Posted on 2014年3月20日(木) 10:39
障がい者就労支援部会報告「平成25年度障害者雇用状況」
雇用障害者数が初の3000人台に

昨年11月に公表された、栃木県の民間企業における平成25年の「障害者雇用状況」集計結果を抜粋してご報告します。
障害者雇用促進法では、事業主に対し、常時雇用する従業員の一定割合(法定雇用率:民間企業の場合は2.0%)以上の障害者を雇うことを義務付けています。
今回の集計結果は同法に基づき、毎年6月1日現在の身体障害者、知的障害者、精神障害者の雇用状況について、栃木労働局が障害者の雇用義務のある栃木県内に本社を置く事業主などに報告を求め、それを集計したものです。なお、法定雇用率は昨年4月1日に改定されています
(民間企業の場合は1.8% → 2.0%)。
民間企業(50人以上規模の企業:法定雇用率2.0%)に雇用されている障害者の数は3165.5人で、前年より9.9%(285.0人)増加と初めて3000人を突破し、9年連続で過去最高となりました。雇用者のうち、身体障害者は2304.5人(対前年比8.7%増)、知的障害者は706.5人(同9.6%増)、精神障害者は154.5人(同34.3%増)といずれも前年より増加し、特に精神障害者の伸び率が大きく増加しています(栃木労働局資料)。全国ランクとして栃木県は、一昨年と同様の41位の低水準になります。
(報告/福田雅樹)
Posted on 2014年3月20日(木) 10:37
「第17回 障害者問題全国交流会 in 神奈川」参加報告
パワーに圧倒された熱い交流会

昨年10月24〜25日に横浜で開催された「第17回障害者問題全国交流会」に、栃木県の会員として八木代表理事とともに10名で参加してきました。
「共に働き、育ち合う、その素晴らしさを広げよう! 〜知らないから見える壁、知ることでなくなる壁〜」のスローガンのもと、全国の中小企業の経営者のみなさんが中心となり、障がい者雇用について討論がなされました。参加者は約650名でした。
基調講演は「人を生かせば会社も元気-障がい者とともに歩む戦略」というタイトルで横浜市立大学の景山摩子弥先生の講演で、障がい者の生産性は必ずしも低くないこと、広義の人間関係作りで会社の生産力アップにつながる事例紹介でした。新しい視点の講演内容にびっくりしました。
その後7つの分科会、懇親パーティ、2日目は分科会報告と記念講演、さらに3つのオプションツアーという盛りだくさんの内容でした。
これを機会に、障がい者雇用についてますます関心が深まり、障がい者問題への取り組みが全国各地の経営者に広がっていくことを期待したいと思います。
神奈川のパワーに圧倒された、とても熱い交流会でした。
(報告/障がい者就労支援部会 部会長 金井光一)
Posted on 2014年3月20日(木) 10:36
第41回 青年経営者全国交流会(東京)参加レポート
熱い討論が繰り広げられた2日間
報告者/ 石綱 知進(株式会社 共立 代表取締役)


昨年9月12日(木)〜13日(金)、新宿の京王プラザホテルで行われた「中同協 第41回青年経営者全国交流会 in 東京」に参加してきました。全国47都道府県から1600名に及ぶ参加者を迎えての大青全交です。
初日の12日には参加者全員が16の分科会に別れ、経営者の責任、経営指針、社員教育などの議題について熱い討論が繰り広げられました。
私が参加したのはその中の第5分科会「『社長、辞めるか?』の一言で気付いた、真のビジョン経営」です。報告者に株式会社アルファメディア(神奈川県)の二代目経営者である小湊社長をお迎えしてお話をお聞きしました。いろいろな経験談をお話しされ、お父さんの前社長が倒れたために社長に就任した経緯や、前社長の右腕だった古参社員が他の社員を数名引きつれ退社して起業してしまったこと、不況時に赤字転落をしてしまったときに父である会長から「社長、辞めるか?」と一言言われたときのこと、それから気がついた自社の存在価値とその存在価値を社員と共有し、それに沿った仕事を展開していったことなど、いろいろなことを聞かせていただきました。
それを踏まえたグループ討論では以下の2点を軸に話を進めていきました。
- 自社の存在価値を考えていますか?それは、自社の強みになっていますか?
- 自社が今日まで存続してこられた理由はなんだと思いますか?
創業経営者3名、二代目・後継経営者5名での話し合いは、創業者と後継者の間の感じ方、考え方の違いがはっきり見えてきます。後継者は小湊社長の経験を自分の経験と照らし合せて考え、創業者は自身のビジョンが明確で迷っていない分、「どうしてそのように考えているのかがわからない」などの異なる意見が出ます。また、業種によっては新入社員の教育という点での難しさを指摘する声もありました。異業種異地域の方々の意見は大変参考になることが多く、135分という長いグループ討論が短く感じられました。
夕方からの懇親会では分科会ごとに別れ、会食・歓談が行われました。サプライズとして、森まさこ少子化担当相がご挨拶してくださいました。
翌日の13日の全体会では、甘利経済再生大臣をはじめたくさんの来賓の方のあいさつ、分科会の発表報告、記念講演、セレモニーが行われました。
その後の記念講演では株式会社マザーハウスの山口絵理子社長の「途上国から世界に通用するブランドを作る〜国境を超えたモノづくり・チームづくり〜」と題して思いのこもった大変参考になるお話を聞かせていただきました。
大学生からいきなりバングラディッシュの大学院に行ったこと、初めてバッグをつくったときのこと、ものづくりの難しさと喜び、売ることの難しさと売れたときのうれしさ、そして、チームマザーハウスとしてスタート地点に立ったときの思い。山口社長の思いと経験を、短い時間でしたが聞かせていただきました。質問の時間でも多くの質問が飛び出し、時間が足りないくらいの中身の濃い講演となりました。
最後に、東京中小企業家同友会青年部から来年開催地の奈良中小企業家同友会青年部へのバトンタッチが行われ、来年の成功を誓いあいました。
個人的には、これで4回目の全国行事への参加ですが、今回初めて討論のある分科会に参加しました。県で行うグループ討論とはまた違った、濃厚なグループ討論が色々なことを教えてくれました。来年、奈良の青全交で何が掴めるかが楽しみです。
Posted on 2014年3月20日(木) 10:31
平成26年1月県例会報告
経営とは人を通してことをなすことだ!
報告者
荒井 浩通 氏
株式会社エルシーアール 常務取締役
日 時
平成26年 1月 24日(金)
会 場
宇都宮東市民活動センター
参加者
27名
Posted on 2014年3月20日(木) 10:30
平成25年11月県例会報告
5Sでがっちり!!
〜利益を生み出す5Sの実践〜
報告者
福田 隆 氏
ふくだ5S実践舎 代表
日 時
平成25年 11月 15日(金)
会 場
宇都宮東市民活動センター
参加者
28名