No.138_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 04 栃木のNEWS
~県北支部10月例会~

日本一!お節介な会社を創る

報告者: 株式会社アイル 就労支援施設あいる 代表取締役 髙久典朗氏

髙久典朗氏の写真

就労支援B型事業所アイル
髙久典朗氏

令和3年10月27日、県北・ダイバーシティ委員会共催の企業訪問例会が開催された。

就労支援B型の株式会社アイル、参加者は6名で訪問した。

法人設立当初、株式会社アイルは障子・襖の張り替えを業務内容としていた。現在は就労支援を業務としている。その業態変更には、代表の髙久氏の熱い想いがあった。

髙久氏はこの法人設立前に20年以上介護事業所で働いていた経験があった。わけあって介護の業界から離れた。その離れた時期に、地元の先輩から声がかかり、障子・襖の張り替えに携わった。それが7年前のことである。障子・襖の建具の仕事をしていても、何か社会に貢献したいという想いがふつふつとあった。2年前その想いを実現すべく障がい者就労支援施設として起動したという。

開所当時の2年前は、ちょうど新型コロナが発生した時期もあり、開所から3か月間は利用者がなかった。しかし、ある方から利用者の紹介を受けたことから状況は一変した。その利用者にとって過ごしやすく働きやすい環境か試行錯誤の繰り返し、利用者のことを一番に考え動いていたら、気づけば現在の利用者は25人。他の事業所から受け入れを拒否された方も数名いる。髙久氏のモットーは受け入れを拒否しない。利用者を受け入れる時に、相談支援員から情報をもらうが、その利用者の良いところだけを聞くようにしているという。その方の欠点や問題点を聞いても、何にもならないとの考えからだ。会社は「日本一!お節介な会社を創る」ことを目指している。そんな髙久氏は、今の介護福祉事業の現状と今後を憂いていた。介護の現状と今後を熱く語り、CCVの神戸氏と宇賀神氏と意気投合し、様々な情報交換も行っていた。

余談ではあるが、髙久氏からは「将来は県北に野球の球団、ソフトボールの球団を持ちたい」と夢も聞かせていただいた。

見学時の様子を撮影した写真

見学風景

[文責]八木澤和良
八木澤社会保険労務士事務所

栃木県中小企業家同友会

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