No.95_News Topic:栃木の話題

News Topic 03 栃木の話題
~2017経営指針セミナー修了~

2017年経営セミナー講演の様子

『社長の道場』を掲げ、2017年度の経営指針セミナーは本講6回と補講2回を行い、本年度の延参加人数は100名を超え、多くの方に参加頂けました。参加頂いた顔ぶれを見ると、事業承継者(予定者を含む)の人数が増え、団塊世代経営者の退職という社会の現実を表していると感じました。

本セミナーは、「1.学びはライブ!学びは積み重ね!積極的に参加しよう。2.自分から「問い」をたてよう!「問い」が「答え」を生みます。3.この場でのことは秘密とし外に話さない。」を基本原則に運営しております。この信頼関係に基づいて、自社の課題、自身の立ち位置(創業者か、承継前か後か、社員との関係、現社長である親御さんとの関係と心持ちは?)を他の参加者に開示し、その上で今後どうしていくかを話し合いました。

本シリーズでは『経営指針』(経営理念・10年ビジョン・経営方針・経営計画)をつくること、つまり、自身の経営指針の材料を整理し、社員に言葉で伝わる形に『成文化する』ことを主目的にしていますが、その前段階にある自身の立ち位置の確認と進め方の確認にも意識を払いました。

セミナーの第5回目・第6回目は、受講生による経営指針の発表会が行われ、複数年参加頂いている方や今回から参加頂いた方、そして今作成中の方より発表や質問が行われ、他の参加者から質問や助言が書かれた付箋貼りが行われました。この助言には厳しい意見も混じっていますが、それら意見は「働く社員が人間らしく生きる経営を目指す」「そのために経営姿勢を確立する」観点から行われており、助言者からの本気の付き合いをしようという意思の現れと感じました。

来年も本勉強会を開催しますが、名称を改め、体験を交流しながら作り込むという意味で「経営指針を創る会」とします。参加可能人数に限りがあるため、案内があった際にはお早めにお申し込みをお願いします。

2018年度日程

[文]共に育つ経営研究部会 斎藤秀樹
/ウィステリア・グループ

栃木県中小企業家同友会

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