No.179_News Topic:栃木のNEWS
Posted on 2025年4月30日(水) 08:00
News Topic 04 栃木のNEWS
~鹿沼・日光支部3月支部総会~
3月26日に開催された鹿沼・日光支部の令和6年度支部総会の様子を皆さんにお伝えする。今回は2部構成となっている。
第1部では、鹿沼市経済部の方と栃木同友会代表理事 斎藤 秀樹 氏より報告がなされた。第2部では、支部における議案の審議が行われた。早速、第1部から報告する。
まずは、鹿沼市経済部の方から中小企業・事業者支援策として補助金を中心に報告を頂いた。昨今の物価高騰、円安、賃上げ要望など中小企業や個人事業主を取り巻く環境が大きく変化し、厳しい状況が続いている。その中で、中小企業や個人事業主がこの厳しい状況の中でも自分の事業を発展させようとすることを支援するための国、県、鹿沼市の支援策を報告頂いた。参加者からは、「この補助金なら○○さんの事業に活かせるのでは?」とか、「この補助金は○○さんに教えてあげたほうがいいのでは?」と同友会の仲間を思っての発言が出た。
次に、斎藤 秀樹 氏から「支部活動で得られた自身と自社の成長」を題して経営体験の報告がなされた。
小さい頃に斎藤氏の祖父から言われた「土地を護ってくれ。」という言葉が幼少期の斎藤氏の心に刻まれたエピソードから始まり、経済を志し、経済学部に入学し、公認会計士を目指して合格したエピソードをはさみ、東京で公認会計士として活躍する中で栃木県の企業の代表者と知り合い、企業を支援する喜びを味わったエピソードはサクセスストーリーのようでした。
しかし、順風満帆な公認会計士の活動をしている中で、斎藤氏の祖父が言われた「土地を護ってくれ。」という言葉が斎藤氏の心には深く刻まれていることから、このまま東京で公認会計士として活躍していくべきか、出生の地である鹿沼市に戻って鹿沼市の為に活躍するべきか、と大きな悩みにぶつかった葛藤ストーリーは聴いていて心にグッときた。この悩みは先程も書いたが斎藤氏の祖父の言葉が判断の大きな要素となり、栃木県に戻ってきて起業したストーリーへと進んだ。
その頃に中小企業家同友会と関わったようですが、最初はうまくいかず幽霊会員をしていたというエピソードは今の斎藤氏からは想像できないものでした。その後、同じ栃木県中小企業家同友会の仲間から誘われた事業(「人がかがやく経営指針をつくる会」)で大きく同友会活動に関わることになったと報告され、自社でも同友会で学んだことを実践しながら、従業員からの指摘に悩み、従業員とも喧々諤々議論をしながら自社を発展してきたエピソードは今の斎藤氏からは想像できなかった。
鹿沼市での活動も御自身の家族の言葉や行動から活動の方針が大きく影響し今の事業を行っていることが報告された。
本当に掻い摘んで報告したが、本当はもっと斎藤氏の歩みを記載しなければ理解できないものであった。
皆さん。良かったら支部に講師として読んでこの話を聞いてみて頂きたい。斎藤氏の見方がより良い方向で大きく変わりますよ。
次に、第2部の報告です。こちらは本来の支部総会です。
浅野支部長から2024年度の活動実績が報告され、2025年度の活動計画が説明された。その後、本年度は役員改選時期の為、新役員案が上程された。その後、全議案について承認されました。
浅野支部長は重任されましたが、新しい役員とともに今年度の鹿沼・日光支部の事業を執行していくものと期待している。
以上、報告です。

[文責]株式会社コメノイ 代表取締役
鹿沼・日光支部長 浅野知則