Posted on 2017年9月4日(月) 14:47
活動報告 01 6月県例会
中小企業家同友会で学んで

県例会の様子
[報告](株)シンデン 代表取締役社長
八木 仁氏
6月県例会が宇都宮東市民活動センターにおいて6月29日行われた。テーマは「中小企業家同友会で学んで」。報告者は当会代表理事、株シンデン、代表取締役八木仁氏。二代目社長として歩んできた道のり、中小企業家同友会へのきっかけ、活動を通しての学びについて報告を頂いた。現在同社において恒常的に行われている新卒採用までの困難多き道のり、八木氏が経営において重要視する売価と粗利の関係性、企業経営の羅針盤、従業員構成と経営計画を時系列で捉える「年齢構成表」の使用方法等、その全てが具体的、且つ実践的であった。報告は自社の経営にとどまらず、「地域分析、その発展論」そして「それに同友会としてどう貢献できるか?」にまで及んだ。その熱はその後のグループ討議に伝播、活況を呈した。八木氏の活動は「良い会社を作ろう!良い経営者になろう!良い経営環境を創ろう!」の同友会をまさに体現するものであり、大きな大きな学びの場となった。
[文] 福田忠史
Posted on 2017年9月4日(月) 14:39
活動報告 02 7月県例会
~農業生産法人というフロンティアで(株)ゼニスは成功するまで挑戦し続ける~

県例会の様子
[報告](株)ゼニス 環境事業推進グループリーダー 中村 誠氏
グローバル化による製造業の海外移転と少子高齢化による国内消費減退のもと、我々中小企業は皆、それぞれ生き残りをかけた変革を迫られてきました。 そんな中、コピー機部品の設計製造で国内メーカーから高い評価を得て事業を伸ばしてきた株ゼニスも、環境変化に対応して実に多くの挑戦を続けています。 中国工場進出、循環型社会に対応した生ごみ堆肥化装置の販売と失敗、生ごみ処理場の買収・運営・売却。太陽光発電事業。農業生産法人の設立。製造業のノウハウを生かした徹底的な品質・生産管理での高品質作物づくりなどなど。報告者が任された農業生産法人ではイチゴ・トウモロコシに続き、現在は「かっぺのトマト」という高品質トマトの生産に全力投球中とのこと。トマトの病気に対応したり、人手による受粉・芽欠き、CO2管理など高品質化のためには非常に手間がかかり、その手間に見合った価格で売るためのブランド化が課題だそうです。しかし、最近は金谷ホテルから「こんなトマトに出会いたかったんだ」と言われるほど、評価も広がってきています。 全く畑違いの業界から、新天地に飛び込んで悪戦苦闘中の中村さん。がんばれ! 同友会は、そんな彼が経営者として学び、成長できる場でありたいと思いました。
[文]小山研一 (有)赤札堂印刷所
Posted on 2017年9月4日(月) 14:27
News Topic 05 栃木の話題
経営指針セミナー①②③
数字から学ぶ経営指針セミナー

セミナーの様子
「2017」年度経営指針セミナーが6月からスタートした。私自身、前回は一参加者として講義を受ける立場であったが、今回より講師として講義をする立場になり、様々な気付きを与えられた。 特に、第1、2回で会計、税務といった企業における数字の点から話をしたが、我々のような常日頃数字を扱っている者と経営者とでは、数字に対する理解度に大きな隔たりがあり、その点に我々が気付いていなかったことを強く感じた。しかし、経営指針セミナーの中で共に考えることで互いに理解できるような時間を共有できた。経営指針セミナーは途中からでも経営の参考になる話は多くあるため、興味のある経営者の方は是非参加してもらいたい。
[文]片平芳明こいあい税務事務所
Posted on 2016年8月25日(木) 12:00
発行日:2016年 8月25日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。
Posted on 2016年8月25日(木) 11:00
News Topic 01 全国の話題
~中同協 第48回定時総会IN大阪~
京都大学・山中教授の座右の銘は「VW」
7月14日~15日、大阪で中小企業家同友会全国協議会(中同協)の第48回の定時総会が全国1300名を超える会員の参加で開催され、今期の中同協の役員、課題や今後の方針が討議された。
初日は15の分科会で、いろいろな課題の討議、2日目は今後の方針が決められた。特に採択された「中小企業家エネルギー宣言」は、原子力や化石燃料に依存ぜず、身の回りの多様なエネルギーを見直し、その活用に事業の活路を見出していこうというものである。
総会の最後はIPS細胞の山中伸弥京都大学
教授の講演であった。研究医修行の米国留学中、指導教官から「VW」が成功の秘訣だと言われた。その意味は{Vision & Hard Work}。Hard Workで突っ走っていた山中教授が、初心に帰って「何の
ための?」を考えるきっかけとなり、IPS細胞の発見につながったとの話で
あった。
[報告]代表理事、事務局長代行
八木 仁/㈱シンデン