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~第9回関東甲信越青年経営者フォーラム in 東京~

楽しくなきゃ学びじゃねえ!

令和5年5月27日にベルサール半蔵門にて、関東甲信越青年経営者フォーラムが開催された。

実行委員会は飯尾省吾氏((株)イキカタ・東京同友会)を委員長となり、「今までにないフォーラムにしよう」と決意して開催準備を進めてこられたとのこと。どのような学びとするかについては、苦しんだ経験、辛い思いこそ学びという前時代的な考えでなく、とにかく楽しく学ぶ!経営者が楽しんでなかったら、社員も楽しく働けない!という思いのもと、「楽しくなきゃ学びじゃねえ!」というスローガンを掲げた。この点は栃木同友会としても真摯に学ぶべきところと感じた。

パネルディスカッションでは、パネリストとして山貝誠氏(有限会社 能登新・新潟同友会)、岩崎貴裕氏(有限会社 オートトレーディングロック・神奈川同友会)が、ファシリテーターには山﨑将臣氏(有限会社 山﨑製作所・群馬同友会直前青年部長)と大垣広太氏(株式会社 KSP・東京同友会青年部長)が登壇した。

郷土料理屋である(有)能登新を11代目として承継した山貝氏は、社内外の常識を壊しながら粘り強く社内や漁港で誰もやっていなかった地域の水産資源に価値を付ける料理作りをやり続け、やがて共感する仲間たちが増え、地域のあたらしい動きとなった点を報告。(有)オートトレーディングロックは岩崎氏が創業した企業で、国内で価値が低くなった自動車の中古部品を海外の様々な国へ販売している。「普通に生活」していたら思いつかないような発想を自身の海外渡航体験を通して見出し事業化した点を報告。二人は承継者と創業者、地域資源を生かす事業と海外へ販売していく事業とで立場も付加価値の付き方も全く異なるが、「常識」に囚われないチャレンジをして新しい価値を作った点で共通している。

グループ討論では、グループ長を同友会歴が浅い会員が務めていたが、その方にとって新しい体験をチャレンジする場として、配役されたのだろう。

私自身も今まで参加したことが無かった懇親会二次会にチャレンジしたところ、前々から支部活動で連携したいと考えていた他同友会の方とお会いし、活動の協力をお願いすることができた。

本フォーラムでは、普段と違う発想・行動でチャレンジをすることを学び、実践した結果、早速大きな成果を得ることができた。このような場に栃木同友会からより多くの仲間たちが参加し、それぞれ自社に持ち帰れるよう、今後もより多くの会員を誘いたい。

山貝氏・岩崎氏パネルディスカッション紹介画像

[文責](株)ウィステリアコンパス
斎藤秀樹

栃木県中小企業家同友会

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