No.122_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 02 栃木のNEWS
~鹿沼・日光支部7月例会 2020.7.21~

「皆に元気を持ってもらうVision・ダイバシティーの地域づくり」
~民間の繋がりから生まれる地域ビジョンの発信~

7月21日(火)鹿沼商工会議所を主会場として、栃木同友会では初めてのハイブリッド例会が開催されメイン会場には20名、ZOOMでは19名が参加した。

新型コロナウイルスが再び感染拡大を始めた首都圏、従来からあった首都直下型大地震への不安もあり地方分散の機運が高まっている。そこで問われる移住先としての可能性という観点から、鹿沼の地域としての魅力を考えることを例会のテーマとし、報告はNPO法人CCV就労継続B型事業部長 宇賀神美菜子氏と(有)ウィステリアエステート代表取締役 斎藤秀樹氏が行い、行廣国際アカデミー代表取締役の行廣智明氏が座長を務めた。

宇賀神氏は、「KANUMAISM(鹿沼イズム)」・・(希少な麻の栽培と作品づくりを続ける野州麻紙工房、日光東照宮造営当時の腕利職人から伝承された木工技術、ここにオーガニックな綿花や栃木シャモの関係者らも加わり、さらにはNPO法人CCVの障害福祉サービス利用者の方々がその製造を行うというオール鹿沼市の取り組み)について報告した。

また、斎藤氏は「上野町エリアリノベーション」・・(鹿沼市上野町の裏通りにある未耕作地を活用し、「人のあたたかさが生まれるエリアリノベーション」をコンセプトに福祉系事業を誘致したり、民間ミニ公園の設置や、様々な方々が豊かに暮らす街づくりの実現に向けた取り組み)について報告した。

二人の報告をもとに、改めて地域の魅力を探ったグループ討議では「多様性を活かした街づくりをすすめながら、鹿沼らしさを前面におしだして、他の町との差別化をすすめている。「個性をだすというより大きな視点での多様性(文化)を強めようという取り組みが、とても考えられていると感じた。」「鹿沼にチーム力が生まれている。点と点がつながり良い流れがきている。」また、「人と人とのつながりが一番の価値。地域のことを我がこととして捉える気持ちを持つ方が増えることが大事。」といった意見があった。斎藤秀樹鹿沼・日光支部支部長は、報告やグループ討論から「鹿沼の素材としての魅力は素晴らしい」との共通意見があったが、これをどう発信し、さらに、行政との連携の仕方をどうしていくかが課題となった。8月に行われる鹿沼市長との懇談会や今後の例会で引き続き話し合い、さらに深めていきたいと語った。

鹿沼・日光支部ハイブリット例会開催写真1
鹿沼・日光支部ハイブリット例会開催写真2

鹿沼・日光支部ハイブリット例会

栃木県中小企業家同友会

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