『 News Topic 』カテゴリーの投稿一覧

No.184_News Topic:全国のNEWS

News Topic 01 全国のNEWS
第28回女性経営者全国交流会20251N 東京

気づきと学びの交流会:初めての全国行事で得たもの

新宿の京王プラザホテルにて、2025年9月4日~5日に開催された「第28回女性経営者全国交流会2025 IN 東京」は、私にとって通常の例会とは違う、多くの気づきを与えてくれる経験となりました。今年4月から東京同友会文京支部にも所属させていただき今回は、文京支部から参加の機会をいただきました。

女性経営者との交流を通じて、自分自身のキャリアやライフプラン、そして女性ならではの視点を経営にどう活かすかというヒントを得たいと思っていたので、この交流会は、まさにその思いを実現させていただけるものでした。

準備から得た学びと気づき「自ら行動する」

交流会の準備委員会は5月から7月にかけて月に一度開催され、私は一度だけ参加できる機会がありました。

そこで、女性部の白川部長や実行委員の皆さんが作成された「東京グラデーション宣言」について、グループ討論で意見を交わしました(別ページ参照)。宣言の一部には、「同友会役員比率30%を目指す」など、女性が活躍する場を増やすという方針が盛り込まれていました。このことは、私は女性経営者自身が、自ら意識して行動することの重要性を改めて考えるきっかけとなりました。

この自らが「変化する対応力」を身につける・実践の機会・先盛方の話を聴く機会などを通じて、新たな視点を取り入れることで、自社だけでは気づけなかった課題や可能性を発見できるはずだと思い行動しようと思いました。

また、11ある分科会すべてでグループ長も含め女性で実行するという目標をもって、グループ長研修や支部の例会で女性がグループ長をやるなど、さまざまな準備をしてきました。このような話を準備委員会を通して聴くことで、自分自身の意識改革と行動が不可欠であると再認識する貨重な機会でした。

心温まるサポートと交流「一人ではしない行動をする機会」

交流会当日は「歓迎誘導部門」として、受付で参加者の皆様に冷たいおしぼりをお配りしました。慣れない役割でしたが、文京支部の株式会社本の泉社の浜田さんと一緒だったので行動することができました。

特に懇親会では、文京支部の大谷社会保険労務士オフィスの大谷さんが、ずっと一緒にいてくださり、一人になることなく有意義に楽しみながら時間を過ごせました。

分科会での投重な体験「全国に会員さんがいる実感」

分科会では、群馬同友会・赤城フーズ株式会社の遠山昌子社長のご講演を聴かせていただきました。元宝塚歌劇団という異色の経歴をお持ちの遠山社長のお話は、大変魅力的でした。参加者が200名を超える分科会で、直接お話しする機会はなかったものの、グループ討論のテーマは、自社を新たな視点で見つめ直すきっかけとなり、非常に有意義な時間となりました。

最後に、行動するという面で「第28回女性経営者全国交流会2025IN 東京」後の、9月の栃木同友会県央支部の例会で、司会とグループ長を務めさせていただきました。以前なら、男性経営者ばかりに交じっての司会などは「自分にどこか制御をしてしまっている」ことをはっきり感じていましたが、今回は「行動する」という思いがあったので、

まずやってみようと思い制御を少し減らすことができたと思います。自己評価は以前とは全然違うと思っています。まだまだ、満足できる成果ではありませんが一歩行動することができました。

長い期間準備してくださった、東京同友会女性部のみなさんほか関係者のみなさんありがとうございました。

[文責]高橋 和子
栃木同友会県央支部・東京同友会文京支部
有限会社芯和

No.184_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 02 栃木のNEWS
8月県南支部例会

実在する事業の活性化案をみんなで考える

8月20日(水)県南支部例会を開催しました。

会場はいつもの「ゆめまち」。お盆明けという時期も影響したようで、参加者は5名と少なめでした。

今回のテーマは「実在する事業の活性化案をみんなで考える」。

宇都宮大学の学生団体と栃木同友会が共同運営する「インターンシップマッチング事業」を題材に、事業概要の説明後、「率直な惑想」「成立要件は何か?」という問いをもとに意見交換しました。

