『 No.97 』カテゴリーの投稿一覧

No.97_目次

発行日:2018年 5月25日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。

No.97_News Topic:栃木の話題

News Topic 01 栃木の話題
~第33回定時総会~

議長に高井康宏氏、議事録署名人に福田雅樹氏が選出され開会。
代表理事八木仁氏が第一号議案2017年度活動結果、決算を報告。
続いて第二号議案で2018年度役員が選出され、続いての第一回理事会で選出された山中重雄代表理事が第三号議案2018年度活動方針、予算を提案。
全て、提出された議案通り可決されました。

総会議案報告を行う八木氏

総会議案報告 八木氏

山中新代表理事の挨拶

山中新代表理事挨拶

基調講演 「中小企業の事業承継」~引き継いだものは経営哲学~

報告者:(株)フカサワ 代表取締役会長 深澤雄一氏・代表取締役社長 深澤友志氏

深澤雄一氏

深澤雄一氏

雄一会長による、家系図を示しながら明治11年の醤油製造にまで遡っての深澤家先祖代々の事業とその盛衰から始まりました。世の中の歴史と家の歴史を対比し大きな流れの中にある自分という存在と役割を意識し、次へ受け渡すことの大切さを語られました。経営者個人の「家」と密接な関係にある中小企業の事業承継では、これを守り継承するという伝統的価値観が出発点だと感じました。

雄一氏が先代俊雄氏から引き継ぎ、さらに友志氏に引き継ぎ、(株)フカサワの永続的成長を支える根幹になるものは、単なる形ある財産ではなく企業の究極の目的は社員の幸せにあるという「経営哲学」そのものであるといいます。そして、その哲学は「企業経営を通じ人格の練磨と創造性の向上に努めお客様の繁栄に奉仕して社会に貢献し名実ともに全社員の幸福と業界効率No.1になる」という共栄の商道の企業理念に明文化されています。

歴史好きの雄一氏らしく、自身を徳川2代将軍秀忠になぞらえ、次世代へ連綿と続く仕組み作りを重視し、「社長の仕事の半分は後継者作り」と、息子さんの入社と同時に後継者を支える幹部社員の世代交代を進め、組織全体の世代交代を進めた結果が功を奏しているそうです。

続いて登壇された、新世代の組織を率いる友志社長は、購買代理業と地域ドミナントというビジネスモデルのもと3年後には売上高115億円、粗利益16億円、一人当たり経常利益300万円、生産性20%向上という目標達成への着実な取り組みを報告されました。

深澤友志氏

深澤友志氏

文:小山研一

No.97_News Topic:栃木の話題

News Topic 02 栃木の話題
~障がい者雇用事例 企業見学会~

平成30年3月28日 開催(障がい者就労支援部会担当)

【見学企業:報告者】 ヘイコーパック株式会社
代表取締役 鈴木 健夫氏

「障がい者と共に働くことが企業の健全性を保ち存続の力を強くする」をテーマに、障がい者雇用事例企業見学会を開催実施した。

二つの工場、芳賀工場、市貝工場のそれぞれを見学し、職場内でいきいきと活躍する彼ら、彼女らを紹介された。生産・出荷ライン・セル作業その作業ぶりは、真剣そのもので、手際が良かった。

見学後、鈴木代表の障がい者雇用スタートから、現在に至るまでの経緯、またそこから学んだ多くの事が、時代の変化に対応する経営者としての心構えを改めて見直す事となった。

一文を掲載させて頂く。

「幸い小社には160名の社員のうち、38名の障がい者が共に働いている。約30名が知的障がい者で、半数以上は重度判定の人である。ほぼすべての職場において同様の比率で共に働いている。誰が欠けても、チーム全体が困る無二の戦力として。共に働くことで職場の改善も進む。皆が温かくなる。粘り強くなる。効果的か、合理的かより、正しいか、優(易)しいかで決定するようになる。会社が障がい者を支援しているのではない。彼らが会社を救ってくれている。」【生論】鈴木健夫氏より

企業見学会の様子

[文]福田雅樹
(NPO法人チャレンジド・コミュニティ)

No.97_News Topic:栃木の話題

News Topic 03 栃木の話題
~「商いラジオ」…ミヤラジ パーソナリティー 小野崎志歩さん~

これまでに多くの会員企業の社長さまにご出演頂きました。

かつて父がビシバシと鍛えられた場所である栃木県中小企業家同友会に集う皆様のお話を伺いたい・・・それも、一国一城の主としての話は勿論ですが、企業のトップとして以上にその人となりを知りたい、どんな幼少期を過ごされたのか、当時抱いていた夢は何だったのか、そんなあなたが何故社長に・・・そう、突き詰めるとシンプルに【あなたを知りたい】、そんな想いで進行させて頂きました。

毎回あっと驚くようなユーモラスなエピソードやご家族との思い出、普段は気恥ずかしくてなかなか口に出せない従業員の皆様への想い・・・そしてラストには同友会の代名詞!?「10年後、何をしていたいですか?」この質問をぶつけさせて頂いている私の中にも着実に八木イズムが育ちました。
小さなスタジオの中、目の前にいらっしゃるのは一国一城の主・・・お招きしたゲストには毎回全身全霊で約1時間をご一緒させて頂きますが、時には笑いあり、時には涙あり・・・どの回を振り返ってみても、素晴らしい時間を過ごさせて頂きました。

そして栃木にはこんなにもパワフルで魅力的な社長さんが沢山いらっしゃる・・・【あきないラジオ】は、私にとっても、栃木県にとっても、力を頂ける番組でした。

この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

※「商いラジオ」は2017年3月より2018年5月までミヤラジにて放送いたしました。

ミヤラジ記念撮影写真1ミヤラジ記念撮影写真2ミヤラジ記念撮影写真3
ミヤラジ記念撮影写真4ミヤラジ記念撮影写真5

栃木県中小企業家同友会

e.doyuバナー
バナー
バナー
アクセスカウンター

▲Pagetop

Powered by WordPress / CIC