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No.181_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 05 栃木のNEWS
~県南支部例会

情勢に関する座談会

2025年5月21日に県南支部例会が小山市小山城南市民交流センター・ゆめまちにて開催された。今回は支部長の起案で、参加企業の経営にまつわる情勢を含めた情報交換がなされた。

今回例会に参加した8名(8社)に於ける自社の景気動向や今後の見通しについて共有された。全体の報告を纏めると次の(1)から(3)の様な内容となった。

(1)直近3ヶ月程度では、改善傾向かつ良いと判断している企業が過半数に達し、悪い判断する企業は1~2社だった。

(2)自社の今後3 ヶ月程度の景気動向見通しについては横這いと判断した企業が過半数を超えて悪化と判断した企業は少数だった。ただし、全社ともに今後6ヶ月から1年後の見通しについては皆不安を感
じているのか、先行きの業績についての見通しは悪くなるだろうとの意見は一致していた。

(3)設備投資の傾向については現状の話を聞く限りでは決して悪くない様ではあるが、今後の見通しの不透明さからか消極的な姿勢や慎重な意見が大多数を占めた。

マクロ経済の実態は悪くないが、景気観(気分)は詳細については割愛するが、かなりネガティブという意見が有った。これらの情報が飛び交い、今回の例会が徐々に重苦しい雰囲気に支配してゆく中、筆者も「あぁ、やっぱり景気の悪さや外部要因には負けない術は無いのか…」とダークモードに堕ちようとした次の瞬間、一筋の光明が差した!その先陣を切ったのは運送業のY社長。

自社の業績の伸ばしている秘訣について次の様な話をしてくれた。「ウチは大手が嫌がる仕事やみんなが嫌がる仕事を拾う事で事業の安定性に繋げる事が出来たよ!我々中小企業が狙うべきはニッチな市場に
目を向けるとチャンスはまだまだ有るんじゃないの!?」会場に消えた希望の光が再び灯る。

続いて人材派遣事業を営むY社長のエピソードが披露される。「コロナ禍では確かに大きなダメージを受けた。そこで次の戦略として実践した事が、人材を提供する市場を工業製品工場から「食品業界」と「農業」に切り替えた結果業績を回復させる事が出来たよ!生活に必要な物資や内需をターゲットにした結果が成功したのだと自己分析をしています!」この時の二人の経営者の発表が実に頼もしく見えた。

確かに今の世の景気は決して良いとは言えない。先行きも見通せずに日々の不安は解消される事は無い。だが、こうして一歩自社の外の世界(例会)に踏み出せば自社以外の様々な経営事例に触れる事が出来る。通常、中小企業の経営者は自社の中だけの数字や状況しか見ていない。ましてや他企業や他業種の動向や情報は、ほぼ分からないと言っても過言ではないだろう。経営者は自社の現在位置や世の中の情勢・経営のヒントをどれだけ多く持っているかが、今の先行きの不透明な世の中を切り抜けていく為に重要である事を実感した。次回の例会に参加するのが待ち遠しく思う。

[文責]県南支部・阿良山輝明

【コラベルト】宇都宮大学 インターンシップマッチイベント

栃木県中小企業家同友会応援プロジェクト
コラベルト主催 インターンシップマッチイベントのご案内

地域の企業と大学生をつなぐ
インターンシップマッチイベント

 私たちコラベルトは、大学生を対象にインターシップや企業説明会に関する独自調査を行った。その結果自ら積極的にインターンシップ等に取り組んでいる学生は少なかった。

 理由として、現状の説明会・インターンシップ等の制度が学生のニーズと合っていないことや、個人で企業にアプローチすることへの不安などが挙げられた。

 そのため、私たちが企業と学生の架け橋となりミスマッチのないインターンシップを実現するためのマッチイベントを開催する運びとなった。

 各企業は、自社の魅力をPRすると共に現役大学生のリアルな就職に関する情報を間けるチャンスになる。

01 優秀な学生たち

県内唯一の国立大学である宇都宮大学の学生に自社をアピールできる

02 学生の生の声

多くの現役大学生とリアルな会話が可能

03 私たちが取材

取材内容は事前にWeb&SNSにて配信

企 画
コラベルト
宇都宮大学 地域デザイン学部 コミュニティデザイン学科
開催日
2025年7月7日(月)
会 場
宇都宮大学陽東キャンパス
対 象
県内の企業
費 用
1ブース 8万円継続で参加の場合5万円)

前回開催の様子と申し込みはこちら

お問い合わせ先) コラベルト
〔宇都宮大学 地域デザイン学部 コミュニティデザイン学科〕
HP:http://rd.utsunomiya-u.ac.jp/comd/
Mail:koraberuto@gmail.com
小倉TEL:070-4288-2325

No.93_目次

発行日:2017年 8月30日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。

No.93_News Topic:全国の話題01

News Topic 01 全国の話題
~中小企業家同友会全国協議会(中同協)第49回定時総会 in愛知~

交流会の様子

会場の様子

去る7月6日から7日、本年度の定時総会が愛知県名古屋市にて全国から1400名を超える参加者を迎え開催されました。 1日目は本年度の中同協の掲げる課題と活動方針【①経営の基本を学ぶ場をつくること②10年ビジョンを掲げて活用すること③学校・自治体との連携を深め人材育成に生かすこと④会員5万名達成に向け、計画的に会員増強を図ること⑤中小企業振興基本条例を推進すること⑥同友会運動の歴史認識の継承と系統的学習をすすめること】が確認され、各々の活動方針について19の分科会に別れて討議が行われました。各分科会では先進的な具体例から普遍化し、各地同友会の取り組むべき課題が鮮明になるよう深めました。2日目は議案採択に引き続き、今期で退任された鋤柄前会長と広浜新会長が「中小企業と同友会の強みを活かす」をテーマに対談を行ないました。お二人は私たちに、「同友会運動の継承者として、“時代をつくる主体者として誇りをもって活動して欲しい”」と語られました。

[文]石綱知進/(株)共立

No.93_News Topic:全国の話題02

News Topic 02 全国の話題
~中同協 第20回女性経営者全国交流会in 富山~

小さな仕事・企業を蜂の巣のようにつなげよう!

交流会の様子

 去る6月15日~16日、富山市で「第20回女性経営者全国交流会(女全交)」が全国690名を超える会員の参加で開催された。 私は「仲間づくり」がテーマの、大阪同友会設営の分科会に参加した。大阪
同友会では女性部活動を進めていくために、女性部の存在意義が同友会の理念の他、何項目か掲げられていた。 特に「草の根経済の活性化」ということに感銘を受けた。創業する女性経営者も増えてきているが、往々にして社員数は多くないし、経済規模も小さい企業が多い。だが、その一つ一つは、生活者の視点を大切にしている。女性部は企業を連携させ、仕事を広げていくことに、ひとつの存在意義があるのではないかということであった。 われわれのような中小企業は、「一つ一つは小さいが、蜂の巣のように連携した一つの集団となる事で存在意義が高まり、地域で力を発揮していくことができる」という視点を持つことが必要であると考えた。

[文]代表理事 八木 仁/(株)シンデン

栃木県中小企業家同友会

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