Posted on 2019年10月31日(木) 11:00
News Topic 01 全国のNEWS
~青年経営者全国交流会 in 熊本に参加して~
その仕事は誰を幸せにするのか?
「バカ社長」が気づいた価値観
9月12、13日に熊本でおこなわれた青年経営者全国交流会に参加した。青全交と呼ばれるこの行事は、数ある中小企業家同友会の全国行事の中でも、定時総会、全研と並び三大行事とされているほどの盛り上がりを見せている行事である。
初日は全国各地から選りすぐられた報告者による15の分科会がおこなわれた。私が参加したのは第11分科会。東京同友会の原周作氏による報告である。自ら挑戦する社員が育った理由~「バカ社長」が気付いた価値観~というテーマのこの報告で、原氏自らのがむしゃらな努力や、同友会で必死に学んで創ったはずの経営指針が社内に一切受け入れられないどころか、バカ社長と陰口をたたかれる始末であったという氏の葛藤が赤裸々に語られた。自分自身がいくらがんばっても空回り。経営者なら誰でも一度くらいは経験があるのではないだろうか。そんな会社が、今では社員自らが新規事業の担当にと願い出るほど素晴らしい企業になれたのは、一念発起した氏の、同友会での学び直しやさまざまな努力、試行錯誤の賜物であろう。誰でも同じような経験があるのだと励まされるようでありながら、負けずにがんばろうと刺激を受けた、素晴らしい報告であった。
二代目創業者の決意
2日目は「くまモン」の生みの親として知られる小山薫堂氏による記念講演と日本ジャバラ(株)の田中信吾氏による特別報告であった。
小山氏の講演の中で、最も印象に残ったのは、「企画をするときに自らに問う3つのこと」である。1つめは、「その企画は新しいか」であり、2つめは、「その企画は楽しいか」だそうだ。この2つは我々にも思いつきそうな気がする。しかし、3つめである。「その企画は誰を幸せにするのか」なのだそうだ。企業経営とは、顧客や社員向けなどの違いはあるにせよ、さまざまな企画の集合体と私は思っている。この考え方は企業経営においても、何をするにせよ通底されるべき考え方ではないかと私には思えた。その後の田中氏の報告では、我々青年経営者に向け、2代目経営者ではなく2代目創業者になるべきだとの言葉があり、私の心に深く刺さった。
同友会の皆様へ
最後に、この記事を読んでくださっている会員のみなさんへ。この2日間は内容が濃すぎてとてもこの中で書き切れるものではありません。なんかすごそう。とか、なんか良さそう、勉強になりそう。と少しでも思ったそこのあなた。来年はぜひ一緒に参加しましょう。
[文](株)イシカワ
石川大樹
Posted on 2019年10月31日(木) 10:00
News Topic 02 全国のNEWS
~中同協幹事会報告~
10月8日に行われた中小企業家同友会全国協議会幹事会(中同協幹事会)に栃木同友会代表理事である八木と山中、副代表理事の斎藤幹事3名が参加しました。その当日の討議・報告事項を簡単にまとめて報告します。
(1)「小さな会社の「最強経営」~経営指針をつくり、実践し、未来を開く~」(プレジデント社発行、書籍)が発売された。
これは、ビジネス誌「プレジデント」に一年にわたり連載されたものをまとめたものである。著者清丸惠三郎氏は、まじめな勉強重視の組織は心理的なハードルが高く、参加者はなかなか増えないものという考えで初め同友会を見ていたが、他の団体と違って会員を増やしている会だと聞き、各地同友会を代表する企業を取材し掲載した。
清丸氏が取材した方々から同じような考えを聞かされことに驚いていたと報告された。
(2)5万名会員達成に向けての取組についてのグループ討議報告。
わたし八木の参加したグループでの討議は以下の通りであった。
(ア)地域を意識する。
活性している支部は地域を意識している。その地域になくてはならない経営者団体として自覚を持つことが大切。
(イ)会員同士の関係強化
他の団体は対事務局員との関係がすべてであるが、同友会はそれも大切だが、それ以上に会員同士の結びつきが重要な団体。会員同士、またオブザーバーで参加の人にも積極に係わり合うことが大切。「会員は辞書の1ページ」
(3)「中同協50年史~歴史と理念に学び未来をひらく」(中同協発行、書籍)の今後の活用をどう行うか。
50年史を読んで、先輩たちの同友会発足の契機、歩んできた過程を学び、同友会運動がどういったものなのかを知るのにたいへん役に立つ。本書を読むことにより同友会理念の普遍性と進歩性がわかるため、わたしたちの企業経営に役立てていけると考える。
[文]代表理事 八木 仁
※各書籍ご希望の方は事務局まで。
Posted on 2019年10月31日(木) 09:00
News Topic 03 栃木のNEWS
~栃木同友会9月例会~
近い将来必ず起こる!

