No.67 山中重雄 代表理事挨拶

今こそ社会的役割を自覚し、
企業経営を通じて
日本の復興のため力を合わせよう

代表理事 山中 重雄

我が国経済は、2008年9月のリーマンショック以降世界的な経済危機を背景に大幅に悪化した後、2009年春頃を底に持ち直しを続け、2010年に入ると企業収益が回復し、会社、家計に も底堅さが見られるようになりましたが、回復には至っていません。

また、3月11日に起きた東日本大震災は、今も余震と福島第一原子力発電所の放射能漏れが終息せず、東日本を中心に日本国内の様々な産業に被害を及ぼし続けています。会員皆様と御関係者の中には、御家族や取引先などに被災された方もいらっしゃいます。多くの尊い人命が失われたことに深く哀悼の意を表し、被災された皆様方に心よりお見舞いを申しあげます。

5月の中同協の幹事会で被災された県の代表理事からお礼の言葉があり、改めて同友会のすばらしさを実感しました。全国の同友会から約2億5000万円、物資も200トン以上が集まり、義援金は5月11日までに青森、岩手、宮城、福島、茨城の5同友会に送金したそうです。

栃木同友会では、東日本大震災への対応方針として、①会員間のネットワークを生かし、商品・サービス・経営資源情報の交流や原材料調達等の強化を推進していきます。②リスクに強い企業作りを学ぶ県例会を開催していきます。③復興のための会員同志の支援体制を構築していきます。④中小企業経営支援のための行政(県・市等)への要望活動をします。⑤公的金融機関との連携を推進します。

私達は経営者の責任のもと、全社一丸となって企業・営業と雇用を守り、正常な事業活動ができる環境づくりをすすめます。そして今こそ、社会的役割をはたす時と自覚し、企業経営を通じて被災地支援と日本経済・社会の復興に取り組んでいきたいと思います。各委員会とも力を合わせて目的達成のために、頑張っていきますので宜しくお願い致します。

栃木県中小企業家同友会

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