『 みんなの広場 』カテゴリーの投稿一覧

No.69 第25回 みんなの広場

第 25 回

中村なかむら 清隆きよたか会員

(有)翔建築設計事務所 代表取締役

 県央支部会員

よみがえる報徳思想

私が日光市の二宮尊徳の研究会である「報徳道研修 いまいち一円会」に入会してかれこれ14年経ちます。毎月例会があり、今年は会計係を仰せつかったのでしょうがなく皆出席。創立時の座長であった元教育長の佐藤先生が今年84才でお亡くなりになったのを期に、突然使命感が芽生えた私。70才以上の高齢者が多い会で、近い将来会存亡に関わると感覚的に思ったのと、後世に伝えていかなくてはならないという強い意欲が芽生えたようです。

中国では近年二宮尊徳ブームを迎えています。本当ですよ。2003年に中国の研究者が主体となって発足した「国際二宮尊徳思想学会」は2年に1度開催し、去年京都で第5回大会を開催しました。5回のうち3回は中国で開催されている。国内よりもむしろ、経済と道徳の相克が深刻化している中国において大いに注目されており、北京大学や清華大学などそうそうたる学府を中心に研究が進んでいます。中国の研究者は若手が多く、本家の日本は高齢化。

東京都副知事の猪瀬直樹氏が「ゼロ成長の富国論」を発表し、報徳思想が経済的成熟社会と人口減少時代に直面する現代社会の問題点を解決する糸口になるのではないかと提案しています。

尊徳および報徳仕法役場の膨大な記録は、現在きちんと国会図書館に残されています。再現性のある尊徳の手法は、農業から形を変え、現代のビジネスにも応用できるのではないかと思っています。

No.68 第24回 みんなの広場

第 24 回

橋本はしもと 秀則ひでのり会員

(有)ニイアス 代表取締役

 県南支部会員

萩の旅

5月19日幕末・明治維新の一大拠点となった長州藩、萩に出かけた。駅前で自転車を借りて萩城城下町一帯は江戸後期にタイムスリップした錯覚におちいる。

この地域には吉田松陰の門下や盟友の誕生家も集中している。たとえば、高杉晋作・木戸孝充(桂小五郎)・青木周弼の生家などである。幕末長州の原動力となった松下村塾は、城下町から約2キロの郊外にあり、とても小さく貧しい寺子屋のような建物だが、高杉晋作、久坂玄瑞、木戸孝充、伊藤博文、山県有朋、井上馨・・・・と数えきれない人物を育てた。たった2年半の間の教育であり、時代の追い風もあったにせよ日本の歴史での中で最も優れた教育機関かもしれない。

萩は歴史のロマンを感じるとともに、激動の時代を切り開いた人物は、なぜか短命で戊辰戦争で東北、函館まで転戦した奇兵隊の多くは、明治になって不遇な人生をお送り、明治に権力を手に入れ地位と名誉を手に入れたのは、ほんの一握りで足軽などの身分にいた人物だった。

吉田松陰や高杉晋作、久坂玄瑞らが作った明治はどんな時代だったかを想像しながら萩の町を去った。新明日

No.67 第23回 みんなの広場

第 23 回

中村なかむら まさる会員

 県北支部

下手の横好き

会員在籍が1年未満の中村勝です。劣っていても勝です。

本業は複写機用の消耗品を開発、製造、販売しています。

昨今は環境ソリューション事業に力を注いでいるところです。

社名はゼニスです。舌を噛みそうな社名なので、なかなか憶えていただけません。。そこで「銭にする会社」のゼニスと言いますと憶えてくれます。

先輩に新人は自分を知って頂くために、「寄稿しなさい」。とアドバイスをいただきました。新人といわれても、1945年、昭和20年生まれなので、40歳は過ぎていますから少し照れます。細かい事は気にせず、本文に入ります。

会友のみなさんも趣味はいろいろだと思いますが。私もゴルフ大好き人間で24歳からゴルフを始め、40年以上が過ぎました。シングルの時もありましたが、長くは続きませんでした。止まっているボールを打つので、簡単のはずですがこれがなかなか難しいですね。

ゴルフは人によって、癖があります。
 1.スタートでテンプラ・ダフリをやって、こんはずは無いと言い訳する人
   それって実力なんじゃない。
 2.OBを出して、何度も素振りを繰り返す人。
   悪いスイングを体に記憶させて、どうするの。
 3.アドレスしたまま、動かない人。
   早く打ってよ後ろが待っているので。
 4.いくつで回るの、2時間半
   相当な勘違い。
  等、好きと上手は別なんですね。「人のふり見て我ふり直せ」と聞こえてきます。“猛反省”

ところで依る年波は隠せません。最近は100をチョコ、チョコ叩きます。そこで一曲、小林旭の「昔の名前で出ています」に合わせて、歌ってください。

  ♪家を出る時、優勝するつもり、コースに出てみりゃ
  右、左
  俺のボールは何処にきえたやら、
  キャデイーが捜してくれるの待つは
  むかしのハンディで出ています♪

2番、3番は誰か作詞して下さいね。大変失礼しました。

No.66 第22回 みんなの広場

第 22 回

粟野あわの 尚子ひさこ会員

障がい者就労支援委員

 I ♡ サッカー I ♡ 山

皆さんは「栃木県民の歌」ご存知ですか?

