No.102_News Topic:全国のNEWS
Posted on 2019年6月5日(水) 11:00
News Topic 01 全国のNEWS
~「人を活かす経営」全国交流会 in 宮崎~
第6回人を生かす経営全国交流会in宮崎が9月13日から14日にかけて開催された。
1日目は「『人を生かす経営』の総合実践を-地域の担い手として-」というタイトルで、4人の報告者によるリレー報告が行われ、中同協・人を生かす経営推進協議会代表加藤明彦氏((株)エイベックス会長)より、「地域の担い手として中小企業の役割を自覚し、よりよい社会実現へ向けて、『人を生かす経営』の総合実践をどのように進めていきますか?」という問題提起がなされた。
グループ討議の中では、経営者の覚悟とは、社員の人間としての成長、労働環境の改善、能力が最大限に発揮できる機会の提供、といった討議が行われた。さらに討議が深まり、社長も社員も地域の一部だと認識することが大切、社員も本業の中で地域貢献に繋がる業務を担当し「地域から必要とされている」と感じられるような仕事にすべき、といった討議に至った。
2日目は、二つの基調報告が行われた。一つ目の基調報告が、宮崎同友会代表理事田原敬介氏(宮崎食研(株)代表取締役)より、「豊かな未来をひらく中小企業 ~宮崎同友会ビジョンづくりで明確になったこと~」と題して、宮崎同友会のビジョンづくりについて報告が行われた。特に強調されていたのが「中小企業は地域のインフラである」という視点を持つことであった。
二つ目の基調報告は中同協専任講師松井清充氏より「『地域のインフラ』を担う中小企業の姿~全国の実践から~」の報告を頂いた後、「『地域のインフラ』を担う経営者集団へ 同友会として、どのような活動をしていきますか」とのテーマでグループ討議が行われた。
今回の交流会にて、私自身は人間尊重の経営と地域を良くしていくための中小企業の行動についての繋がりを学ぶことができた。この学びを自社へ持ち帰り実践し、栃木同友会へその実践体験を伝えて行きたいと感じた。


[文](株)ウィステリアコンパス
斎藤秀樹