Posted on 2023年9月30日(土) 09:00
News Topic 03 栃木のNEWS
~第9回経営指針をつくる会始動~
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受講生の林瑞子氏
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サポーターの小岩圭一氏
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サポーターの高橋和子氏
第9回経営指針をつくる会が9月から始まった。受講生3名、修了生のサポーター7名の体制で4ヶ月間かけて経営について互いに学び深め合う。
現在私たちは、目まぐるしく変化する厳しい経営環境にさらされている。原材料高騰・円安・人材採用難・気候変動による災害増・人口減少による市場縮小など、従来の経営の延長線では対応できない大きな経営課題であふれている。この現状を打破するためには、経営環境の変化を的確にとらえ、ぶれない軸をもった経営が必要だ。
そのためには、まず自社・自己の現状分析(数字を知る、立ち位置を知る)が重要である。しかしながら、この自社・自己を見つめ直す作業は、「言うは易く行うは難し」なかなか簡単にできるものではない。自社の経営資源を洗い出し、自社の存在意義や経営者自身の奥底に眠る価値観をていねいに見つめ直し、ひも解いていく過程の中で、ぶれない軸を見つけていく。
私自身も経営指針をつくる会を受講してから7年が経つが、グループの仲間と真剣に語り合い、シートを何十回と書き直し、とことん自社・自己と向き合った。大変苦しい難産だったが、自社の可能性に気づくことができ、夢が広がりワクワクが止まらなかったのを鮮明に覚えている。
今回の経営指針をつくる会では、特に「自社・自己の現状分析」に力を入れている。テキストやフォーマットだけに頼らず、一人一人の状況、環境に合わせて変化させながら進めていく。参加する一人一人が「きらりと光る原石」を見つけ、厳しい経営環境に負けない強くしなやかな経営を、全社一丸となって推し進められるように全員で関わっていきたい。
[文責]経営労働委員長
大江正孝
Posted on 2023年9月30日(土) 08:00
News Topic 04 栃木のNEWS
~鹿沼・日光支部大人の夏休み企画~
鹿沼日光支部、ホームグラウンドからの
居酒屋ホッピング懇親会
令和5年8月の鹿沼・日光支部は通常の例会ではなく、無料経営相談会を行った後に居酒屋ホッピングを行いました。無料相談会場は板屋ビルヂング1階で行い、銀座通りを通る人から「何だか集まっているな」感を持って頂く形をとりました。
そして居酒屋1軒目はゲストの小村あづさ氏(Early Bird Advnture 代表)おススメの上田町に「もつ屋」さん。鳥皮くしともつ焼きをはじめ、手の込んだ絶品料理とユーモア溢れる大将が印象的なお店。文字通り膝を詰めた近況話をしながら盛り上がっているところ に小村氏が到着しました。
2軒目はお馴染みの名店、軍鶏屋さんです。軍鶏屋さんは全国放送にも取り上げられる人気を誇るお店です。お通しから手心が籠り、お肉は勿論野菜もしっかり美味しく絶妙な塩加減の15本セット、そして最後は軍鶏肉を使った親子丼。店主石川さんの娘さんも楽しく声を掛けて頂ける雰囲気のお店です
入れ替わりがありながら6名で楽しく経営の話やお祭りの話、地域そのものの話などをしました。鹿沼・日光支部を立ち上げたときに鹿沼の中で会員さん・ゲストさんで居酒屋ホッピングができるいいなと思っていましたが、今は支部幹事会・支部例会の後、歩いてお店を回ることができ、楽しく話せる場になっています。
鹿沼日光支部は支部経営指針を毎年支部総会で更新していますが、毎月の実施状況や今後の展開、そしてそれらが鹿沼・日光の皆さんにどんな風に関りが生まれるかといった話も、酒の肴にしています。これからもっと楽しくなる肴話を皆さんと深めていきたいですね。
[文責](株)ウィステリアコンパス
斎藤秀樹
Posted on 2023年8月31日(木) 12:00
発行日:2023年 8月31日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。
Posted on 2023年8月31日(木) 11:00
News Topic 01 全国のNEWS
~中同協第55回定時総会 in 埼玉~
今こそ同友会理念の実践で
地域と中小企業の未来をつくりあげよう
~時代の転換期こそ変革のチャンス~
2023年7月13日~14日、中同協第55回定時総会がさいたま市のソニックシティをメイン会場に開催され、すべての同友会から約1200名の参加があり、今回栃木からは7名の参加であった。
