No.107_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 02 栃木のNEWS
~各支部で支部総会が行われた。~

県南支部総会
3月7日(木) 於:小山市市民活動センター(おやまーる)

県南支部では、昨年一年間支部の中から報告者を募り、報告後は車座になって意見しあった。各社が赤裸々に現状報告を行うことによって、支部全体が社外重役的な役割を果たし、自社の羅針盤を常に修正しあえるような活動を重ねてきた。例会終了後の食事会ではさらに具体的な取り組みについても語り合われ、実践→報告→検証→実践のサイクルが各社において繰り広げられていた。次年度は最近入会された方々を報告者にお願いし、学びの輪を広げていく予定である。

鹿沼・日光支部総会
3月13日(水) 於:鹿沼商工会議所

鹿沼・日光支部総会の様子

鹿沼・日光支部総会にはオブザーバーも含め20名が参加した。参加者が感じた地域の課題から次年度の活動計画を練ることに力点を置いたこの総会では、人口流出や街の空洞化、労働力不足、後継者不在問題など様々な課題はあるが、それぞれの街には魅力があり、この街での暮らしを後世に伝えたい人が沢山いることが分かった。次年度の鹿沼・日光支部では、鹿沼市と日光市の会場を移動しながら地域に根差した企業の実践報告を基にした例会を行い、「地域創生の担い手」や「共に生きる街づくりの担い手」の掘り起こしに挑む。

県央支部総会
3月15日(金) 於:宇都宮市東市民活動センター

県央支部総会の様子

今年度県央支部では若い個人事業主・小規模企業をターゲットとした支部例会を開催し県例会との差別化を図った取り組みを行っている。2019年秋に実施予定の消費税率引き上げ(10%)とともに、一見してわかりずらいインボイス方式についてレクチャーした10月例会や、各所で頻発し社会問題化している「パワハラ」について、その真相に迫った2月例会など、支部例会ならではの親近感を活かし、参加者が自社の課題として具体的に理解を深める取り組みが行われた。次年度はいよいよ間近に迫った消費税の新税率導入による実質的なマイナス面への対処法や、事業承継の本質的な課題をより具体的に掘り下げる取り組みを行い、経営に役立つ支部例会を行っていく予定だ。

県北支部総会
3月19日(火) 於:(有)赤札堂印刷所

県北支部総会の様子

県北支部では昨年都合4か所の見学例会が行われた。(株)エヌイーエス(高木社長)を見学した7月例会では日中の例会ということもあり参加人数こそ少なかったが、モノづくりの時代変化と今後の流れなどを知る良い機会になった。(株)アイル金沢屋(高久典朗氏)を訪問した2月例会では、襖張りの実演を見学した。国宝級の寺院の襖の張替えもされている高久氏の工場では、数十年前に張り替えられた襖の下張り紙に墨で何度も書き重ねられた古紙も散見され、紙が貴重だった時代を思わせた。高久氏の仕事のスパンは長く、今張り替えた襖を再度高久氏が張り替えることはない。それだけに今目の前にある仕事に誠意を尽くす。悠久の時の流れを感じさせる訪問となった。次年度の県北支部では、毎回会場を移動しながら、それぞれの地域にある現状と課題を掘り下げながら感じ、学べる例会を重ねていく。

栃木県中小企業家同友会

e.doyuバナー
バナー
バナー
アクセスカウンター

▲Pagetop

Powered by WordPress / CIC