『 No.104 』カテゴリーの投稿一覧

No.104_目次

発行日:2019年 1月1日元旦
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。

No.104_謹賀新年

山中重雄代表

山中重雄代表

謹賀新年

2019年平成最後の年を迎えるにあたり、八木仁、山中重雄両代表理事に栃木同友会の現状を鑑み、今年の栃木同友会の展望を語っていただきました。

八木 仁代表

八木 仁代表

「早く200名会勢を達成したい!達成するぞ!」

八木
「早速ですが、この1年を振り返ってみたいと思います。」
山中
「先日行われた宇都宮での忘年会に参加して思ったのですが、自主的に動いている人が増えてきましたね。」
八木
「11月のフォーラムに於いても、若い人たちの活躍が清々しかった。経営指針をつくる会の卒業生などを中心にして、「学んで変わった!」と自覚している会員の方が増えてきました。実際その方々が新しい会員を増やしてくれています。」
山中
「同友会で学んで結果を出している方が増えていることはありがたいです。私自身も「学び続けなければ企業は存続できない!」といつも言っています。最近は燃料コストや実質的な人件費の増加から、お取引先に運賃の値上げ交渉に行く機会が増えているのですが、お客様に納得して頂くためには、昨年対比でどれだけのコスト上昇があるのか、また、改善基準告知の遵守に向けた自社の取り組みをどうしているのかなども、自社の状況を具体的にわかりやすく伝えなければいけません。これなども学ぶ姿勢がないと考えつかなかった。」
八木
「最近、金融機関が顧客に同友会を紹介するということが全国的な流れになっています。今まで以上に、金融機関が取引先を運命共同体と考えています。栃木同友会も地域に根差している金融機関さんに、創業者や苦労している企業家を紹介してもらい、その企業さんと共に学び、強靭な経営体質の企業となり、みんなが地域になくてはならない存在になっていく。そのためにも200名の会勢を回復し、各企業の変化を見てもらい、信頼され存在になっていくことが必要です。」
山中
「12月、会員も160名を超えて、いよいよ来年の200名回復が現実的になってきました。経営指針をつくる会や鹿沼・日光支部で会員拡大が行われているようですが?」
八木
「来期6月から始まる経営指針をつくる会にはすでに10名定員で7名のエントリーがあると聞いております。また、1月24日には鹿沼・日光支部の設立総会も行われます。学んで変わる、気づきが生まれる場所づくりが、各委員会、支部活動で行われていますので、私たちは若い人たちが動きやすいように支えていきたいです。」
山中
「事業承継問題などでも、大事なのは相談できる人が周りにいるかどうかです。今の同友会にはそういった受け入れる力が育ってきているように感じております。「経営の悩みは経営者に聞く」のが一番です。ぜひ会員の皆さんには今年も積極的に参加してほしいですね。
忘年会 集合写真

忘年会

[文]事務局

No.104_News Topic:全国の話題

News Topic 01 全国の話題
~青年経営者全国交流会 in 沖縄~

さる11月29日、30日に青年経営者全国交流会が沖縄の那覇市で開催された。この会は全国の同友会青年部のメンバーが同じビジョンを共有し、学びを深めるために開催されている。そのビジョンを紹介したいと思う。

われわれ青年経営者で世界に誇れる日本の未来を創ろう

1、尊敬される次代のリーダーとして全人格的成長を目指そう

2、学びを経営実践し、市場と雇用を創造して、社員が輝く企業をつくろう

3、共に切磋琢磨する青年経営者の仲間を地域に増やそう

というものである。

この交流会は1日目に14の分科会、2日目に全体会という構成でおこなわれ、私は「社員とともに成長する会社づくり」を学ぶ分科会に参加した。2人の報告を聞くことができたのだが、共通するものが一つあった。それは「熱い」ことだ。自らが興した事業に対しても、社員に対しても。特に、従業員数200名近い企業であるにも関わらず、アルバイトが入社するたびに必ず会いに行くほか、進学や就職など、円満に退社する学生アルバイトを対象に卒業式をしているという話には心を動かされた。言うのはたやすいがなかなかやり切れる事ではないだろう。企業が永続的に発展するために経営計画や販売戦略が重要であることは言うまでもない。しかし、それらを実際におこなうのは人である。結局のところ、「経営者がどれだけ真剣に社員と向き合うことができるか」が企業が発展し続けるためのカギを握るのかもしれない。そんなことを考えさせられる分科会であった。

2日目の全体会では(株)宮﨑本店の宮崎氏による特別報告と、VRの派生技術である「ポゼストハンド」の開発者である玉城氏による講演を聞くことができた。宮崎氏からは過去の成功ばかりにとらわれない、異端でいることの重要性を、玉城氏からはロボットと身体機能を共有するという、未来にむかう希望をそれぞれ学ぶことができた。2日間という時間が短すぎると思えるくらい、熱く、濃い時間を過ごすことができた。来年のこの交流会は熊本で開催される。私は早くも楽しみにしている。

青年経営者全国交流会 in 沖縄 ポスター写真

[文]石川大樹
(株)イシカワ

No.104_News Topic:栃木の話題

News Topic 02 栃木の話題
~12月障がい者就労支援部会 福祉事業所めぐり第4弾~

「障がい者施設でも甘えない!」

12月5日、日光市の会員企業NPO法人はばたきとコミュニティカフェ「あおぞら」の見学会例会が開催され、理事長の広瀬浩氏を中心に参加者10名でいろいろな情報交換が行われた。

印象に残っているのが、納期品質に妥協せず、障がい者施設だからこのぐらいは良いだろうという甘えを許さない理事長の姿勢であった。昼までに親会社に納入し、そこで次の日の仕事を貰ってくる。その量によって作業者を勘案し作業を振り分け、また昼までに納入する。当然日によって量が変わるが、それを問題無くこなしてきたのである。

隣接しているコミュニティカフェ「あおぞら」は、理事長が地域の出会いの場ですというように、第三土曜日にイベントが開催され、隣の小学校の児童も含めて、地域の方と障がいのある方が集う場となっている。昼時を挟む形で開催されたこともあって、近くの市役所の方も昼食に来ていた。私も理事長からお世話になっているという日光市の社会福祉課の方を紹介された。本当に出会いの場だなと実感した瞬間であった。

NPO はばたき 見学会の様子

(NPO)はばたき 見学会

[文]代表理事 八木 仁
(株)シンデン

栃木県中小企業家同友会

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