No.152_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 01 栃木のNEWS
~新年に誓う~

2023年は世界的不況の到来が叫ばれています。日本国内における消費の推移をみても額は伸びているが実質は目減りしている。例えば光熱費の総額は上がっているが、使用量は減っている。また、衣料に関しても売り上げは増えているが実際の点数は減っています。物価上昇は昨年12月現在4%とされていますが企業の物価上昇は9.7%となっており、この差の多くは我々中小企業が呑み込んでいるといった状況です。

激動の2023年にいかに歩を進めていくか、今回は県央支部支部長の小岩圭一氏と鹿沼・日光支部支部長の斎藤秀樹氏に新年に寄せる抱負を語っていただきました。

斎藤秀樹氏写真

(株)ウィステリアコンパス
代表取締役 斎藤秀樹

世界情勢が激しく変化を続け、将来が見通しにくい中で2023年が明けました。

栃木同友会では副代表理事を務めさせて頂いておりますが、今年は現在検討中の栃木同友会経営指針(案)を次の定時総会でご承認頂き、栃木同友会が軸を持って未来に向かって積み上がっていける活動を、皆様と対話しながら進めていきます。

また、鹿沼・日光支部の支部長を兼務させて頂いておりますが、これまであった支部の経営指針と栃木同友会の経営指針との連続性を高め、さらに、経営を深く勉強されたい支部会員の皆様を中同協の全国大会へお誘いして、全国の熱のこもった会員との学びの交流が広がるお手伝いを致します。

加えて、同友会活動と自社に共通した抱負として、「わくわく」する未来に向かって「みんなで楽しく」学んで共に成長します。同友会の会員の皆様、そして自社の社員の皆様と共に育ち、自社そして自身の生活の展望が明るくなる。そんな年になる様に、今年は進んで参ります。

小岩圭一氏写真

株式會社 総研
代表取締役 小岩圭一

中小企業を取り巻く著しい環境の変化は、今年も我々を大いに翻弄することは間違いなく、順風満帆といかないのが我々の経営です。「そんなことはよくわかっている」と皆さんからお叱りを受けそうですが。

そんな中、最近では敢えて波風を立てることによって、これら変化への耐性をつけようと行動しています。

我が社の例では、せっかく浸透した評価制度を思い切って変えてみる、忙しい中でも委員会や会議をしっかりとやることを実行した結果、多くの社員からの反発と拒絶が生じました。でもこのようなことに対して逃げずに向き合うことで私も社員も成長していることに気づかされました。

個人的には昨年、県央支部長のほか中同協幹事、経営フォーラム実行委員長と多くの役割を与えてもらい、負荷がかかった分、少しは成長出来たと感じています。

さて、今年は同友会活動についても会社と同じように波風を立てながらも互いの成長と信頼とが感じられるような関係を皆様と構築していきたいと思っています。

栃木県中小企業家同友会

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