No.93_活動報告:7月県例会

活動報告 02 7月県例会

~農業生産法人というフロンティアで(株)ゼニスは成功するまで挑戦し続ける~

県例会の様子

県例会の様子

[報告](株)ゼニス 環境事業推進グループリーダー 中村 誠氏

グローバル化による製造業の海外移転と少子高齢化による国内消費減退のもと、我々中小企業は皆、それぞれ生き残りをかけた変革を迫られてきました。 そんな中、コピー機部品の設計製造で国内メーカーから高い評価を得て事業を伸ばしてきた株ゼニスも、環境変化に対応して実に多くの挑戦を続けています。 中国工場進出、循環型社会に対応した生ごみ堆肥化装置の販売と失敗、生ごみ処理場の買収・運営・売却。太陽光発電事業。農業生産法人の設立。製造業のノウハウを生かした徹底的な品質・生産管理での高品質作物づくりなどなど。報告者が任された農業生産法人ではイチゴ・トウモロコシに続き、現在は「かっぺのトマト」という高品質トマトの生産に全力投球中とのこと。トマトの病気に対応したり、人手による受粉・芽欠き、CO2管理など高品質化のためには非常に手間がかかり、その手間に見合った価格で売るためのブランド化が課題だそうです。しかし、最近は金谷ホテルから「こんなトマトに出会いたかったんだ」と言われるほど、評価も広がってきています。 全く畑違いの業界から、新天地に飛び込んで悪戦苦闘中の中村さん。がんばれ! 同友会は、そんな彼が経営者として学び、成長できる場でありたいと思いました。

[文]小山研一 (有)赤札堂印刷所

栃木県中小企業家同友会

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