No.173_News Topic:全国のNEWS
Posted on 2024年10月31日(木) 08:00
News Topic 04 全国のNEWS
~第52回青年経営者全国交流会 in 宮崎~
われわれ青年経営者で次代に誇れる
豊かな世界を創ろう!
2024年9月19日~20日に『集え! 変革者~日本のひなたから照らす未来~』をスローガンに第52回青年経営者全国交流会が開催された。全体の参加者は約1900名、栃木から3名が参加した。
今回は20分科会あり私は第3分科会に参加した。第3分科会は経営者の自己変革『廃業寸前の家業と自分自身の変革~売上が10倍になった6年とこれから~』をテーマに石川同友会、有限会社音地自動車商会・代表取締役 音地利亮氏の報告を拝聴した。
音地自動車は中古車の販売や修理、保険、車検業などを生業にしている。音地自動車は音地氏の祖父が創業し音地氏で三代目になる。音地氏は当初会社を継ぐ気はなかったと語った、理由は氏が幼い頃から会社の業績が右肩下がり、会社の経営について両親のケンカから「こんな会社継ぐべきじゃない!」と思い大学卒業後は医療関係の会社に勤めながら、個人で事業を行い稼ぐ力を身に着けたと言う。そんな音地氏が変わる気かっけになった、大きな出会いが3つあると語った。
1つ目はフットサルの修行のために行った、ブラジルでの出会いだ。ブラジルの人達は陽気な人や家族思いの人が多かったため氏の考え方や気持ちに変化があった。
2つ目は父に癌が見つかり救急搬送され、会社を開け閉めする中、近所の方から心配する声や励ましの言葉で自社の存在意義に気づいた。
3つ目は父が亡くなり整備士がいなくなった時、音地氏の父や祖父にお世話になったと言う親方に整備士の紹介などで助けてもらい、父や祖父が築いて来た物を知る。
音地氏は自社の存在意義に気づいたころから理念経営の重要性を感じ、同友会に入会した。入会してからは支部長や指針講座座長、青全交実行委員長など積極的に関わって来た、『自分の知る所に変革の種は無く、未知に飛び込む事が自己変革になる。』と語り報告は終了した。
青全交の参加は今回で3回目になるが、若手の報告や討論はベテラン経営者の報告や討論と違った面白さがあり、今後も色々な全国大会に参加したいと思った。
[文]株式会社シンデン
専務取締役 八木 匠