No.167_News Topic:栃木のNEWS

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~2024栃木同友会合同入社式・研修会~

社員たちの喜々とした顔に経営者の責任を感じた

2024合同入社式・研修会による集合写真
2024合同入社式・研修会開催の様子

栃木県中小企業家同友会では第3回目となる合同入社式・研修会を、4月2日ライトキューブ宇都宮にて開催し、新入社員と中途採用者を含む8名と、付き添いの経営者・経営幹部他、総勢23名が参加した。

入社式では、参加企業各社が一人ずつ新入社員を紹介し、株式会社フカサワの櫻井悠貴氏が代表して「わからないところは積極的に質問し、少しでも早く仕事を覚えられるように頑張っていきます。」と決意表明を行った。

福田栃木県知事からは祝電が寄せられ、「栃木県では、全ての活動の原動力となる『人』の育成に全力で取り組んでいます。本日ともにこの日を迎えた仲間との交流や先輩からの温かい助言を契機に、御活躍されることを心から期待しています。」と激励の言葉が贈られた。

基調講演では、株式会社ウィステリアコンパスの斎藤秀樹社長が自身の入社から社長になるまでの経験を語り、同社の社員である高嶋洸太さんが「働くうえで大切なこと」を伝えた。失敗を通して学んだことなども交え、社員の成長と共に会社が変わってきた同社の取り組みから、それぞれの会社の中で主体者として生きていくことの大切さが語られた。

研修会では、働く目的について、時間・空間・人間関係・気持ち、そして「お金」について講義とディスカッションが行われ、その後4回にわたって行われたグループ討論では、自分とは異なる考え方に触れることで「参加前と参加後での考えが根本は変わらないが、そこに行くまでの過程など討論が出来、考えが短絡的ではなくなった。」といった感想にもあるように互いに学び合える機会になった。

栃木同友会の合同入社式・研修会は今回で3回目となるが、今回初めて参加した社長は「若手の中途社員にとってもキリが良いかと思ってこの会に参加したが、日頃見せない社員たちの喜々とした顔に嬉しくなった。」また、「あの子があんなに堂々と発表するなんて」と目を細めていた光景もあり、改めて若い社員の可能性を感じるとともに、経営者の責任を胸に刻む時間となった。

今年は新卒採用が難しかった企業が多く、参加者は減ったが、年を重ねるごとに研修内容が充実してきている。主催した経営労働委員会は、「採用が出来なかった企業もこの会に参加することで、改めて採用の意欲が高まる。継続することが同友会の力になる」と語り、次年度の継続開催に向け新たなスタートをきった。

[文責]事務局

栃木県中小企業家同友会

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