Posted on 2020年9月30日(水) 09:00
News Topic 03 全国のNEWS
~「想い」を貫く!「第48回青年経営者全国交流会2020」~
9月18日、第48回青年経営者全国交流会2020に参加した。志高く、集いし仲間と未来に挑む。~われわれ青年経営者で世界に誇れる日本の未来を作ろう~というビジョンを掲げ、オンラインでの開催となった。2030年ビジョンにつなぐ企業づくりと青年部活動のパネルディスカッションでは、中同協青年部連絡会歴代代表、(株)クニヨシの早間雄大氏と、前代表(株)イベント21の中野愛一郎氏、そして現代表(株)HONKIの石川朋之氏がパネリストで、コーディネイターは連絡会副代表の有希化学(株)本間秀樹氏が務めた。
コロナ禍での自社経営についてでは、一番先に影響を受けたイベント業界の中野氏が現状について、売り上げはマイナス60%減で厳しい状態だが、ピンチはチャンスと捉えて、BtoBからBtoCに切り替えたり、オンラインイベントを開催したり、個人レンタル業に力を入れ、前向きに全社一丸となって取り組んでいると報告した。毎日欠かさず、社長ニュースを全社員に送っているとのことで、社内の雰囲気は明るくて、一致団結できているという。こんな時こそ、「自分は自分だ」という強い気持ちと、「想い」が大切。「こけた反動で、コロコロッとまわって、パッと立つ」と力強く笑顔で語られた。このピンチを確実に活かして、強くなる。コロナ禍が先に来た分、早く対応できて良かった。むしろラッキーかもしれない。今は売り上げ倍増計画を進めているという。
早間氏は、「自分はこうなんだ。自分は○○が一番大事なんだ。」と言い切れる人が、変化に対応して変わっていける人だと思う。やはり「想い」が大切で、「想い」が匂ってこないと、伝わるものが薄い。数字には、面白いくらいに「姿勢」や「気持ち」が現れる。利益が上がったり下がったりした時に、その理由を語れることが大切。と語られた。
そして、何故同友会の青年部なのかというテーマでは、青年部には、即効性がある。年齢の近い全国の経営者と共に学ぶことで、切磋琢磨できる。そして当たり前に感謝できるようになり、学んだものをすぐに会社で社員と共に実行できる。全国の仲間と交流することで、色々な人の力も加わって、人としてとても大きくなれると思う。キラッと光る人と出会えると嬉しくなる。と、話は盛り上がった。今回のオンライン開催も、最初は誰もが厳しいと思っていた。50年の学びを止めない!「想い」を持っている人をもっと増やそう!みんなでやるぞ!と一体になって取り組んだことで開催でき、1470名もの人が集うことができた。ビジョンとは、人によって違うものだが、その人にとって大切なもの。コロナ禍でこそ見えてきた本気度があり、世界に誇れる日本にしようと「決めた」ことが大きいとのこと。
石川氏は、風が吹かないと蛸は上がらないが、風が吹かなくても、先頭で走って蛸を上げると決めた。「想い」を貫く、「想い」を伝える。そして広げていく。われわれ青年経営者の高い志と行動が、自社や地域、日本の未来にも現れる。未来をより良くしていきたいと語られた。
そして最後に、1.学びを体現する次世代リーダーとして全人格的成長を遂げよう。2.多様性を生かし人と地域が輝く企業をつくろう。3.本気本音で関わる仲間を地域に増やし世界とつながろう。という、2030年ビジョンが宣言された。
私は、もう青年経営者ではないが、青年経営者全国交流会が大好きだ。自分のいない未来に希望が持てる。参加するといつも元気をもらえる。世界に誇れる日本の未来を作って欲しいと心から願う。
[文責]NPO法人CCV 副理事長
神戸真弓
Posted on 2020年9月30日(水) 08:00
News Topic 04 シリーズ
~「同友会」って「どうゆうかい」?~
Vol2 同友会の「学び」(2)
前回は、同友会は「自分を知る」ところであり、「自ら学ぶ」方法を学ぶ場所である、ことをお話した。
では、「自分を知る」ということは具体的にどうすることなのだろうか?
