『 No.160 』カテゴリーの投稿一覧

No.160_目次

発行日:2023年 9月30日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。

No.160_News Topic:全国のNEWS

News Topic 01 全国のNEWS
~第51回青年経営者全国交流会 in 広島~

“主体者であれ”
~我々青年経営者で次代に誇れる豊かな世界を創ろう!~

昨年の青全交に参加してからほぼ全ての全国交流会に参加して丸1年が経った。私自身は個人事業主で従業員も雇わずに業務を行っているため、直接的な取り組み自体は少ないが、取引先のお客様に仕組みを導入したり、そこまでできなくとも経営層や現場の従業員などと話すときに会話の幅はだいぶ広がってきたことは確かだ。

今回の広島青全交から2周目?が始まったわけだが、交流会での報告事例は「すごい人が何かすごい特別なことをしている」わけではなく、あくまでも中小企業の仲間が努力をして結果が出始めている取り組みを紹介して頂いているわけで、考え方・取り組み方によって自分たちにも導入可能であるということを、会員の方にはもちろんのこと、会員外の方にも伝えていけるように、積極的に参加していきたいと思っている。

1日目は第11分科会「5S活動と企業戦士カレンダーで経営指針の浸透を目指す」((株)北日本消毒 湊社長 北海道同友会)に参加した。

承継当時、従業員同士のトラブルや離職者も多かった。しかし、食品工場の衛生管理を指導する立場のはずの自社の状況が荒れていたのではダメだという想いで、まずは衛生管理の基本中の基本である5S活動に取り組んだそうだ。

5S活動は環境整備ということだけではなく、「ルールを作り、それをみんなで守る」という訓練になったというところが成長の元だったようだ。

それは現場管理の効率化、在庫や備品の削減、残業時間の削減…などに具体的につながっているとのこと。さらに、社員全員が「変化」すること自体に慣れてくるため、新規案件の受注にも積極的になるという効果もあったそうだ。

その集大成が「経営指針の浸透」だという。経営指針もいわゆるルールである、それをみんなで守る(浸透する)ことで、みんなが同じ方向を向いて業務にあたり会社を成長させていくということだった。『3K職場を5S活動により撲滅させることが僕の使命』と締めくくられたが、会社の成長の根っこは地道な活動であるというわかりやすい報告であった。

2日目の記念公演は「人生、今日がはじまり」((株)八天堂 森光社長)であった。

1日目の湊社長と同じキーワードが何度も出てきた。「経営理念に使命を感じていないと会社がブレる」…経営理念は作ることが目的ではなく、そこに使命を感じて行動し続けることで社員一丸となって会社が成長する。

また「挑戦した失敗を応援する会社」とのお話もあった。想いを強く持って挑戦しても失敗してしまうことはあるが、挑戦したのであればそれは改善・成功に向けて応援しようということで、社員の発想力を積極的に経営に活かしているとのことだった。

まとめにあった『イノベーション=スタンダード×スタンダード』という話が1日目と一緒で最も共感できた。ベースはあくまでもスタンダードなものであるわけだ。

これから取引先へ訪問するときには「社長の机の上を片付けると、残業代削減、業務効率化、業績向上につながりますよ!」とお勧めしていこうと思う♪

[文責]トカール労務サポート
齊藤加居

No.160_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 02 栃木のNEWS
~県南支部8月例会~

ネット時代の営業戦路
~我々青年経営者で次代に誇れる豊かな世界を創ろう!~

野田精一氏 写真

野田精一氏

2023年8月23日「ゆめまち」にて(有)トレンディハウスの野田精一氏に「ネット時代の営業(WEB)戦路 〜MAツールを理解し、ホームページの活用方法を再考する〜」というテーマで、①『ネット戦路がどう変化したか』、②『現在どの様なツールを使いネット戦略を行っているか』という報告をいただいた。

まず「自社にホームページはあるか?」、「ホームページにどのような人が来たか調べていますか?」、「交換した名刺にどのくらいの価値があるか?」という問い掛けから始まった。

①『ネット戦路がどう変化したか』では、これまで、自社のアクセス数を増やす為にメルマガやWEB広告を出し、自社サイトが検索上位に来るよう働き、ホームページを見に来てくれる人の母数を増やしてきたが、今は、訪問者が何に興味を持ったかを分析し、個々に合ったタイミングで営業するのが主流になってきたという。

②『現在どの様なツールを使いネット戦略を行っているか』ではMAツール(デジタルマーケティング活動を支援するソフトウェア)が挙げられた。

MAツールを自社のホームページとリンクさせる事で顧客とのつながりを深める事ができる。また、名刺を読み込ませ、ホームページにトラッキングコードを付ける事で【誰が】、ホームページの【どこ】を閲覧したかまでも知ることが出来、興味のある人に興味のある物を提供する事ができるという。

