No.64 第21回 みんなの広場

第 21 回

相田あいだ 憲一けんいち 会員

県北副支部長

「空手」から学んだ。 「同友会」は経営道場だ!

右から2人目が本人

いつもお世話になっております。さくら市(旧氏家町)で運送業を営んでいる父の後を引き継ごうと、日々奮闘中、今年33歳になった相田憲一と申します。

今回、「みんなの広場」に投稿させていただくこととなり、私の趣昧について何を書こうか色々考えてみました…。自他共に認める「多趣昧」な私は、簡単に例をあげるだけでも、サッカー・フットサル・空手・スノーボード・エレキベース・BBQ、読書、映画鑑賞など…。今後やってみたい事もたくさんありますが、きっかけや時間が中々とれないでいます(泣)。そんな中で今回は20代で始めた「空手パカ一代」でご存じの方もいる空手に絞って書かせて頂こうと思います。

私の入門のきっかけは、当時K-1など格闘技ブームで盛り上がり始めの頃でもあったのですが、ある1本の映画を見たときに、「男たるもの何かあったときに自分の大事なモノを守れる男でなくては…」と簡単に感化され、友人がたまたま入っていた道場に流派も内容も知らずにど素人が入門。

入って驚いたのが、毎回、「基本」の練習もするのですが、「組手」の時は布切れl枚の道着をまとうだけで、素手や素足で本気の殴りあいを始め、拳の皮が破け、血痕の残る道着を見た時には驚樗でした。怪我などをして足を引きずりながら会社に向かう時もあり、「金を払って俺は何をやっているんだろう?」って思った時もありましたが、案外面白いもので、稽古を続けて行くにつれ段々と体も順応してきて怪我の回数や度合も減ってくると、次の段階をチャレンジしたくなり、より上達しようと言う意欲が湧いてきました。

道場生も色々で、10代から60代までいまして、学生はもちろんのこと警察官・家電系販売の所長さん・車の整備士、土木関係の社長・卸売市場の方や学校の先生などと違った環境の人が集まって切瑳琢磨しています。みなさん年齢も経歴も全然違いますが、一つのことを一生懸命本気でお互いを高めようとしている熱い心をもった仲間なので、団結力も半端じゃないです。お酒を飲む機会も多々ありますが、一緒に笑ったり泣いたりできる心からの友が私には出来たと思っています。テレビやネットで空手を見る機会があると思いますので、そんな人達も戦ってるんだなと、違った見方をしてもらえると面白かもしれません。

ここで書きながら一つ思ったのが、「同友会」も似たところがあるなと思いました。職種や状況が違うとは思いますが、「よい会社の経営Jという一つの目的・目標をもった人達が集まり、本気でぶつかり合い切瑳琢磨し、熱い思いをもって日々お互いを高めあっていくそんな場所が『同友会』という私の経営の道場なのかなと思います。

栃木県中小企業家同友会

e.doyuバナー
バナー
バナー
アクセスカウンター

▲Pagetop

Powered by WordPress / CIC