No.149_コラム

コラム

私と中小企業家同友会

株式會社 総研 代表取締役 小岩圭一氏
栃木県中小企業家同友会 県央支部支部長

小岩圭一氏の写真

まずは、弊社の紹介をさせて下さい。主な業務の柱は、①環境測定分析業務及び自然環境調査、②補償コンサルタント業務、③測量及び設計業務、④不動産鑑定業務、⑤建築確認検査及び省エネ等の住宅性能評価業務、⑥開発行為等の許認可申請に関するコンサルタント業務となっており、直近決算期の売上高は6億4千万円です。社員数69名で、多くの社員が何らかの資格を有しています。堅実な経営をしているかのように思われるかもしれませんが、今も昔も、賃金や教育等をはじめとする働く環境づくりには大変苦心しています。

そのような中で、私と同友会との歩みは経営指針の成文化とともにあります。

(株)ウィステリアコンパスの斎藤氏の誘いを受け出席した2018年新春講演会を皮切りに、6月からの「経営指針をつくる会」へ迷うことなく参加しました。極度の出不精、人見知りで他の経済団体からの誘いも断り続けていた私でしたが、この時ばかりは何か強い力に後押しされたのか、今思えば不思議でなりません。

経営指針を作る会においては、経営者にとって大切なことを多く学びましたが、私にとって一番の大きな学びは、「社員は最も信頼できるパートナー」ということでした。未だに社内では多くの対立がありますが、このこと自体、自然なことと受け止め、むしろ対話の機会であるとの認識に立って対等な関係構築を目指すことが出来ているのは、自分に出来ないことを素直に認め、社員の長所を尊重していくことの大切さに気付けたからであると思っています。
今では、社員とともに会社の現状の課題を共有し、共に取り組むことで信頼関係がより深まってきていると実感しています。そうなると社員の「やる気スイッチ」がおぼろげながら見えてきたり、案外短い導火線をぶら下げて歩いている社員達が多いことに気づかされます。

会社では2020年の代表就任、同友会においては2019年から理事と県央支部長、今年度からは中小企業家同友会全国協議会にも参加させてもらっています。それぞれにおいて自分の身の丈以上の役割を任されており、楽ではありませんが、今のところ、楽しみながら出来ています。これも一緒に学んでいる皆さんの励ましや協力のおかげであり、心より感謝しています。

栃木県中小企業家同友会

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