『 商い話 』カテゴリーの投稿一覧

No.89_活動報告:9月県例会

活動報告 02 9月県例会(設営/県北支部)

「凡事徹底」を貫き通し、生き残れ、勝ち残れ!

小山氏

小山研一氏

9月26日、宇都宮市東市民活動センターにて(有)赤札堂印刷所の小山研一氏を報告者に迎え、県例会が開催された。今年、栃木同友会は創立30周年を迎えたが、小山氏はその創設時からのメンバーであり、氏自身も社長に就任して30余年、同友会とともに歩んできた社長業であった。

危機的状況の会社に突然社長に就任。五里霧中、暗中模索での社長業、そんな中、経営を学ぶ「中小企業家同友会」の存在を知り入会する。多くの経営者との交流から自社の立ち位置が確立でき、また経営指針を学び、成文化したことで、印刷業界は他業界では「当たり前」のことが欠如していることがわかった。

その後取り組んだ「凡事徹底」が減少した顧客を取り戻し、リピーターの獲得にも繋がった。しかし、昨今の印刷業界はインターネットに飲み込まれており、今のままの業態では生き残れない。生き残る道は「問題解決のプロフェッショナルになること!」。そう熱く語る小山氏であった。

[報告]県北支部長
 八木澤和良/八木澤社会保険労務士事務所

No.88_目次

発行日:2016年 8月25日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。

No.88_News Topic:全国の話題

News Topic 01 全国の話題
 ~中同協 第48回定時総会IN大阪~

京都大学・山中教授の座右の銘は「VW」

7月14日~15日、大阪で中小企業家同友会全国協議会(中同協)の第48回の定時総会が全国1300名を超える会員の参加で開催され、今期の中同協の役員、課題や今後の方針が討議された。

初日は15の分科会で、いろいろな課題の討議、2日目は今後の方針が決められた。特に採択された「中小企業家エネルギー宣言」は、原子力や化石燃料に依存ぜず、身の回りの多様なエネルギーを見直し、その活用に事業の活路を見出していこうというものである。

総会の最後はIPS細胞の山中伸弥京都大学
教授の講演であった。研究医修行の米国留学中、指導教官から「VW」が成功の秘訣だと言われた。その意味は{Vision & Hard Work}。Hard Workで突っ走っていた山中教授が、初心に帰って「何の
ための?」を考えるきっかけとなり、IPS細胞の発見につながったとの話で
あった。

[報告]代表理事、事務局長代行
八木 仁/㈱シンデン

No.88_News Topic:栃木の話題

News Topic 02 栃木の話題
~2016年度経営指針セミナー~

熱気ムンムンで講師も熱い!2016年の経営指針セミナー

経営指針セミナーがある土曜日、出かけるときの足取りはすこぶる軽い。普段の仕事では往々にして「憂鬱さ」を感じるものだが、それとは打って変わって、心は晴れやかだ。

その理由は、学ぶ意欲あふれる同友会会員やオブザーバーの方々と膝詰めで対話し、交流できるからである。

6月から始まった2016年度経営指針セミナーは8月時点で3回目が終了し、いよいよ9月からは中盤戦に差し掛かる。昨年に比べて受講生数がグンと増え、会場は熱気ムンムンだ。講師も熱いぞ!

シリーズで参加するのがベストだが、都合に合わせて飛び入りで参加しても収獲は多いはず。9/10、10/1、 11/5、11/19、12/3 と年内いっぱい続くので、興味のある方はぜひとも参加をおすすめしたい。

[報告]広報委員長
鈴木正則/アデラ・コンテンポラリー

No.88_活動報告:6月県例会

活動報告 01 6月県例会(設営/県央支部)

株式市場の見方、考え方&苦況期をチャンスに!

6月28日に宇都宮市東市民活動センターにて6月県例会を開催、今回は会員4名が報告者となる例会だった。まずはSMBC日興証券㈱の植木稔氏から株式に関する報告。株の基本事項や見方などわかりやすい説明があった。質問も多数飛び交い日頃の株に関する疑問も解消できたことと思う。続いて3会員から、リーマンショックと東日本大震災の対応等について話があった。㈱こぶし急便の山中重雄氏はトラックを順調に増車していったが、そんな折、リーマンショックに見舞われた。増車したトラックが首を絞める事態に。同友会の先輩方からヒントを得て有効活用を実践し苦況を乗り切った。㈱三ツ村製作所の三ツ村義康氏はリーマンショック時に生産量が5分の1となったが、人員整理をせず社員のモチベーションを維持させるためにISOの取得に踏み切った。㈱イシカワの石川大樹氏は会社を引き継いだ時の苦労を赤裸々に報告。三者三様であるが苦況期を乗り切るヒントは情報と実践力かもしれない。

[報告]県北支部長
八木澤和良/八木澤社会保険労務士事務所

栃木県中小企業家同友会

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