わたしたちは、自分のことを自分で知ることはできない。ほかの人をカガミとして比べてみたり、第三者からの言葉をきいたりしたときに、初めて自分をすこしだけ知ることが出来る。
自分のことを直接見るよりも他の人のことを知ることのほうが簡単だ。だから、強制的に自分を客観的にみなければならない「自分の活動を報告する」ことや、「教える」ことのほうが数段じぶんを知るのには話がはやい。他の人に語るときに、自分のやってきたことや考えていることを客観的に考え、教えたり語ったりすることは難しくもあるが手っ取り早い自己成長の場にできる。
そういった意味で例会での経営体験の報告は体験の宝庫だ。よく、報告者(同友会では発表者とか講師とかをこう呼ぶ)が一番勉強になると、先輩たちはいう。そのとおりだ。そして、ここにはもう一つ秘密がある。最も勉強になるのは、同じ報告をなんどもするのではなく、報告するときは毎回別な報告をするか、報告を新しいものとして再構成するときだ。このとき、わたしたちの脳はフル回転し新しい発見や新しい体験をする。またそのような報告は参加者にもいろいろな影響をあたえ、考える機会をくれる。
また、経営指針をつくる会などでサポーターをすることも、受講生として勉強する以上に成長の糧となる。真剣に受講生の会社のことを考えたり、間違えないように下調べをしながら受講生にかかわることはサポーター自身のレベルを数段上げることになる。事実ここ数年間、サポーターとして参加した人たちの成長が著しい。もちろんみんな受講生として一度はつくる会に参加し、受講している。そのうえでサポーターになることで、着実に変わっていっている。相手のことを考えるということがこれほど人を成長させるのかと驚いている。やはり、一回一回真剣勝負の場だからか、その真剣さが結果をもたらしている。
総会や例会、フォーラム、新春講演会などなどをはじめから企画・運営することも、成長のための強力なツールだ。例会の企画を考えること(座長と協力者)、運営をおこなうこと(室長と運営担当)、グループ討論を取り仕切ること(グループ長と発表者)をよく考えてやることも人の能力を著しく上げていく。どうしたら面白い例会になるのか考え、次に繋がるようにするにはどうしたらいいのかを企画し、意見を出してもらい快適に会話してもらうにはどうするかを思案しながら実践していく。これほど強力な学びの場はない。そして、同友会がいいのは、ある程度の失敗が許されるのだ。仕事の現場ではできないようなチャレンジもここでは行なえ、なおかつ成功すれば自分の会社に持ち帰って応用することが出来る。同友会は挑戦の場所でもあるのだ。
自分を知り、自分を鍛え、自分を成長させる。そのためには「みずから」やってみることが一番の早道だと、同友会の現場での出来事はそう教えてくれている。
[文責]専務理事
石綱知進
Posted on 2020年8月31日(月) 12:00
発行日:2020年 8月31日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。
Posted on 2020年8月31日(月) 11:00
News Topic 01 栃木のNEWS
~県央支部8月例会~
「with コロナ after コロナ座談会
~コロナ禍での近況報告と対策のヒント等々、
コロナ環境が継続する今どうしたらいいのか?共に考えよう~」
~【behind コロナ】~
2020年8月7日宇都宮市東市民活動センターにて、会員13名の参加で、久しぶりに顔を合わせてのリアル例会が行われた。
この例会での私の気づきは、今まで考えなかった「behind コロナ」であった。
皆さん当然売上減等の影響が出ていたところが大半だったが、その中何社かは、今まで通り求人募集をかけたところ、その反応に驚いているという報告であった。
それは、まだ会社には籍があるが、仕事が減って心配だから求職活動を行っている方が目立っているとのこと。また経営者がどうしたら良いかわからず “あたふた” しているからであろうが、会社の雰囲気が悪く、どうも社員同士のいじめも起こっているようだという報告もあった。
女性パート社員を数多く採用しているという経営者は「数か月続いた学校の休校に転換点があったのではないか」と語る。私はその時一つ目の「behind コロナ」を感じた。
中同協副会長の加藤明彦氏の講演の内容を思い出したのである。リーマンショックの時、他社は社員の給料をカットしたりしていたが、加藤氏は、頑張ってそれをせずに乗り切った。ある社員の奥さんが近所の方と話しをしていて、主人の会社が立派な会社であることを実感し、旦那に「よい会社なんだから、がんばらなければいけないよ!」と激励したとの話があった。学校の休校は、気分を落ち込ませてはならない人たちを、直撃していたのだと理解した。
またある経営者は、「コロナも大変だが、米中の戦争が起きないかを心配している。」と言った。先日別の集まりでは「三峡ダムが心配だ。」という経営者がいたことを思い出した。新型コロナは中国の武漢から始まったが、今後の米中の関係や三峡ダムの今後は、2つ目の「behind コロナ」だと思った。
県央支部例会
[文責]八木 仁
(株)シンデン
Posted on 2020年8月31日(月) 10:00
News Topic 02 取材記事
~コロナ禍で見えた自社の存在価値~
8月26日に行われた栃木同友会例会の資料を届けるために、益子町に工場を持つ(有)高徳花火工場の飯田社長を訪ねた。
飯田社長が実務にあたっていたが社員の出勤はなかった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、この夏の花火大会がほとんど中止となったからだ。売り上げは昨対比で9割以上の減少。しかし、雇用調整助成金や様々な助成金と借り入れで雇用を守りながら収支バランスはとれているとのことだった。
飯田氏はこのコロナ禍の影響を受ける前から、秋・冬・春の仕事の在り方をずっと考えてきた。花火に限らず「得意な分野をどう生かせるか」を同友会の例会への参加、よろず相談所などで学びながら模索している。
高徳花火工場の創業は明治29年、今年で124年になる。飯田社長は4代目である。創業時は花火だけで食べていける時代ではなかった。父の代でようやく人を雇用できるようになった。東日本大震災の時には気仙沼市でボランティアの花火をあげた。被災してから49日目大変な状況にもかかわらず、地元の人たちが喜んでくれた。涙を流しながら花火を見上げる人々の姿に、花火の力を感じた。花火には慰霊や疫病退散の意味がある。本来なら今こそ花火が必要だった。そんな本来の花火の持つ意味合いを考える間もなく、あちこちの花火大会の中止が決まったのは3 ~ 4月頃だった。それ以来飯田社長は “おもちゃ花火” に活路を探り国産の手持ち花火を使った「お家で花火」を模索しはじめた。国産の線香花火は見どころが長い、子供たちは誰が一番長く続くか競争を始める。花火の光に浮き上がる笑顔には希望や、優しさが宿るとはいえ「やはり “夏の風物詩” 打上花火を見てもらいたい」。そんな矢先に、運動会の昼花火でつながっていた小中学校のPTAの方たちからオファーがあった。
「子供たちもストレスを抱えて我慢している。予算は少ないが手作りの花火大会を行いたい」PTAの皆さんの思いが、以前からプライベート花火(間近で見ることのできる小さな打上花火大会)をやってみたかった社長とつながった。・・コロナ禍でいくつかの課題もあったが子供たちへの思いで実現に至った。
短い時間ではあったが花火の光の先には浮き上がるみんなの笑顔と歓声がこだましていた。
(有)高徳花火工場 社長 飯田国夫氏
[文責]事務局
※プライベート花火
(有)高徳花火工場 TEL:0285-72-6456