No.176_News Topic:新入会員紹介

News Topic 04 新入会員紹介

「お客様の安心のために、職場ももっと良くしたい」

有限会社ライフガードマネージメント 代表取締役 高橋俊行氏

有限会社ライフガードマネージメントは平成8年創業。先代が富士火災から独立して会社を立ち上げた。損保と生保を取り扱保険代理店としてスタートする。

現社長の高橋氏は縁があって先代社長の娘さんと結婚。「後を継いでくれ」って声がかかり、平成17年に入社。後継者としての道が始まった。

先代はお客さんから見たら、すごく安心感がある人。頼れる存在だった。ところが、2024年4月になくなる。1年後にバトンタッチする予定だったため、いろいろな面で整理が進んでおり、引き継ぎは比較的がスムーズだった。

現在の職場での課題は、社員たちとのコミュニケーション。社長が「こうした方が良いと提案しても、なかなかそのまま受け入れてもらえない。以前は、先代社長が間に入ってくれていたため、社員たちとの調整ができていた。今はそれが難しくなってしまっている。結果として、意見がぶつかり合い、摩擦が生じることも出てきた。

高橋社長がまず一番大切にしたいのは、お客様に「安心してもらえる環境」を作ること。そのためには、社員が「安心して働ける体制」を整える必要があると考えている。職場の人間関係をもっと良くし、社員同士が自然と助け合えるような関係を築いていく。そして、会社全体として、お客様とのネットワークを強化していく。

現状では社員たちに負担がかかってしまっているため、お互いに助け合えるような環境にして働きやすい環境を作りたいと考えているという。

高橋社長は最近、同友会に参加するようになり、例会で他の会社の話を聞いて、自社と比べるようになったという。自分では気づかなかった自社の「良いところ」や「改善すべき点」に気づけることが増えた。また、他の考え方や視点に触れることで、新しい発見が増えている、とのこと。

社員、お客様が「安心してもらえる環境」をつくることに挑戦しようとする高橋社長の言葉に頼もしさを感じた。

[文]専務理事 石綱知進

栃木県中小企業家同友会

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