No.67 中同協 第43回定時総会報告(2011年 7月 5〜 6日)

(株)シンデン 八木 仁

私が参加した分科会は、 “社員の可能性を引き出す経営者の役割 〜同友会の社員共育から見えてきたもの〜”で岡山同友会の事例に学ぶものでした。

岡山では、社長が学ぶ同友会大学の他、幹部社員対象の幹部社員大学、社員対象の社員共育大学を開催しているそうです。

経営指針を成文化しても、各自の方向性が合わないとなかなか社内に根付かない。想いや理念を伝えることは、外部の人に任せてもあまり効果が出来ないというところから、後の2つは、誕生したそうです。

同友会では、「キョウイク」に「共育」をあてます。経営者と社員はもっとも信頼できるパートナーであり、共に育っていかなければならないという考えによるものです。

大学の形式は、基本的には例会と同じく、報告、グループ討論が中心で、グループには、同じ会社の社長と社員はいっしょにならないとのことですが、互いの参加と、その後、会社に帰ってからの、反省会は義務付けられており、経営者のレポートがないと、終了とならないとのことでした。

何においても、会員数の多いところは、充実した活動をしていることと、いずれの時も経営者の姿勢が大切だということを学ばさせていただきました。以上。

栃木県中小企業家同友会

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