No.80_活動報告:県南支部

活動報告 01 県南支部 1月県南支部例会報告

個人保証を正しく認識する
社長の子どもはいるのか?

昨今年1月13日、小山ロブレにて県南支部例会が開催された。前回に引き続き2月に行われる県南支部主催の県例会の事前練習会となった。「世代交代」と「お金」が絡む話をどう伝えればよいか、どう話せば理解してもらえるかについて真剣に論議。熱の入った打ち合わせになった。

一番のポイントは「事業を引き継がなくても個人保証が引き継がれる場合がある」点だ。親の資産を1円でも貰ったら、社業を引き継がなくても自動的に個人保証も引き継がれてしまう。つまり、個人保証の場合は債権者に対して交渉の余地がない。債権者はいつ、誰に、いくら請求するかを勝手に選ぶことができ、債務者に抗弁権はないということだ。

仮に兄が会社を引き継ぎ、弟が財産分与を受けて独立したケースで、家業を引き継いだ兄の事業がうまくいかなくなった場合、銀行は直ちに全額を弟に要求できる、ということになる。これらを認識している「社長の子ども」はそうはいないだろう。

以上のような話を、創業者、後継者を問わず理解してもらうためにはどうするかについて、3時間以上の時間を掛けての話し合いとなった。

[報告]県南支部長 三ツ村義康 / (株)三ツ村製作所

栃木県中小企業家同友会

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