『 No.83 』カテゴリーの投稿一覧

No.83_目次

発行日:2015年 8月25日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。

No.83_News Topic:全国の話題

News Topic 01 全国の話題 ~中同協 第45回定時総会IN 岩手 参加報告~

「エネルギーシフト」を学んで、実践しよう!

今年7月9日~10日、岩手県盛岡市で中小企業家同友会全国協議会(中同協)の第47回の定時総会が全国1000名を超える会員の参加で開催され、今期の中同協の役員、課題や今後の方針が討議された。

全体を通し、「エネルギーシフト」学習の必要性を考えさせられた。電力や化石燃料だけでなく身の回りのいろいろなエネルギーを見直し、省エネや未利用の資源の活用にも取り組み、そのエネルギーを居住空間だけでなく、地域内での利用も目指すことで、中小企業の仕事と雇用を生み出し、持続可能で質の高い暮らしと仕事を地域全体で実現しようとするものである。

分科会で私は、70歳の行動エリアはわずか半径500m以内で、高齢化社会はグローバル化とは正反対という話を聞いた。住み慣れた地域で安心して生活するためには、「エネルギーシフト」はどうしても欠かせないことだと強く感じた。

[報告] 代表理事 八木 仁 / (株)シンデン

No.83_News Topic:栃木の話題

News Topic 02 栃木の話題~共に育つ経営研究部会から~

経営指針セミナー、秋から開講。
ただいま、受講者申込み受付中!

今回のメインテーマは2つ。「長く稼ぐにはどうするか」と「比べて観る」
である。

長く稼ぐということは計画的に動く方がいい。では計画とは何なのか? 
「計画を立てても計画通りには行かないじゃないか」「意味がないことだよ」。そう思われている方は多いのではないだろうか。その疑問に答えるために本セミナーでは、計画は何のために立てるのかから考えて、経営計画、経営方針を組み立てる。

また、自社のことがわからないと計画は立てられない。自分ではわかっていると思っていても、他と比べると実は思ってもみない自社が見つかるものだ。「比べる」で他と比較し、よく「観る」ことで自分の会社の特徴や傾向を見つけ、経営計画に盛り込んでいく。単に「強み」「弱み」を出すだけでは見えてこない自社や自分の特徴を見つけよう!

開催は9/5、10/3、11/7、12/5、1/16,2/6の土曜日10:00~17:00、会場は宇都宮市東市民活動センター(宇都宮市中今泉3-5-1)にて。申込み、お問合せは栃木県中小企業家同友会事務局(028-612-3826)まで。

[報告]共に育つ経営研究部会長 石綱知進/(株)共立

No.83_活動報告:県南支部

活動報告 01 県南支部 ~5月県例会報告~

非常識な働き方で時代を切り開く、町工場の挑戦

中里氏

中里良一氏

今年5月25日、宇都宮市東市民活動センターを会場に5月県例会が開催された。報告者は(有)中里スプリング製作所(群馬県高崎市)の代表取締役社長であり、群馬県中小企業家同友会会員の中里良一氏である。今回の報告は2013年11月の県南支部例会に続く2回目となった。

父親から経営を引き継いだ氏は一番に、1)社員の心の貧しさ、2)取引先のレベルの低さ、3)経営者の至らなさを痛感する。その後、「町工場」であることに誇りを持ち、既成概念にとらわれず次々と斬新な経営改革を実践していった。例えば、古参社員を入れ替え、嫌いな取引先と縁を切るなど思い切った「7つの改革」である。その他、革新的な事例は枚挙にいとまがない。

実体験を元にした氏の一言一句は説得力があり、自らの業務にも応用したいヒントに溢れていた。聞き逃すまいと熱心にノートに書き留める会員の姿が目立った県例会であった。

[報告]広報委員長
 鈴木正則/アデラ・コンテンポラリー

No.83_活動報告:県央・県北支部

活動報告 02 県央・県北支部 ~6月合同例会報告~

感動創造カンパニーの挑戦!事業継承 ~行動こそ真実~

手塚氏

手塚 清氏

今年6月11日、「御用邸チーズケーキ」「しらさぎ邸」で知られる(株)庫やの手塚 清社長を報告者に、県央・県北支部合同例会が開催された。

手塚氏は冒頭で「心を込め、素材を厳選し、真剣にお菓子づくりに取り組む姿勢を商品で表現している。その継続がブランド力となり結果をもたらす」という美学を語り、
続けて「その考え方が醸し出されたものがブランドを形成する。だからこそ売れる商品を造り続けることが会社存続の源泉となり、事業継承へと導かれる。後継者は〝その時に〟最適な人がなればよい。それを具現化するためには、組織の中で人が自由に発想し、フェアな空気感の中で、各自が責任と自由を持ち価値を生み出すことに没入することが企業活動の本質である」と熱く語った。

以上のような「手塚語録」ともいえる貴重な話を多くの会員に伝えるべく、再度報告をお願いし、さらに学びの輪を広げたいと思った。

[報告]佐々木理倫/tsコンサルタント

栃木県中小企業家同友会

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