No.167_News Topic:栃木のNEWS

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~第4回経営基礎講座開講~

決算報告書は社長の成績表

「決算報告書は社長の成績表」という言葉は誰が言ったのか?
何となくどこかで聞いた言葉だが、確かに1年毎に作成される通知表みたいなものだなと感じていたが、いざ見てみると特に点数が書いてある訳でもなく、訳の分からない数字と言葉の羅列、そして異様に分厚い書類に壁壁してしまう。そもそも決算報告書は私のような一社員が普段見る機会などはなく、鍵の付いたロッカーに鎮座しているのが、通常のように思う。

では何故、私が決算報告書を見る機会を得たのか、それは…。

令和6年4月3日、17日と2日間に渡り、栃木県青年会館(コンセーレ)にて第4回経営基礎講座が行われた。

講師はこいあい税務会計の片平芳明 税理士 参加は限定6名であったが、うち1人は経営者で、残りの5名は私を含めて全員幹部社員であった。

1日目は「自社の数字の見方を知ろう」というテーマの元、財務会計と管理会計の違いから始まり、決算報告書の基本的な言葉の意味や数字の読み方、変動損益計算書の作成の仕方などをご教授頂いた。

貸借対照表や損益計算書では読み解きにくいリアルタイムな事柄を変動損益計算書を作成することで、より深く自社の収益構造を理解することが出来た。

2日目は「自社の数字の問題点を知ろう」というテーマで、貸借対照表をB/Sブロック図に落とし込み、自社の資金繰りや損益分岐点、必要な利益をどう数値化するのかを学んだ。

全体を通して、数字に強い経営者になることを目的に様々なワークなども活用して、基礎的な力だけでなく、数字を通してどう自社を分析し、現状を認識し判断していくかという経営者の目線を教えていただいたと思う。

ただただ日々の売上だけを追っていただけの毎日が様々な角度から視点を変えてみることで違った切り口を見つけられそうな、そんな貴重な時間を体験させていただいた。

第4回経営基礎講座開講の様子

[文責](有)オフィス日光
入江正文

栃木県中小企業家同友会

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