No.143_News Topic:栃木のNEWS

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~2022合同入社式・研修会~

「若者ならではの清新な発想と情熱で地域を元気に!」
~2022栃木同友会合同入社式・研修会行われる~

4月4日ベルヴィ宇都宮にて、新入社員として5社から大卒6名、高卒2名、中途入社1名の計9名。付き添いの経営者・経営幹部他、総勢29名で晴れやかに執り行われた。式典では、各社一人ずつ新入社員を壇上より紹介、代表者による決意表明を行い、また栃木県知事から祝電をいただき、「若者ならではの清新な発想と情熱、そして溢れる行動力を遺憾なく発揮し、地域の活性化に向けて御活躍されることを心から期待しています。」と激励の言葉をいただいた。

式典後は、先輩社員によるパネルディスカッション、研修会を行った。パネルディスカッションでは、入社1~3年目の先輩社員4社5名に登壇していただき、仕事のやりがい、失敗をどのように乗り越えたのか、休日のリフレッシュの仕方など、少し上の先輩から具体的でリアルな話をしていただいた。不慣れながらも仕事のやりがいを語る社員の姿は、派遣した経営者にとって成長を実感できる機会ともなっていた。むしろこの時間は、登壇している社員より経営者の方が緊張していた。これは意外な気づきであった。

研修会では、社会人としての心得として、「会社・組織とは?」、社会人として必要な「仕事の基本10選」について学んだ。また職場でのコミュニケーションの取り方についてワークを行いながら学んだ。グループ討論では、会社を選んだ理由と実現したいことについてお互いの考えを披露し合った。同年代の異業種の仲間から多くの刺激を受けたのではないだろうか。一方で、付き添いで参加した経営者、幹部社員にとっても大いに学びになった。特にグループ討論では他社の新入社員の考え方に触れることができ、大いに刺激を受けた。まさに社員、経営者が互いに学び合い、育ち合う機会になった。

今回の合同入社式開催にあたっては、昨年9月より経営労働委員会が主となり準備を進めてきた。開催目的として、新入社員と経営者が共に人間としての成長を目指して、①働くことの意味をつかむ。②社会人としての自覚を高める。③人間として成長する。ことをねらいとし、その機会を経営者自らがつくることを開催目的とした。初めての開催で反省点も多く出たが、派遣企業の他参列者19名で新入社員の新たな門出を共に祝うことができたことは、栃木同友会として大変喜ばしく、地域の若者を共に育てていく第一歩となった。

経営労働委員会では、今回の合同入社式・研修会をきっかけとして、社員教育準備会を新年度より立ち上げる予定です。あくまでも経営指針(経営理念・10年ビジョン・計画)成文化運動を軸にしながら、働く環境づくりや、共に育ちあう土壌づくりにも注力していきます。具体的には、合同入社式・研修会の他、新入社員フォローアップ研修、中堅社員研修、幹部社員研修、共同求人など、順次企画していきます。「採用難・人が育たない・すぐに辞めてしまう」と嘆いていても始まりません。良い会社、良い経営者、良い経営環境を自らつくるという気概をお互いに持って、知恵を出し合っていきたいと思っています。ぜひ、共に活動しましょう。

[文責]経営労働委員長
サンプラスチック株式会社 大江正孝氏

栃木県中小企業家同友会

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