『 No.70 』カテゴリーの投稿一覧

No.70目次

No.70 県例会の年間テーマは 「経営指針」 皆で「経営」を語り合いましょう

代表理事
山中 重雄

景況感は、東日本大震災により落ち込んでいた生産活動が正常化し一部に復興特需も見られ、家計や企業のマインドにやっと明るさが感じられるように見られますが、中小企業の経営環境は厳しく変化しています。

今年は栃木同友会に、佐山事務局長が誕生し新しい風が吹くと思います。私たちは、よい会社、よい経営者、よい経営環境をめざすという三つの目的の下に活動している中で、より活性化するために地域づくりと同友会の役割、地域に根ざした同友会づくりをしていきたいと思っています。

今年の県例会のテーマは経営指針、人を生かす経営と学ぶ勉強会など、会員が取り組みやすい形式の勉強会を広げていきます。経営指針は経営者、社員さん、協力業者さん、お客様その他の方の夢の宝庫であるということに気付き、経営指針を通して夢を共有し、その夢のためにそれぞれができることを精一杯やることによってモチベーションが上がり、それぞれが幸せになっていくものと思います。

経営指針の作成、見直しを通して自社の経営を考え、どのようにすれば顧客の創造と顧客満足、社員満足、社員貢献ができるのかを真剣に考えていきましょう。

同友会の増強にも積極的に加わり、会員拡大、組織の強化は何のために推進していく必要があるのか。会員拡大は人間成長のためにあると思っております。また中小企業を取り巻くすべての人の成長に寄与し、良い会社を創っていくことが目的ではないでしょうか。そして、1人ひとりが真に生きがいを持てる家庭、地域、働きがいのある仕事を創造し、本気で取り組んでいくことが必要ではないでしょうか。また、自主 民主 連帯の精神で高い志 深い学びを求め、知恵を出し合い 支えあいながら 企業存続の道をともに歩んで行きましょう。


代表理事
八木 仁

この4月の総会で、代表理事に選任されました、株式会社シンデンの八木仁です。

会社は、小山市にあり、間々田駅から東4km、林の中にあります。自社では、コンセプトを「やわらか系樹脂の加工会社」と称しています。父親が創業した会社を、37歳で引き継ぎ、いろいろと模索していた時、同友会に入会させていだき、12年目を迎えます。

同友会には、㈲翔設計事務所の中村清隆社長誘っていただきました。その後栃木県内だけでなく、全国のいろいろな経営者と知り合うことが出来、入会の機会をいただいた中村社長には、感謝しています。

栃木の創業メンバーでもある、佐野のてら岡㈲寺岡恒明社長には、同友会の歴史や、大切さ、おもしろさをお聞きしました。県南の例会か、懇親会の時に、寺岡社長をはじめ、何人かの方から、「共に育つ(PartⅠ〜Ⅲ)」は、「おもしろい。ぜひ読むように。」と薦めていだきました。その後同友会の本を読むきっかけになりました。

(株)フカサワの深澤雄一社長には、入会当初から、全国の行事に連れて行っていただきました。今でもそうですが、全国のいろいろな経営者と触れ合うのは、すごい刺激になります。

同友会で、中村社長、寺岡社長、深澤社長はじめ、色々な方から、学ばさせていただきました。今後は代表理事として、会の魅力を伝え、まとめていきたいと思います。

特に、皆で「経営」を語り合いましょう!

No.70 第29回 企業訪問 (株式会社 まるつね)

日本食の伝統を守り、かつ革新し新たな価値をつくりだす

日本伝統食研究所 株式会社まるつね 代表取締役 戸崎 泰秀

畑から加工までの全過程で古来の製法を守りながら、変えるべきは改善し、丁寧に作り上げた食品でお客様の食卓を喜びと幸せであふれさせることを使命と考え、情熱を持って熱く語る株式会社まるつね3代目社長に企業理念を聞いてみた。

60年前に祖父が青果物・落花生の取扱い店として創業し、30年前に父が現在の主力商品である宮崎県産切干大根の取扱いを開始し、オートパッケージングシステム開発から自動包装装置など次々と設備投資をし、宮崎市にも工場を進出した。

