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~中同協第53回定時総会(ONLINE)~

定時総会議案書を経営に取り組もう!

中同協第53回定時総会 開催の様子

2021年6月1日、~激動をよき友に 強靭な企業と地域を築きあげよう~をタイトルに、コロナの為今年もオンラインで、全国287名の参加で53回の定時総会が開催された。本県では、経営労働委員長サンプラスチック(株)の大江社長、副代表(株)ウィステリアコンパスの斎藤社長、二階堂事務局長、そして私八木が代表して参加した。

まずは、主催者を代表して、中同協の広浜会長のあいさつから始まり、各界、各政党からのメッセージが披露された。その後決算報告、予算を含め、5月に中小企業家しんぶんに発表された総会議案の提案がなされた。

その後、以下3つの分科会に分かれ、総会議案の内容の深堀がおこなわれた。

  • 第1分科会
    自社事業の本業を深める~事業の再定義と組織づくり~
  • 第2分科会
    瀬戸内バレアリック経営~労使見解における人間性の回復とは~
  • 第3分科会
    何のため誰のための同友会か~出逢えてよかったと語り合う風土~

そして、また全体会が行われ、提案された議案が一括採択されて終了した。(詳細は、中小企業家しんぶんに掲載されるのでそちらで見てもらいたい。)

毎年、議案は、5月の中小企業家しんぶんに公開さている。その準備は中同協の事務局員で前年の年末までにたたき台が作られ、1月、3月の中同協幹事会、さらに、今年は4月に開催されたが、例年5月の連休明けに開催していた議案書作成会議、6月の幹事会を経て定時総会に上がる。

中同協の幹事は、各地の代表の幹事、(栃木では(株)こぶし山中社長、(株)ウィステリアコンパス斎藤社長、そして(株)シンデン八木が幹事となっている)がメンバーである。議案書は、幹事会に出され、それを各地同友会に持ち帰り検討し、その後また中同協の幹事会へ、それを何回か行ったり来たりして出来上がる。

同友会は、「人を生かす経営」の総合実践を謳い展開しており、労働環境の整備と経営指針の確立を推進している。その経営指針作成には現状を認識することと今後の方向性が決定することが大切であることは言うまでもない。

同友会に入会して21年、この会は、色々な分野の、最前線を進む経営者が集まった団体であることを実感している。同友会で普通に語られ始めたことも、会外では話題にもなっていないことが多い。

中同協議案書は、第1章は前年の振り返り、第2章は我々中小企業をめぐる海外を含めた、情勢分析である。そして第3章は、1章、2章を踏まえての活動方針で、我々企業活動と、その取り巻く経営環境へ提言、そしてその進行を後押ししてくれる自分たち各地同友会活動を示してくれている。

「後だしの戦略はない。」と誰かから聞いて記憶に残っている。経営者は、皆が語り始める前に準備し、軸足を移し始めていなければならない。この議案書を情勢分析と今後の経営の羅針盤と捉え、ぜひ我々の経営に取り組んでいこうではないか!

また今回、栃木同友会の議案書には、同友会活動を理解してもらえるよう、手引きになる章を取り入れた。合わせて読んでもらえれば幸いである。

[文責]代表理事 八木仁
株式会社シンデン

栃木県中小企業家同友会

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