インターンシップとは、学生が企業で職業体験をする制度。企業と学生が本採用前にお互いを知ることで、採用時のミスマッチを防ぐことができます。通常は大企業が主ですが、本事業は中小企業とのマッチングを目指しています。

採用活動の過熱から学生をまもるために行政がガイドラインを出しているのですが、複雑なために学生のニーズからズレてしまい、それが動機となり学生主導のライトなインターンシップマッチングを指向したのが本事業です。

発起人が「地域デザイン科学部」の学生で、地方の衰退への問題意識から「地元の優良中小企業も選択肢に」との思いも込めているために、栃木同友会にパートナーとして声がかかり協力しています。

しかし、「新卒大学生X中小企業」という組み合わせはニーズが少なく、過去2 回の実績では参加企業が8社→6社と減少。3回目はさらに減って中止に。とはいえ「会員企業による大学生の新卒採用1件」という成果も残しています。

この事業は「企業」と「学生」という2つの市場を相手にする複雑さがありますが、それぞれのニーズを捉え、コスト以上の価値を提供できれば活性化の道は見えてくる筈です。

私自身は、特殊性を一旦脇に置き、裾野を広げて市場の母数を増やすことで成功率を上げる戦略を考えました。

たとえば、トヨタ自動車の「センチュリー」は皇室や政府御用達の高級セダンですが、販売が続けられているのは、大衆車という広い土台があるからこそ。ニッチ商品でも、土台がしっかりしていれば成立するのです。

今回の例会では明確な再活性化の道筋までは立てられませんでしたが、鋭い意見やヒントがいくつも得られました。参加者の視点の違いが、思考の幅を広げてくれたように感じます。

「自社の商品をどう売るか?」という問いに向き合う力を養える場として、この例会が機能するように企画設計したつもりです。冒頭でも述べたとおりいつもより参加者数が伸びなかった点は、残念であると同時に「売り時」という視点を学ぶ機会となりました。

私は支部長として、「県南支部」や「例会」という“商品”をどう届けるかを日々考えています。この紙面も、会員の皆さまへの営業トークの一環です。そしてそれが、私自身の経営能力を高める学びの機会にもなっています。そしてこれは「同友会活動と自社経営は不離一体である」という言葉の、私のケースにおける実践事例だとも考えています。

[文責]山寄 俊也(県南支部長)]
タカマチ産業株式会社 代表取締役

No.184_コラム

コラム

私の咳を止めた一品と、その先にあった創業の物語

数年前から、一度出始めると止まらない厄介な咳に悩まされていました。特に室内にいる時に症状が出やすく、花粉症のアレルギー体質もあって、ハウスダストが原因ではないかと考えていました。

試しに導入したのが、今回お勧めする一品、ダイキン製の空気清浄機「MCK555ABK」です。効果は絶大でした。あれほど続いていた咳がぴたりと止み、今では事務所の空気がまるで森林公園にいるかのようにおいしく感じます。

この素晴らしい効果に惑動し、寄稿にあたって製造元であるダイキンについて調べてみることにしました。公式サイトで「ダイキン工業90年史」というPDFが公
開されているのを発見。400ページを超える大著のため、創業期である第一章「ダイキンの礎町工場から大企業への躍進(1924~1945) 」を読んでみました。

創業者の山田晃氏は小倉工業学校で機械を学び、軍の工場勤務などを経て、1924 年に「合資会社大阪金属工業所」(従業員15人、資本金1万5千円)を設立。これがダイキンの始まりです。同社は急成長を遂げ、1934年に「大阪金属工業株式会社」を設立し、1941年には従業員16,000 人を超える大企業となります。

その成長は軍需に応える形でしたが、山田氏は、1935年の工場増設の増資理由書にて、「軍需品のみに全力を傾倒することは必ずしも当社の使命ではなく、工場施設は軍民両用ならしむる」と記しています。これは、戦前から「和戦両様の備え」による政策があり、戦後の民需転換への慧眼を示しております。