総会1日目は、まず全体会で、議案の大まかな説明が行われ、次に各自、分科会ごとにわかれ、議案書に書かれているテーマを討議し深めることになる。今回の総会は、情勢分析や、同友会理念、求人や教育、SDGs等のテーマに16の分科会に分かれ議論し、学びあった。
2日目は、各分会で話し合ったことを踏まえて再度全体会で確認するという流れであった。
定時総会で審議される中同協議案書は、その第1章では前年の振り返り、第2章は我々中小企業をめぐる、海外を含めた情勢分析、そして第3章は、1章、2章を踏まえての活動方針で、我々の企業活動と、それを取り巻く経営環境への提言となっている。そしてそれを遂行する会員と各地同友会活動方針を示してくれている。
「後だしの戦略はない。」と誰かから聞いたことがある。経営者は、皆が語り始める前に準備し、軸足を移し始めていなければならない。同友会の議案書は、情勢分析と今後考えなければならない経営の羅針盤として、一歩先を行っていると何度も思った。ぜひこの議案書をしっかり我々の経営に取り組んでいこうではないか。
そして、定時総会後の記念講演では、「中小企業の役割と魅力~中小企業家同友会への期待~」というタイトルで独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)の豊永厚志氏に講演をいただいた。当機構は、よろず支援拠点、事業承継・引継ぎ支援センターの全国の本部で、日頃お世話になっているところである。
講演は、現在の厳しい事業環境打開のためには、中小機構としては、関連する支援メニューを考えていて、特に以下にあげる5項目に注目して欲しいと語った。
1つ目は、「事業再構築」で、これはすでに事業再構築補助金に見られるように、これらに積極的に取り組んだところは、売上以外でシナジー効果を発揮し始めている。
2つ目は、「デジタルトランスフォーメーションDX」である。このDX成功のカギは業務プロセス刷新にまで計画的に踏み込めるかどうかとのこと。
3つ目は、「輸出の拡大」。中小企業で海外展開を実施している企業は約2割しかない。現在インバウンド消費がもどってきているが、過去の例では、訪日した外国人がきっかけとなり、輸出が拡大してきた。中小機構では新規輸出1万人支援プログラムが実施中とのことである。
4つ目は、脱炭素やSDGsなどの「社会的課題に対応」して欲しいとのこと。脱炭素はまだ不十分であり、SDGsは企業の社会的責任やイメージ向上に成果があがるはずである。
5つ目は、多様性尊重、働き方改革、健康志向の高まりで、「ひとを大切」にした経営を考えて欲しい。とのことであった。
[文責]代表理事 (株)シンデン
八木 仁
Posted on 2023年8月31日(木) 10:00
News Topic 02 栃木のNEWS
~県央支部暑気払い “地元とちぎ再発見”~
合い、会い、愛で愉しく

手塚由喜氏
コロナウイルス感染症の制限が解除され、再び外国人観光客をはじめ多くの人で溢れかえった7月22日(土)の東武日光駅前。ロータリーに沿って並ぶ土産屋のひとつ、有限会社東光物産の二階レストラン「お食事処あづま」にて、県央支部暑気払いが開催されました。
梅雨明け宣言すぐの晴天(猛暑)とあり、文字通り暑気払い日和となったこの日、額を汗に県央支部の皆さんとご家族、関係者など16人が集まりました。
幹事は有限会社芯和の高橋和子さんで、暑気払いについては、以前、同友会で議題のあがった地域再発見のヒントを仲間と共有し、かつ、女性が参加しやすいものにしたかったと話します。講演会と懇親会の二本立てとし、懇親会では、参加者それぞれが推す地域や自社の土産を持参し、くじ引きで交換するというアイデアも思いつきました。
今回、私は、これまで女性向けタブロイド新聞紙の記者や季刊誌の編集に携わっていた経歴から、高橋さんより講演の依頼をいただきました。今まで取材した中から、テーマ「意外と知らない!? 地元栃木を再発見! 合い、会い、愛で愉しく」に沿った何かを紹介してくれとの内容です。経営者の皆さんの前で恐縮しつつも、日光、鹿沼、宇都宮、茂木で出会った人やモノ、コトを地域愛、女性の力など記者の観点からお話しをさせていただきました。
その後は私を含めた、皆さんお待ちかねの懇親会がスタート。冷えた飲み物で乾杯し、各自持参した果物や野菜、お酒などのお土産を交換し、改めて地域に眠るお宝を発見することが出来ました。もちろん、“あずま”さんが作る趣向を凝らした日光湯波料理をはじめその地に伝わる漬物や醤油などを前に、自慢したい栃木の良さを再確認したのは言うまでもありません。
愉しく笑い、そして、五感で学ぶ。経営の話しは出来ない私ですが、参加者の皆さんと情報交換をしつつ大いに盛り上がった貴重な一日となりました。
[文責]モノカキビト
手塚由喜