No.94_News Topic:全国の話題

News Topic 01 全国の話題
~第45回青年経営者全国交流会 in 茨城~

石川氏

石川 大樹氏

9月14日15日の二日間にわたり、茨城県水戸市で第45回青年経営者全国交流会(青全交)が開催された。16の分科会が開催され、全国から総勢1200名が参加。翌日の地元茨城新聞にも、「青年経営者1200名水戸に集う」「研修と親睦、熱い2日間」と紙面に取り上げられた。そしてこの青全交の分科会の報告に我々栃木同友会の石川さん((株)イシカワ)が臨んだ。私は石川さんの報告する分科会に参加、この分科会には全国から50名が参加、6グループに分かれ活発な討議が行われた。石川さんの報告は「家業から企業へ」。グループ討論では、その報告を皆共感し、自社と自分に重ね合わせ、自社の現状・課題を赤裸々に発言し、それを受けて解決への提案、また討議から何かの糸口を掴んだ方もいた。栃木同友会でも毎月県例会を開催しているが、全国大会である青全交の熱気は格別のものであった。

[文]八木澤和良/八木澤社会保険労務士事務所

青全交交流会の様子1
青全交交流会の様子2
青全交交流会の様子3
青全交交流会の様子4

「運送」か「物流」か?事業の定義が会社を決める

第13分科会では、「事業承継」をテーマに報告が行われた。社長になりたての高畠氏((株)京富士印刷・京都市)は、2年前より承継に先立ち社内改善をすすめてきた。

同友会歴が長く指針も作成済みの氏だったが、いざ理念の共有&実践となると思うようにいかなかったと言う。

頼りにしていた片腕候補社員が退社していく際の言葉から「社員目線に立てていない事」、「社員と本気で向きあえていなかった事」に気づく。それをきっかけに「自身の社員への認識を変えた」ところから行動が変り、社内の雰囲気が変り、社員との関係性が変わりだしたという。氏の報告より「社員と共に歩む覚悟と実践が伴なわなければ承継は表面的なものに過ぎず、組織としての成長の可能性をすぼめてしまう」と感じた。氏は最後にこう問いかけて報告を終えた。「社員を本当に愛せていますか?大きな心で受け止められていますか?」

[文]山嵜俊也/タカマチ産業(株)

栃木県中小企業家同友会

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