今回の支部例会報告は、昨年に引き続き「夏の自由研究」で、野田氏は年度計画で報告が決まってから、実際に仕事でMAツールやトラッキングコードを導入し、自社でデータや事例を収集し、そのうえでの報告であった。

野田氏は「これらの事は未来の出来事ではなく現在起きている事です。ただし、これらは手段の一つであり、取り入れるかは経営者が考え決めなければいけない。」と今回の報告を締めくくった。

県南支部8月例会 例会報告の様子

[文責]株式会社シンデン
八木 匠

No.160_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 03 栃木のNEWS
~第9回経営指針をつくる会始動~

第9回経営指針をつくる会が9月から始まった。受講生3名、修了生のサポーター7名の体制で4ヶ月間かけて経営について互いに学び深め合う。

現在私たちは、目まぐるしく変化する厳しい経営環境にさらされている。原材料高騰・円安・人材採用難・気候変動による災害増・人口減少による市場縮小など、従来の経営の延長線では対応できない大きな経営課題であふれている。この現状を打破するためには、経営環境の変化を的確にとらえ、ぶれない軸をもった経営が必要だ。

そのためには、まず自社・自己の現状分析(数字を知る、立ち位置を知る)が重要である。しかしながら、この自社・自己を見つめ直す作業は、「言うは易く行うは難し」なかなか簡単にできるものではない。自社の経営資源を洗い出し、自社の存在意義や経営者自身の奥底に眠る価値観をていねいに見つめ直し、ひも解いていく過程の中で、ぶれない軸を見つけていく。

私自身も経営指針をつくる会を受講してから7年が経つが、グループの仲間と真剣に語り合い、シートを何十回と書き直し、とことん自社・自己と向き合った。大変苦しい難産だったが、自社の可能性に気づくことができ、夢が広がりワクワクが止まらなかったのを鮮明に覚えている。

今回の経営指針をつくる会では、特に「自社・自己の現状分析」に力を入れている。テキストやフォーマットだけに頼らず、一人一人の状況、環境に合わせて変化させながら進めていく。参加する一人一人が「きらりと光る原石」を見つけ、厳しい経営環境に負けない強くしなやかな経営を、全社一丸となって推し進められるように全員で関わっていきたい。

経営指針をつくる会報告時の様子
経営指針をつくる会報告時の様子

[文責]経営労働委員長
大江正孝

No.160_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 04 栃木のNEWS
~鹿沼・日光支部大人の夏休み企画~

鹿沼日光支部、ホームグラウンドからの
居酒屋ホッピング懇親会

居酒屋ホッピング懇親会にて食事写真

令和5年8月の鹿沼・日光支部は通常の例会ではなく、無料経営相談会を行った後に居酒屋ホッピングを行いました。無料相談会場は板屋ビルヂング1階で行い、銀座通りを通る人から「何だか集まっているな」感を持って頂く形をとりました。

そして居酒屋1軒目はゲストの小村あづさ氏(Early Bird Advnture 代表)おススメの上田町に「もつ屋」さん。鳥皮くしともつ焼きをはじめ、手の込んだ絶品料理とユーモア溢れる大将が印象的なお店。文字通り膝を詰めた近況話をしながら盛り上がっているところ に小村氏が到着しました。

2軒目はお馴染みの名店、軍鶏屋さんです。軍鶏屋さんは全国放送にも取り上げられる人気を誇るお店です。お通しから手心が籠り、お肉は勿論野菜もしっかり美味しく絶妙な塩加減の15本セット、そして最後は軍鶏肉を使った親子丼。店主石川さんの娘さんも楽しく声を掛けて頂ける雰囲気のお店です

入れ替わりがありながら6名で楽しく経営の話やお祭りの話、地域そのものの話などをしました。鹿沼・日光支部を立ち上げたときに鹿沼の中で会員さん・ゲストさんで居酒屋ホッピングができるいいなと思っていましたが、今は支部幹事会・支部例会の後、歩いてお店を回ることができ、楽しく話せる場になっています。

鹿沼日光支部は支部経営指針を毎年支部総会で更新していますが、毎月の実施状況や今後の展開、そしてそれらが鹿沼・日光の皆さんにどんな風に関りが生まれるかといった話も、酒の肴にしています。これからもっと楽しくなる肴話を皆さんと深めていきたいですね。

[文責](株)ウィステリアコンパス
斎藤秀樹

栃木県中小企業家同友会

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