No.112_News Topic:とちぎのNEWS

News Topic 03 とちぎのNEWS
~県南支部7月例会~

中小企業経営者の8割が知らない17の目標

講演者: 白鴎大学 経営学部教授 小笠原伸氏

小笠原伸氏

小笠原伸氏

7月24日、小山市おやまーるにて県南支部例会が開催された。小笠原先生は、私達に何度も「会社の事業と行っている貢献活動は関係がありますか?」と問いかけた。SDGs(エスデージーズ)は、新聞でさかんに取り上げられつつあるが、昨年の経済産業省の調査では中小企業の経営者の8割が知らないというものであった。 SDGsとは、2015年に国連で取り上げられた「2030年までの『17の持続可能な開発目標』」である。細かなところは省くが、これが今ビジネスの社会に大きな波となってきているのだ。 先生には、具体例を数多く取り入れて話しをいただいた。ある石けん販売の会社が、 SDGsにある目標を掲げ、その姿勢に共感する人々の指示を受け、販売を伸ばしていた。それに呼応するように、業界のトップ企業も追随しSDGsへの取り組みを始めている。私も自社の取組を検討し、同時に業界の動向に注目しておかなければならないと思った。 副支部長のタカマチ産業の山嵜専務は、最後に「我々が自社を考えるとき、何を売っていくかという科学性、社員さんとの関係人間性、そして社会性、会社の事業と社会との関係をどう考えて行動するか?それは、まさにSDGsの方向性と一致していますね。」という感想でまとめた。

[文]八木 仁
(株)シンデン

栃木県中小企業家同友会

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