石綱氏・小岩氏
去る9月25日、9月県例会が開催された。(株)共立の石綱氏と(株)総研の小岩氏から、「これからの栃木県のひとの問題を考える」をテーマに、行政データに基づいた栃木県の今後の人口と不動産価値の変化について報告された。
栃木県の人口については、各市町村の2045年までの人口推移と高齢化率のデータが示された。2045年までに栃木県全体で人口は3/4まで減少するが、最も多く減少する市町村では現状の1/3以下にまで減少し、高齢化率(65歳以上の方が占める割合)が65%にも及ぶなど驚愕の事実が示された。
また、不動産においても地価の下落が続き、空き家率も2033年には30%を超すなど人口減少と併せて課題の多い報告となった。少子高齢化・人口減少は巷でも騒がれている問題であるが、どこか人ごととして捉えていただけに、近い将来必ず起こる厳しい現実として痛感させられた。
グループ討論では、この未来予測が自分やその周りにどのような影響があり、今後どのように向き合っていくかの発言も多く見受けられた。厳しい現実ではあるが自分のこととして考えさせられる良い機会となった。
[文]こいあい税務会計
片平芳明
Posted on 2019年8月31日(土) 12:00
発行日:2019年 8月31日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
※左の画像をクリックするとPDF版がご覧いただけます。
Posted on 2019年8月31日(土) 11:00
News Topic 01 全国のNEWS
~第51回中同協定時総会~
「したい事」、「すべき事」、「できる事」。
3つの交わるところがその人の本気スイッチ

挨拶に立つ
広浜中同協会長
去る7月4日から5日にかけて、中小企業家同友会全国協議会の第51回定時総会が東京の京王プラザホテルにて開催された。今回は「明るい未来に向かってスクラム!」をテーマに、19の分科会が開かれた。
私が参加した分科会は青年部活動に関するものであった。「われわれ青年経営者で世界に誇れる日本の未来を創ろう!」をテーマに、中同協青年部連絡会の代表を務める中野愛一郎氏、同じく青年部連絡会の梅田益生氏、そして中同協の事務局次長である池田泰秋氏によるパネルディスカッション形式での分科会であった。まず、冒頭で池田氏から同友会の歴史、青年部活動の盛り上がりから各地で青年部が設立されるようになった経緯の説明があり、それを受けて中野氏と梅田氏がどのように同友会活動に取り組み、いかに自社の経営に生かされてきたかが、コーディネーターの鴫原健太郎氏による絶妙な連携のもと語られた。
その中で、同友会活動に積極的に取り組むと主体性が養われる。経営者である自分に主体性がなければ主体性を持った社員など育つはずもない。
しかし、同友会活動を一生懸命やっていると、当たり前のことではあるが自分の仕事をこなす時間がなくなってしまう。そこで自分の仕事の棚卸しをし、それが自社業務の棚卸しや効率化につながり、会社が良くなっていく循環が生まれるとの話があり、それが私の心に深く残った。
ちなみに中野氏によると、「したい事」、「すべき事」、「できる事」。これら3つの交わるところがその人の本気スイッチなのだそうだ。人が成長するための本質をついている言葉だと思う。その後のグループ討論では各地の仲間たちと熱い議論が交わされ、内容はもちろんのこと、他県のグループ長の実力の高さにもうならさられた。栃木同友会としても一層レベルアップしなければならない点であると思う。
その後の懇親会は例年とは違い、中同協設立50周年祝賀会という形で行われた。あっという間の2時間であったが、こういった重要な節目の年に参加できたことを私は誇りに思う。
2日目の全体会は、株式会社吉村の橋本久美子氏による記念講演であった。女性経営者ならではのしなやかな視点による経営上の様々な工夫の一端を聞くことができ、とても参考になった。2日間という限られた時間ではあったが、とても密度の濃い学びを得ることができた。来年は札幌市での開催となるが、早くも参加の意思を固めつつ、私は会場を後にした。
[文]石川大樹
(株)イシカワ