No.160_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 03 栃木のNEWS
~第9回経営指針をつくる会始動~

第9回経営指針をつくる会が9月から始まった。受講生3名、修了生のサポーター7名の体制で4ヶ月間かけて経営について互いに学び深め合う。

現在私たちは、目まぐるしく変化する厳しい経営環境にさらされている。原材料高騰・円安・人材採用難・気候変動による災害増・人口減少による市場縮小など、従来の経営の延長線では対応できない大きな経営課題であふれている。この現状を打破するためには、経営環境の変化を的確にとらえ、ぶれない軸をもった経営が必要だ。

そのためには、まず自社・自己の現状分析(数字を知る、立ち位置を知る)が重要である。しかしながら、この自社・自己を見つめ直す作業は、「言うは易く行うは難し」なかなか簡単にできるものではない。自社の経営資源を洗い出し、自社の存在意義や経営者自身の奥底に眠る価値観をていねいに見つめ直し、ひも解いていく過程の中で、ぶれない軸を見つけていく。

私自身も経営指針をつくる会を受講してから7年が経つが、グループの仲間と真剣に語り合い、シートを何十回と書き直し、とことん自社・自己と向き合った。大変苦しい難産だったが、自社の可能性に気づくことができ、夢が広がりワクワクが止まらなかったのを鮮明に覚えている。

今回の経営指針をつくる会では、特に「自社・自己の現状分析」に力を入れている。テキストやフォーマットだけに頼らず、一人一人の状況、環境に合わせて変化させながら進めていく。参加する一人一人が「きらりと光る原石」を見つけ、厳しい経営環境に負けない強くしなやかな経営を、全社一丸となって推し進められるように全員で関わっていきたい。

経営指針をつくる会報告時の様子
経営指針をつくる会報告時の様子

[文責]経営労働委員長
大江正孝

栃木県中小企業家同友会

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