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No.64 新会員

大栗 秀雄

原木屋産業(株)

建設資材卸売、小売

成田 高志

クリエイティブコミュニケーションビレッジ

就労移行支援

中村 勝

(株)ゼニス

OA機器部品販売、環境機器販売

福田 義法

YF カークリーニング

車クリーニング

藤田 みどり

(株)ウィングル

就労移行支援

山下 典江

(株)ネットコア

ソフトウェアの設計・開発、パッケージ、ソフトウェアの販売・アフターフォロー

川又 康樹

(株)エスコ

IT技術サポート

佐藤 一信

佐藤建具店

建具、家具製造販売

浅見 広明

セレンディピティ

コーチング、企業研修、講演

檜山 敏大

(株)アド・ワークス

広告代理店

   

No.64 第21回 みんなの広場

第 21 回

相田あいだ 憲一けんいち 会員

県北副支部長

「空手」から学んだ。 「同友会」は経営道場だ!

右から2人目が本人

いつもお世話になっております。さくら市(旧氏家町)で運送業を営んでいる父の後を引き継ごうと、日々奮闘中、今年33歳になった相田憲一と申します。

今回、「みんなの広場」に投稿させていただくこととなり、私の趣昧について何を書こうか色々考えてみました…。自他共に認める「多趣昧」な私は、簡単に例をあげるだけでも、サッカー・フットサル・空手・スノーボード・エレキベース・BBQ、読書、映画鑑賞など…。今後やってみたい事もたくさんありますが、きっかけや時間が中々とれないでいます(泣)。そんな中で今回は20代で始めた「空手パカ一代」でご存じの方もいる空手に絞って書かせて頂こうと思います。

私の入門のきっかけは、当時K-1など格闘技ブームで盛り上がり始めの頃でもあったのですが、ある1本の映画を見たときに、「男たるもの何かあったときに自分の大事なモノを守れる男でなくては…」と簡単に感化され、友人がたまたま入っていた道場に流派も内容も知らずにど素人が入門。

入って驚いたのが、毎回、「基本」の練習もするのですが、「組手」の時は布切れl枚の道着をまとうだけで、素手や素足で本気の殴りあいを始め、拳の皮が破け、血痕の残る道着を見た時には驚樗でした。怪我などをして足を引きずりながら会社に向かう時もあり、「金を払って俺は何をやっているんだろう?」って思った時もありましたが、案外面白いもので、稽古を続けて行くにつれ段々と体も順応してきて怪我の回数や度合も減ってくると、次の段階をチャレンジしたくなり、より上達しようと言う意欲が湧いてきました。

道場生も色々で、10代から60代までいまして、学生はもちろんのこと警察官・家電系販売の所長さん・車の整備士、土木関係の社長・卸売市場の方や学校の先生などと違った環境の人が集まって切瑳琢磨しています。みなさん年齢も経歴も全然違いますが、一つのことを一生懸命本気でお互いを高めようとしている熱い心をもった仲間なので、団結力も半端じゃないです。お酒を飲む機会も多々ありますが、一緒に笑ったり泣いたりできる心からの友が私には出来たと思っています。テレビやネットで空手を見る機会があると思いますので、そんな人達も戦ってるんだなと、違った見方をしてもらえると面白かもしれません。

ここで書きながら一つ思ったのが、「同友会」も似たところがあるなと思いました。職種や状況が違うとは思いますが、「よい会社の経営Jという一つの目的・目標をもった人達が集まり、本気でぶつかり合い切瑳琢磨し、熱い思いをもって日々お互いを高めあっていくそんな場所が『同友会』という私の経営の道場なのかなと思います。

No.64 県北支部プチ例会

報告者:
相田運輸有限会社
相田 憲一会員
10月4日(月) 於 ジョイトーク

県北支部担当の県例会に先立ち、当日報告者である白井氏の事前打ち合わせを兼ねたプレゼンと県北支部会員である相田氏の報告を行いました。

相田氏は、仕事で悶々と考えていたとき、以前から交流のあったジョイトークの土谷副社長が、同友会で勉強していることを知り入会。今まで「そんなのはできない」と思っていた仕事もちょっとした工夫で簡単にできた。つまり、たんにやらず嫌いだったことが分かった。など、短時間の報告でしたが、もっと聞きたい報告でした。

No.63目次

No.63 第25回 企業訪問 (有限会社 コパン)

共存の経営は楽しい
 ~チャレンジドの就労支援への挑戦~

栃木県は、障害者の雇用率が全国で下から3番目と低く、自らも障害者である有限会社コパシの金井先ー氏にチャレシジド(障害者)の就労支援を聞いてみた。

チャレンジドとは「生まれながらに天から挑戦するように運命付けられた人」という意昧で、障害や難病などの様々な機能不全やハンディキャップを持つ方、そして彼らの生活を支えている方のことで、有限会社コパンとNPO法人チャレンジドコミュニティの事業は、楽しく、幸せな人生をどう実現するか?またはどう実感するか?を目的に「就労支援」を事業化している。

現在、障害者は全国で723万人もいるが、常用雇用者はわずか44万人である。それは、健常者中心に設計された社会システムの中でチャンス平等・結果不平等の社会には適応できない人々が相当数いることを示している。

金井氏も2万人に1人という骨形成不全症というI型コラーゲン遺伝子の異常が原因で生まれながら骨折しやすく、人退院を繰り返してをしてきたため、学生生活は養護学校に通っていた。北海道から東京に上京しTKCに入社、システム開発部が宇都宮に出来たため、転勤をしてきた。

6年前TKCを退職し、就労支援の仕事を始める際に、NPO法人を先に作ることも考えたが、NPO法人では商売の道具が無いと人が集まらないため、先に有限会社コパンを設立し、後からNPO法人を設立することにした。従来の障害者就労事業の多くは、大企業の下請けや清掃であったが、有限会社コパンの事業は自分たちで価格決定権を持つことができるベーカリ一事業(パン屋)なら長続きできると考えた。

また、宇都宮では、手作り・無添加志向を目指して、障害者のお母さん達もパンなら宣伝しやすく、販路開拓にもつながるようになった。

職人さんも3名が協力してくれたため、現在ベーカリ一事業(パン屋)は、常勤3名とパート13名(障害者5名)と事業を拡大することができた。また、宇都宮駅に美術学校を作り、小-中学生にアートセラピーや絵画教室へ講師派遣も行うようになった。

県内で職場体験をする実習生も述べ80人も受け入れることもでき、養護学校の先生も職場体験をすることで指導に生かす成果も得られた。

有限会社コパン設立から1年後、NPO法人チャレンジドコミュニティを設立し、ホームページ作成など就労できない方の訓練も行うようになった。

昨年、ノーマライゼーション研究会と協働して、使う立場から使いやすい福祉用具商品のテストも行う機関を設立し、今までとは違う就労支援も始めた。

現在は障害者のグループホームがあっても職場が近くに少なく、職場があってもグループホームがないなど、片方のみだったのを融合できるようするのが夢だと、金井氏は力をこめて語ってくれた。

同友会の会員の皆様も障害者の就労支援(雇用・実習生受入・仕事の発注など)を行うことで、助成金などの補助も受けられるし、同友会が目指す理念に合致する社会貢献が出来ると思った。

取材・橋本 秀則

栃木県中小企業家同友会

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