山田氏は、激動の時代に「技術」と技術を担う「人」を尊重する経営スタイルで「技術のダイキン」の礎を築いたとされています。

私の事務所で空気を浄化してくれるこの機械が、創業者の理念から続く、およそ100年の歴史の結晶であると惑じた時、単なる家電製品とは思えない深い感動
を覚えました。優れた性能はもちろん、その背景にある物語も含めて、この一品を心からお勧めします。

No.183_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 01 栃木のNEWS

8月県例会

8月1日に栃木県総合文化センターで開催されました8月度県例会の様子を皆さんに報告致します。

30名弱の方が参加しての県例会でした。

報告者としてメトロ設計株式会社代表取締役小林一雄氏をお招きして「地下鉄設計から未来環境づくりへ!~時代を乗り越える、学び合いの実践~」というテーマで1時間強の報告を頂きました。

自己紹介、自分の生い立ち、会社の紹介から始まり、次の経営理念の意味を紹介頂きました。

(経営理念)
未来環境を創る仲間
技術を未来につなげる仲間
学び合い共に成長する仲間

お父様から社長業を引継ぐ頃、市場は縮小しており、競業会社も多く登場したことから経営が悪化していたとのことです。その中での社長業の引継ぎで、事業の見直しや給与体系の見直しなど経営の立て直しに奔走されました。

競売物件で購入した自社ビルは売却ができる状況になく、如何に活用していくかを考えていた時に地域を巻き込んだ不動産事業を行うことができたと話されました。

経営の立て直しから始まって自社ビルの活用と小林氏は従業員のために活動されましたが、従業員とのコミュニケーションが少なくなっていたとのことです。その結果、不満を持つ従業員や辞めていく従業員が出ていたということです。

『従業員とのモヤモヤ!』

これは私がこれまで例会報告者の話を聞いていると感じることです。

小林氏もこの状況にあったと報告を聞いて私は感じました。

このモヤモヤが生じると何故か同友会と巡り合うのです。

小林氏も『従業員とのモヤモヤ!」時期に同友会と出会いました。

そこから同友会でいろいろ学び、上記に記載しました経営理念を作成し、この理念に賛同する従業員と伴奏しながら会社経営を走り始めた。

あっという間の報告でしたが、学ぶことが多かったです。

その後のグループ討論では「社長と社員(もしくは社外の協力者)が共に成長するために、どのような巻き込み方をしていますか?」というテーマでグループ討論を行いました。

グループは5~6グループあったと記憶しております。

それぞれのグループで自己紹介や感想、テーマについて話し合い、盛り上がりました。

その後の発表も盛り上がりました。

[文責]浅野知則

No.183_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 02 栃木のNEWS

7月25日 暑気払い

7月25日倹県央支部主催の暑気払いが山泉楼にて開催されました。

暑気払いは県央支部の恒例行事ではありますが、今回は県全体の行事として開催され、県央支部以外に県央支部、鹿沼日光支部の会員も参加しました。

暑気払いのため本来は会員同士の懇親を図る目的ですが、今回は県央、県南及び鹿沼日光支部からそれぞれ各支部の紹介がおこなわれました。

紹介の内容は各支部の基本的な情報(主な活動地区や会員数など)の他、支部運営目的や支部の魅力の紹介がありました。

各支部の紹介の中で活動地区の違いなどの違いがあるものの、共通していたことは活動目的で会員が自主的に参加し、学びを得ることができるという点です。

他支部の会員からすると他支部の活動はなかなか見えにくいものですが、今回の暑気払いで他支部の活動の一端を垣間見ることができました。また、支部を越えた交流も希望しており、自分の所属していない支部への参加も進めていきたいとの話にもなりました。他支部の活動に参加することで同友会の魅力を発見することに繋がると感じました。

支部紹介の話が長くなりましたが、暑気払いの本来の目的である「会員同士の親睦」も当然行われ、仕事や同友会活動、プライベートなど普段では出てこない話もあり楽しく盛り上がりることができました。その後、有志による二次会も開催され、こちらも大変盛り上がりました。

同友会は他の異業種交流会とは違い勉強会の要素が強い会ですが、たまにはこういった懇親会も開催していきたいと思わせる暑気払いとなりました。

[文責]片平芳明
こいあい税務会計

栃木県中小企業家同友会

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