No.69_10月 県例会報告

10月県例会報告

「いま、地域と中小企業は何をすべきか」

報告者

吉田 敬一 教授

日 時

10月20日(木)

会 場

小山商工会議所

参加者

20名(内オブザーバー6名)

10月の県例会では、「いま、地域と中小企業は何をすべきか」についての勉強会を行いました。始めに映像で東日本大震災時に同友会が復旧活動にどの様に携わかったかを見て如何に同友会が地域社会と密接な関係を築いているかを改めて知りました。

それから、吉田敬一教授の講演が始まりました。話の中で現在の社会には数々の問題が有り、かつての日本的なライフスタイル〔持続可能な循環型体質〕が必要だと述べて、地域社会と密接な関係を築いている中小企業こそがそれを第一線で担って行かなければならないと述べられました。叉、講演の中で先生はTPPに関する事例も出しました。現在の自由貿易圏の略図を書かれてAPECやASEAN等との関係を説明してから改めてTPPに参加をする意味があるのかと言っていました。勿論、この講演会の時点では日本のTPP参加は分かりませんでしたが先生の話を聞いていると改めてTPPに加わる必要はないのではないかと思いました。

結局、日本もアメリカ主導のTPPに参加する事になってしまいましたがそれでも私たちは地域に根ざし地域と共に育っていく「共育型」の中小企業として歩まなければいけないと感じました。

文・宇嶋 直政

栃木県中小企業家同友会

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