『 商い話 』カテゴリーの投稿一覧

No.135_目次

発行日:2021年 8月31日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。

No.135_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 01 栃木のNEWS
~県央支部7月例会~

あなたは準備できていますか?
~インボイス制度の導入に関するあれこれ~

報告者: こいあい税務会計 代表 片平芳明氏

片平芳明氏の写真

片平芳明氏

7月16日、県央支部主催の県例会が、宇都宮市東市民活動センター会場とZOOM併用によるハイブリッド形式で開催され、27名が参加した。また今回は、烏山信用金庫鈴木隆夫支店長、産経新聞鈴木正行支局長のお二方にもオブザーバーとして参加いただき、これからの消費税に対しての学びを共有することができた。

今回の例会は、当初県央支部の例会として企画されたが、旬な話題であることから、他の支部より「是非とも県例会で!」とのお言葉もいただき、県例会としての企画報告となった。インボイス制度(適格請求書等保存方法)は、消費税納付までの一連の流れのなかで、これまでの書類記載方法、業者登録方法など『今まで不明確であったものを明確にする』という制度と言えるだろう。

この制度は、2年後の2023年10月1日より正式導入となり、多くの事業者の税負担増が懸念される。本例会の報告者、片平氏(税理士)からは、現状と今後の変更点を中心に、共に学ぶ講義の講師として報告を行っていただいた。

参加者の感想をみると、理解が深まった人と疑問が残った人が概ね半々のようだったが、2年後の施行に向けそれぞれ準備を進めていただければと思う。

制度導入により、それぞれの事業所で検討する内容が異なると思うが、少しでもプラスにできるよう検討を行う必要があるだろう。その為の2年間と捉えていただきたい。

[文責]臼井進
U-TEC 株式会社 代表取締役

No.135_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 02 栃木のNEWS
~鹿沼・日光支部7月例会~

自社経営と同友会活動で学んだ「長」の一念

7月15日、自社経営と同友会活動で学んだ「長」の一念(経営理念の根底にあるもの)というテーマで、同支部の支部長、そして(株)ウィステリアコンパス及び(有)ウィステリアエステートの二社の社長を務める斎藤秀樹氏による実践報告が、対面及びZOOMのハイブリッド方式により参加者24名で開催された。

斎藤氏は自社・自身のプロフィールから、鹿沼日光支部の設立に至るまでの経緯を語り、それぞれのターニングポイントになる出来事、その時の反省点、改善点が語られるなど氏の個性や人間性溢れる報告内容だった。

斎藤家の家長であり・二社の社長、更に同友会支部長としての「長の一念」が決意の土台となっていることが、このコロナ禍における企業活動でも、同友会活動でも見事に実績として結果を出している勝因であると思われる。中でも、社員さんは、自分の命を「時間」という形で会社に提供しているパートナーとして対等な関係に価値付けられたところから、大きく長としての一念が変わり、周りも良い方向に変革していったことが興味深い点だった。

一方、生まれ故郷の鹿沼市を、未来に希望が持てる形で、地域の子供たちに渡していくこと、そして地域を様々な形で担いたいと思う事業者・若者を応援していくことを「土になる決意」として表現されたことも、今後の地域活性化には必要不可欠なキーワードである。

今回のグループ討議では、社長だけではなく、課長・部長などの組織の長や、お店の店長に至るまで、長としての覚悟が参加者の皆様から伝わってきた。最後に、座長を務めさせて頂いた私も、若い時はなるべく長とつく役職を避け自由に生きたいという願望もあったが、今回の斎藤氏の実践報告を聞きながら、「成長」とは字のごとく、長と成って初めて人間も事業も社会も成長するのだと再認識させられた。

鹿沼・日光支部7月例会開催写真

[文責]行廣智明
(株)行廣国際アカデミー 代表取締役

No.135_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 03 栃木のNEWS
~県南支部7月例会~

