No.156_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 02 栃木のNEWS
~県央支部5月例会~

同友会活動が経営に活きる!

今年度最初の県央支部例会は、令和5年5月18日(金)、宇都宮市東市民活動センターにて県南支部例会委員長のタカマチ産業(株)代表取締役 山嵜俊也氏からの「同友会活動が経営に活きる!~自分流の経営のバトンつなぎ~」と題した報告により幕を開けた。

社名の『タカマチ(高市)』 とは縁日の参道に立つ屋台・露店の市を意味し、これら屋台等を営むテキ屋さん向けに電光看板やガスコンロの製造、テント縫製、更には金属・樹脂加工、鉄・アルミ溶接、木工等によりあらゆるものを製造し、提供するという全国でも珍しい会社である。

報告は次の山嵜さんからの問題提起より始まった。1.事業承継をどう考えますか? 2.会社を取り巻く諸問題をどのように克服しますか?

コロナ禍による行動制限や自粛、終わりの見えない原材料費の高騰等の外部環境の激変に対応しながらも、紆余曲折の末、父親からの事業承継により社長に就任した様子とその時の心情も赤裸々に語られ、非常に臨場感あふれるものであった。それと同時に、こうした修羅場を今なお潜り続けているからこそ生まれた山嵜氏の経営に関しての哲学に触れることが出来た。

「経営者の学びは極めて重要なのに、緊急性は低い。だからこそ意識的に取り組まないと進まないよ。」
山嵜氏が先輩経営者から聞いた言葉を大切にし、同友会活動を続けてきたことで、会社経営に伴う諸問題や難局に対応することが出来、またそれが経営者の更なる成長に繋がることを実感した次第である。

山嵜氏とは、以前、経営指針を作る会で切磋琢磨した仲間である。今回、久しぶりに話を聞く機会に恵まれたが、このような仲間が身近にいる心強さと同年代の経営者として負けていられないと闘志を燃やすことが出来た例会であった。

県央支部5月例会の様子

[文責]株式會社総研
小岩圭一

栃木県中小企業家同友会

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