もちろんですよね。栃の葉の風さわやかに。

スタジアムを埋め尽くした人々が一斉に歌い出す様は、まさに荘厳です。

これは、栃木が誇る「栃木サッカークラブ(通称栃木S C)」のキックオフ前にサボーターが選手におくるエールです。根っからの栃木つことしては、涙がでます。

クラブチームからスタートし念願のJヘ、今年は「Go to J1」と目標を掲げ、栃木初のJ1チームが誕生するのもそう遠くはない話です。

駅伝・マラソン・柔道・水泳…「観るスポーツ好き」の私が、栃木SCにぞっこんになったのは、5年前にグリーンスタジアムでの試合を観た時からでした。サッカーはテレビで観るものという感じでしたが、クラブチーム同士の試合とはいえ大変な迫力でした。それ以来足を運び続けています。J昇格の時は選手とサボーターが涙・涙で大興奮。ここまで書くとさぞかしルールも詳しくサボータ一軍団に交じって大声を張り上げているかというと・・・。今だにルールには疎く、スタジアムの問っこで大声援をおくっています。そこから見える、選手とサボーターが一体となっている構図が好きなのです。

本当は、自ら身体を動かした方が良いのでしょうが、中々この体形ではトホホ。定年後のホノルルを目指し、山歩きで体力作りはしています。日々の喧騒から離れ自然との触れ合いは、自分自身を見つめ直す時間と一石二鳥です。毎年1月には、富士山の見える山ヘ行くのが恒例です。今年は山梨県にある鬼ヶ岳(標高1738m) に登りました。今年は天候にも恵まれ、目の前に広がる富士山の雄姿は言葉にあらわせないほどの美しさでした。思わず子を合わせたのは言うまでもありません。山の頂を目指す方法(ルート)はいくつもあります。個人の能力・体力に合わせて選ぶことができます。自己を研錯することにより選択肢も変えることができます。楽することも追い込むことも自分次第です。

最近、今年の年間パスポートが届きました。また一年、「Keep on figthing!」皆さんもぜひグリーンスタジアムに足をお運びください。そして一緒に[県民の歌]を歌いましょう。

No.64 第21回 みんなの広場

第 21 回

相田あいだ 憲一けんいち 会員

県北副支部長

「空手」から学んだ。 「同友会」は経営道場だ!

右から2人目が本人

いつもお世話になっております。さくら市(旧氏家町)で運送業を営んでいる父の後を引き継ごうと、日々奮闘中、今年33歳になった相田憲一と申します。

今回、「みんなの広場」に投稿させていただくこととなり、私の趣昧について何を書こうか色々考えてみました…。自他共に認める「多趣昧」な私は、簡単に例をあげるだけでも、サッカー・フットサル・空手・スノーボード・エレキベース・BBQ、読書、映画鑑賞など…。今後やってみたい事もたくさんありますが、きっかけや時間が中々とれないでいます(泣)。そんな中で今回は20代で始めた「空手パカ一代」でご存じの方もいる空手に絞って書かせて頂こうと思います。

私の入門のきっかけは、当時K-1など格闘技ブームで盛り上がり始めの頃でもあったのですが、ある1本の映画を見たときに、「男たるもの何かあったときに自分の大事なモノを守れる男でなくては…」と簡単に感化され、友人がたまたま入っていた道場に流派も内容も知らずにど素人が入門。

入って驚いたのが、毎回、「基本」の練習もするのですが、「組手」の時は布切れl枚の道着をまとうだけで、素手や素足で本気の殴りあいを始め、拳の皮が破け、血痕の残る道着を見た時には驚樗でした。怪我などをして足を引きずりながら会社に向かう時もあり、「金を払って俺は何をやっているんだろう?」って思った時もありましたが、案外面白いもので、稽古を続けて行くにつれ段々と体も順応してきて怪我の回数や度合も減ってくると、次の段階をチャレンジしたくなり、より上達しようと言う意欲が湧いてきました。

道場生も色々で、10代から60代までいまして、学生はもちろんのこと警察官・家電系販売の所長さん・車の整備士、土木関係の社長・卸売市場の方や学校の先生などと違った環境の人が集まって切瑳琢磨しています。みなさん年齢も経歴も全然違いますが、一つのことを一生懸命本気でお互いを高めようとしている熱い心をもった仲間なので、団結力も半端じゃないです。お酒を飲む機会も多々ありますが、一緒に笑ったり泣いたりできる心からの友が私には出来たと思っています。テレビやネットで空手を見る機会があると思いますので、そんな人達も戦ってるんだなと、違った見方をしてもらえると面白かもしれません。

ここで書きながら一つ思ったのが、「同友会」も似たところがあるなと思いました。職種や状況が違うとは思いますが、「よい会社の経営Jという一つの目的・目標をもった人達が集まり、本気でぶつかり合い切瑳琢磨し、熱い思いをもって日々お互いを高めあっていくそんな場所が『同友会』という私の経営の道場なのかなと思います。

栃木県中小企業家同友会

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