「“経営全般の指針作り”がなぜ大切なのかを考えよう!
そして始めてみよう!」・座談会

まずは各メンバーの近況報告、総体として回復の兆候が見え始めたが所謂K字回復で産業によって大きく格差がある。

その中でも新規事業開始や需要の変化などコロナ後に向けての動きは出始めた模様。

だが1つ確実に言えるのが「元には戻らないだろう」という観測だった。

メインの八木代表の報告は今般作成された「事業の手引書」に関するものだった。報告は八木代表との質疑応答という形で進行した。

作成に至った経緯は労使見解にある「経営全般について明確な指針を」の一文と同友会友人の「本とは読むものではない、書くものだ」の言葉に触発され2年前に完成、最近加筆した第二版に更新した。

ただし構想から前段の資料作成など4年はかかっている大作である。

内容は経営指針書が概念・計画を主とすれば、こちらは行動マニュアルに近いと思った。

主に後継者に対し経営者の業務内容を取りまとめたものである。

日々の業務から、顧客、金融、外注などの対応と業務経緯など詳細に記されている。180ページもある膨大な内容で「経営者のエンディングノート」的な性格もあり経営者の忘備録として非常に有効である。

私も経験があるが先代の行っていた業務内容や取引の経緯については記録が無いものが多く困ることが多い。

金融や税務署との折衝は以前どのように行っていたかなど資料も残っていない。

その折にこの手引書があれば自分自身も後継者も会社も困らないと思った。

八木代表はこれらの報告をワードの使い方をレクチャーしながら行った。(ワードには私が知らなかった便利な機能がたくさんある事を知った。)

多くの質疑を経てこの手引書の有効性を全員が確認。

ただし自分の日常作業や各業務、残すべき内容の取捨選択などはそう簡単にできるものではない、そこでさらに理解を深めるために「経営者のエンディングノートの作り方」というテーマで次回さらに掘り下げようとなった。

県南支部7月例会開催写真

[文責]三ツ村義康
(株)三ツ村製作所 代表取締役

No.135_コラム

コラム

今こそ栃木の自然を楽しもう

成虫のゲンジボタル写真

弊社のすぐ横を用水路が流れている。川幅10m以上あり所在地の地名にもなっている川なのだが、そこに蛍がいると聞いて今年6月初旬に行ってみた。事業所から川沿いに徒歩で2~300m下流へ。いる、いる、独特のはかない光点が川面と草むらを飛び交っている。蛍はその生態から環境にとても敏感な生き物で激減している、そのゲンジボタルがこんなに近くで見られることに感動した。

僕は早速知人に知らせて回ったのだが、ご近所さんから逆に「毎年の事なのに、今まで知らなかった?」と驚かれてしまった。

僕は40年以上現在の場所で仕事してきたのに、恥ずかしい限りだ。

SDGsの目標に「14海の豊かさを守ろう」「15陸の豊かさを守ろう」がある。川は陸を潤し陸の生命を育み、やがて海へ注ぎ海を豊かにする。自社の事業活動を持続可能な社会へのお役立ちという観点から再定義する上で身の回りの自然環境を知り影響を考えることは、大切な第一歩だと思う。以前から現像廃液を出さないシステムに変えたり、周辺の清掃などして環境保全に努めてきたが、今後は蛍の住める環境維持に積極的に役立ちたいと思った。

我が栃木県は、周辺に山と森林、真ん中に大きな川、あいだに田んぼが広がる実に自然豊かな地だ。企業がこの豊かな自然環境にダメージを与えないだけでなく、良い方向へ向け積極的にかかわって行くためには、まず足元の自然に関心を持ち「知る」ことが第一歩だ。

幼虫のゲンジボタル写真

たまには図鑑を片手に、会社や家の周りを皮切りに野山を散歩してみてはどうだろう。お馴染みの景色も、自動車に乗っていては見逃していた違ったものが見えてくるだろう。

食物連鎖のトップに君臨する人類から見れば、たかがちっぽけな虫や野草かもしれないが環境は多様な生き物の連鎖、動的平衡の上に成り立っている。ウイルスだって進化の上では重要な役割を持っている。たまには虫目線でみてみれば世界が自分たちだけではないことを知らされるに違いない。

緊急事態で県境を超えた移動が制限される今こそ、身近な自然を楽しみつつ「知る」チャンスかもしれない。

[文責]小山研一
県北支部 (有)赤札堂印刷所

栃木県中小企業家同友会

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