Posted on 2024年4月30日(火) 10:00
News Topic 02 栃木のNEWS
~第4回経営基礎講座開講~
決算報告書は社長の成績表
「決算報告書は社長の成績表」という言葉は誰が言ったのか?
何となくどこかで聞いた言葉だが、確かに1年毎に作成される通知表みたいなものだなと感じていたが、いざ見てみると特に点数が書いてある訳でもなく、訳の分からない数字と言葉の羅列、そして異様に分厚い書類に壁壁してしまう。そもそも決算報告書は私のような一社員が普段見る機会などはなく、鍵の付いたロッカーに鎮座しているのが、通常のように思う。
では何故、私が決算報告書を見る機会を得たのか、それは…。
令和6年4月3日、17日と2日間に渡り、栃木県青年会館(コンセーレ)にて第4回経営基礎講座が行われた。
講師はこいあい税務会計の片平芳明 税理士 参加は限定6名であったが、うち1人は経営者で、残りの5名は私を含めて全員幹部社員であった。
1日目は「自社の数字の見方を知ろう」というテーマの元、財務会計と管理会計の違いから始まり、決算報告書の基本的な言葉の意味や数字の読み方、変動損益計算書の作成の仕方などをご教授頂いた。
貸借対照表や損益計算書では読み解きにくいリアルタイムな事柄を変動損益計算書を作成することで、より深く自社の収益構造を理解することが出来た。
2日目は「自社の数字の問題点を知ろう」というテーマで、貸借対照表をB/Sブロック図に落とし込み、自社の資金繰りや損益分岐点、必要な利益をどう数値化するのかを学んだ。
全体を通して、数字に強い経営者になることを目的に様々なワークなども活用して、基礎的な力だけでなく、数字を通してどう自社を分析し、現状を認識し判断していくかという経営者の目線を教えていただいたと思う。
ただただ日々の売上だけを追っていただけの毎日が様々な角度から視点を変えてみることで違った切り口を見つけられそうな、そんな貴重な時間を体験させていただいた。
[文責](有)オフィス日光
入江正文
Posted on 2024年4月30日(火) 09:00
News Topic 03 栃木のNEWS
~県南支部総会~
理事者は一般会員の3倍速く成長する

山嵜俊也氏
3月26日、県南支部総会。2024年度役員人事と年間活動テーマについて議論を行った。
支部長は私が1年ぶり2度めの就任。副支部長に(株)アイテム 阿良山氏。支部幹事は(株)シンデン 八木(仁)氏と保険業 福田氏の2名。計4名体制。
本音を言えば支部幹事はもう少し欲しかったが無理強いや名誉登用なく現実に立脚しながら会を漸進させるにはこれで良かったと思う。
昨年より例会の中で県南支部の存在意義や目的、価値についての本質的な議論を行う機会を頂き、参加会員の皆様には既に役員級の貢献をしてもらったと思う。
さらにこの日「“役得”について体験報告をされてはどうか?」という貴重な意見も頂いた。今期中にぜひその場を設けたい。ここで少し伝えさせて頂くなら「会の問題解決プロセス」こそが役得だと思う。
初の役員就任時に大先輩から「理事者は一般会員の3倍速く成長する」と教えてもらった。3倍はともかく凡庸以下の私が自然環境以上の成長をできたことは間違いない。疑似経営体験の中で主体性という加速装置を頂けたのだと思う。役員6年を含む計7年を経て自社の代表交代も無事に済みなんとか経営する事ができている。
さて今期の年間テーマは「お役にたちます!」に決まった。私が頂いたのと同様、少しでも皆様の経営に役立つ会活動を展開していきたい。同友会の本質は会員個々人の主体性とその経験だと思う。
未熟な運営で恐縮ながら皆様のその知見をぜひ提供頂きたい! 字数都合による口調を謝罪し〆。
[文責]タカマチ産業(株)
山嵜俊也
Posted on 2024年4月30日(火) 08:00
News Topic 04 栃木のNEWS
~鹿沼・日光支部総会~
共に学び共に成長する
2024年3月28日に板屋ビルヂングにて鹿沼・日光支部総会が行われた。
総会に先立ち新入会員の一般社団法人三乗堂の3名(井村香澄さん、中愛さん、森崎玲子さん)より挨拶を頂きました。
総会では斎藤秀樹支部長より2023年度の活動報告があり、引き続き10年ビジョン、2024年度活動計画案が発表された。
2024年度は基本的に2023年度の活動を継続することになるが、
①他団体と連携し行政職員との意見交換の実施
②宇都宮大学生と経営労働委員会によるインターンマッチング事業への協力
③台東支部(東武線沿線)との連携
以上を重点的に取り組んでいくこと、合わせて来年度より、支部長に浅野敏一氏、副支部長に齊藤加居氏が就任することが決議されました。
総会に引き続き鹿沼市社会福祉協議会相談支援あおぞらの柴田雄太氏より『中間的就労形態』と中小企業の望ましい関係~生活困窮者支援の立場から~のテーマで報告を頂いた。
社協自体の活動内容の説明の後、「中間的就労事業」についての説明があった。生活困窮者支援についてはメディア等で耳にすることがあるが、実際に活動している方の話を聞けたのは良かった。
あおぞらでは年間1500件の相談を5名で対応しており、その数に驚かされたと同時に担当者個人の頑張りで支えられている部分も大きいことに気付かされた。
今回の報告は利用者の就労体験や支援付き雇用の提供先として会員企業が関われる可能性があり鹿沼日光支部のビジョンに合っており引き続き協力をしていきたいと思う。
最後に総会にてわたくし浅野が新支部長に就任しました。不慣れで私自身が学ばなくていけないことが多いのですが、「共に学び共に成長する」を実践していければと思っています。
[文責]株式会社コメノイ
浅野敏一
Posted on 2024年4月30日(火) 07:00
News Topic 05 栃木のNEWS
~県北支部総会~
学びの場を求めている青年経営者は必ずいる
令和6年3月28日に(有)赤札堂印刷所で県北支部総会が行われた。参加者は4名、と多少寂しくはあるが、皆、県北支部しいては同友会を盛り上げていきたい、という想いが伝わる支部総会であった。
会員の輪を広げるには、どう動くか、何をすべきかなど、意見が繰り広げられた。
学びの場を求めている青年経営者は必ずいる、人の採用に困っている経営者は必ずいる、そのような経営者の方たちに同友会を知ってもらう、そのような“場”を設けることをわれわれ県北支部の活動の方針とした。
支部総会終了後懇親会をおこない、日頃の問題、現在の経済環境や会社のことなど様々な話で盛り上がった。
世代を超えて屈託のない意見が交わせる、同友会の長所の一端である。
[文責]八木澤社会保険労務士事務所
県北支部長 八木澤和良
Posted on 2024年3月31日(日) 12:00
発行日:2024年 3月31日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:https://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
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