No.107_News Topic:全国のNEWS

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~第49回中小企業問題全国研究集会 in 長崎に参加して~

SDGs( 国連で採択された持続可能な開発目標)を
先取りする同友会活動

2019年2月21、22日長崎市において第49回の中小企業問題全国研究集会(以下「全研」が参加登録数1326名で開催され、栃木からは3名が参加した。

今回の全研は、被爆地長崎市の開催で、田上富久市長の記念講話、同友会の全国行事では初となるSDGsがテーマとして取り上げられ、「平和」「貧困」「環境」等の世界的な課題を強く意識させられるものであった。

1日目、私はそのSDGsをテーマとした第2分科会【「人を生かす経営」を世界標準でとらえ直す!】に参加した。SDGsは、2030年までに世界が目指す17項目の政策目標で、4年前の2015年に国連で採択され、我が国でもその翌年からいろいろな取り組みが始まった。

今回の分科会のまとめは以下の通りである。 

1.「人間尊重の経営」を謳う同友会の、設立以来の活動とその成果は、
 SDGsの目標と合致する。

2.自分たちの経営課題が、SDGsのどの分野に当てはまるかを考え、
 自社の経営の向上を目指せば良い。

3.我々同友会のこれまでの活動と方向性が合致している。
 とはいえ、我が国のSDGsの認知度は開発途上国より低い。

2日目、田上長崎市長の演題【被爆地の市長として- Peace from Nagasaki-】は、「from」の後に、「自分の町」をいれ「自分のこと」として「平和」を考えて行動して欲しいとのことであった。

高校生の活動も紹介され、その時出た「微力だけど無力ではない。」は心に残った。続く、(株)ジャパネットたかたの創業者の高田明氏の記念講演は、「伝える」ことと「伝わった」ということは違う。という話題に、「笑い」と「拍手」の連続であった。

いつも使ってきた「言っただろ~!」では伝わらないのだと改めて考えさせられた。

[文](株)シンデン
八木 仁

栃木県中小企業家同友会

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