No.178_コラム

コラム

経営のヒントになる本 その1

30代の頃に経営ってなんだかわからなくて困っていた。

そんなときに読んでいた経営本の中で紹介されていた本。この本は、20年以上たった今でもある種の自分自身の指標になっている。

「アイデアのつくり方」ジェームス・W・ヤング 著
(原著1940年出版、日本1988年初版)

書籍「アイデアのつくり方」写真

この本は、知的発想法のロングセラー。新規事業や考えるうえで長年にわたり使われてきた、「アイデア」を生産し続けるための手法を紹介している。

古い本だ。それだけに最もベーシックで、労力のかかる、人気のない、効果が絶大な手法を紹介している。

タイパ、コスパ重視の人は、ぜひ実践するとよいと思う。

同じ内容の現代風の本はたくさん出ているが、わずか80ページで、アイデアの作り方の本質を描いている本は他にはないのではないだろうか。

  1. データ集め
  2. データの咀嚼
  3. データの組み合わせ
  4. ユーレカ(発見した!)の瞬間
  5. アイデアのチェック

本の中で紹介されていた十数冊の中で、この本は未だに現役でわたしの書棚に収まっている。

[文]株式会社共立 代表取締役
専務理事 石綱知進

栃木県中小企業家同友会

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