方の生のお話を伺えました。グループ討論のテーマは「雇用を守り、仕事をつくり、地域再生をめざすわが社(同友会)の役割と課題とは」でした。様々な意見が絶え間なく出続け、東北・関東以外の主に西日本で中小企業を経営してらっしゃる方々の震災や原発に関する考え方を聴けたのも勉強になりました。
その後の懇親会では岐阜県関市の関刃物を使った居合い切りや、郡上踊りなどが披露され、会場は大いに盛り上がっていました。今回は全国の中小企業の経営者の方々と接することが出来て大きな経験になりました。ただ良い話を聴けた、勉強になった、で終わらせることなく、大きなモチベーションとなりましたので意識を持って行動にしていきます。
Posted on 2012年11月9日(金) 13:30
平成24年6月県例会報告
経営指針の作成と実践
「経営理念の具体化 社員が主役になる企業造り」
報告者
佐藤 全(あきら) 氏
株式会社ヴィ・クルー 代表取締役
宮城県中小企業家同友会会員
日 時
平成24年 6月22日(金)
会 場
とちぎ産業交流センター
参加者
32名(内オブザーバー2名)

佐藤氏は、入社当時過大な設備投資により経営危機に陥っていた、父親の会社をたて直す中で、同友会と出会った。同友会で経営指針を学ぶと、社員が主役になる企業造りという自らの考えに更に確信を深め、バスのメンテナンス部門を分社化して(株)ヴィ・クルーを立ち上げた。
一貫して毎年新卒採用を続けてきた結果、社内に人材が多数育ってきており、クライアントと設計企画段階から結びついてゆける、提案型の車輌製造を行えるようになっている。
経営指針をどのように社員に浸透させるのか?という会場からの質問に、「浸透を考えたことはない、なぜならば始めから社員と共に作り上げてきたものだから。」と、力強く答えてくれた。
同友会の目指すべき21世紀型企業は、かくあるべきと、学ぶことの多い例会でした。
文・小山 研一
Posted on 2012年11月9日(金) 13:30
平成24年5月県例会報告
危機の時こそ基本に立ち返る!
経営指針とは何か?
~作成の意義と実務上の運用について~
報告者
深澤 雄一 氏
株式会社フカサワ 代表取締役
日 時
平成24年 5月23日(水)
会 場
とちぎ産業交流センター
参加者
31名

5月24日、担当県例会を開催いたしました。今回は、株式会社フカサワの代表取締役である深澤雄一相談役をお招きして、経営指針についての報告をしていただきました。
経営指針は、会社にとって最重要なテーマのひとつであります。今回の報告会は、経営指針の作成の意義と実務上の運用ということで、昨今の経済状態の考察から始まり、経営指針を作成する意義、そして株式会社フカサワで実際に行われた経営計画発表までをも再現していただきました。グループ報告では、経営指針がある会社とない会社の双方から、経営指針の作成に対する不安や疑問点、作成後の運用の問題点や課題、また、自社の企業体質の強化の方法について、深いディスカッションが行われました。経営指針を作成することによって、会社の業績を向上だけでなく、その会社で働く者の幸せの充実度までをも満たしてくれるものだと思いました。
今年の県例会の年間テーマは、経営指針です。語っても語りつくせないテーマです。経営指針を通して自社の夢や理想までをも語り合って、今後も共に勉強し切磋琢磨していきましょう!
文・斎藤 丈威
(行政書士 齋藤法務事務所)