6年前に当時30代の泰秀氏が社長となると、その年に栃木県経営革新計画を認証されるなど着実に経営基盤を強化していった。

主力商品である切干大根は東京の大手高級スーパーでの販売が好調であったが、福島での原発の風評被害で栃木産の商品が売れなくなり、今は泰秀氏も方向性を見失ってしまい頭を抱える状態だ。食品は口から体に入り、人間が生命体として活動するためのエネルギーとなるので、「当たり前」のことを念頭におき、青果物加工品のプロフェッショナルとしてお客様に最高の食品をお届けすべく、産地とのパイプを強く太く鍛え上げ、商品を磨き続けるためには、良い食品を当たり前の様に提供し続け、お客様の食卓を喜びと幸せであふれさせる企業であるために、2年前、天日干しほしいも専門店『とちぎスウィートポテトガール(ズ)』をオープンし、「当たり前」に立ち返ることができたと泰秀氏は力強く語ってくれた。

同友会との出会いは、会員の八木氏からの紹介で入会したが、現在は会社を発展させることに専念しているため残念ながらしばらくは休会状態であるが、同友会では学ぶことが多いので今後も経営に役立つ情報があれば例会に参加したいと考えている。

文・橋本 秀則

No.70 魅力的な紙面づくりで色々な相乗効果を

八木澤社会保険労務士事務所
八木澤 和良

今年度広報委員長を仰せつかりました八木澤和良です。昨年度に引き続き広報委員長再任となりましたので、昨年度同様本年度も宜しくお願い致します。

広報委員会のメインの事業は季刊誌「商い話」の発行、ホームページの管理です。つまり広報委員会は、栃木県中小企業家同友会を対外的に広く知っていただくための重要な役割を担っている委員会だと思っております。本年度はこの広報という役割の重要性を強く意識するとともに、「商い話」やHPの充実を図り、そして定期的な商い話の発行とHPの更新を広報委員会一丸となって取り組んで参ります。より良い誌面作りや充実のため、会員の皆様にもお知恵を拝借したり、ご協力を仰ぐことも多々あるかと思いますが、その時は快諾頂ければ幸いです。

商い話やHPは対外的なものはもちろん、会員同志のコミニュケーションツールにも活用下さい。そして更に有効活用いただける誌面をと心掛けて参ります。会員の皆様の人となりが見えるような記事や、会社のご紹介新商品のご紹介、そして様々な仕事に役立つインフォメーションを発信して参ります。

魅力的な誌面を作ることにより、色々な相乗効果を期待しております。対外的アピール、会員同志の一体感、会員増強、etc。期待は無限大です。

今回若いメンバーも入って参りました。今号で「みんなの広場」を執筆しております㈱アクティチャレンジの中村悟志さんも広報委員です。若いセンスや発想を取り入れて、広報委員会を活気ある会にし、活気ある誌面にしていけたらと考えておりますので、広報委員会を皆さまで支えて下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

No.70 平成24年 2月 県例会報告

平成24年2月県例会報告

社員が変わる! 障害者雇用
 〜会員企業の実例紹介〜

報告者

小林 全子 専務
株式会社 釜屋
(小林全子氏の報告の中で富屋特別支援学校教諭)

生方 玉也 社長
株式会社 エイム
(小林全子氏の報告の中で富屋特別支援学校教諭)

日 時

平成24年 2月23日(木)

会 場

宇都宮東市民活動センター

担 当

障害者就労支援委員会

例会目的

実際に障害者雇用をしている会員企業の報告を通じて、障害者雇用を身近に感じてもらう

学ぶ点・ネライ

①障害者雇用を始めるきっかけ
②今どのように働いているのか
③雇った結果どうだったか
という3点について分かりやすく報告してもらい、これまで障害者雇用に無関心だった企業に興味を持ってもらう。困難ばかりではなくメリットがあること、身近なことから社会貢献ができることを知ってもらう。支援学校の先生には障害者が就職する困難さを報告してもらう。

グループ討論テーマ

障害者雇用の不安を語ろう(報告者への質問も考える)

討論で深めたい事

障害者雇用を考えたことすらない企業経営者に障害者雇用について考えてもらうとともに、雇用に対する不安や思いを吐露してもらう。
その情報を委員会メンバーが収集し解決策を提案していくことで今後の委員会活動の活性化につなげる。

参加者

60名超(内、オブザーバ10名超)

成 果

中小企業にはまだまだ理解されていない、浸透していない障害者雇用に関するテーマでしたが、会員の2企業の事例報告の内容が非常にすばらしものでした。加えて、グループ討論のやり方を少し変えて、障害者雇用に関する疑問・質問をどんどん出していただく形式で、参加者からの多くの声を聞くことができました。1月に実施したアンケート調査の中間発表や障害者就労支援に関するホームページも紹介させていただき、充実した内容の県例会を開催することができました。

栃木県中小企業家同友会

e.doyuバナー
バナー
バナー
アクセスカウンター

▲Pagetop

Powered by WordPress / CIC