No.149_News Topic:栃木のNEWS

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~県南支部9月例会~

「事業承継! 戦国武将に学べば??」
~会員福田の夏の自由研究発表!~

2022年9月21日、山梨同友会の飛び入りの参加の会員を含め14名の参加者を迎え「おやま~る」で例会を開催した。

報告者の福田忠史氏は、大河ドラマ、歴史小説が好きで、昔の武将の家督相続と氏の保険の営業で携わってきた相続の状況とが、事業承継の先例で、状況を分析しまとめてみようと思ったのが切っ掛けで、今回の報告となった。

実は、福田氏の父親は工務店を営んでいたが、50代半ばで急逝し、後継者はお兄さんに決まっていたが、あまりにも早い展開に、家族は廃業を選択した。その状況は「福田家とあの上杉家を一緒にするのはおこがまし」と云いつつ、実家での展開は、まさに後継の準備をしていなかった上杉謙信と、その後の上杉家の混乱を彷彿とさせるものであったと云う。

そんな福田氏は「独断で分類しました」と断りつつ、武将24名の「事業承継分析一覧」の表を示してくれた。

そのなかで、前述の上杉謙信から上杉景勝の承継は分析表では以下の通りで、

上杉家の承継分析表

謙信は49歳の急逝で、彼の意思で後継を決めることが出来ず、その後の家督争いで、お家を結果衰退させてしまったところから、タイトルは、「血みどろの後継者争い勃発! 上杉謙信から経営者が学ぶ教訓とは?」であった。

私は同友会に入会して間もないころ、「同友会の学びは2回ひねり」ということを学んだ。これは、報告者の話を自分の立場に置き換えて考えることが、1回目のひねりで、グループ討論では立場の違うメンバーの話からも、置き換えて考えることが2回目のひねりということだ。

ドイツの政治家のビスマルクは、「賢者は歴史に学ぶ」という言葉を残したと云うが、日々学んでいる我々は、歴史からも学び、自分の立場に置き換えて行動していこうではないか!

県南支部9月例会「自由研究発表」の様子

[文責]八木 仁
(株)シンデン

栃木県中小企業家同友会

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