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News Topic 05 栃木のNEWS
~県例会 in 鹿沼・日光支部~

社員とともに会社を変革する
~借金・テナント倒産からの脱出、社員と未来を拓いた「理念経営」~

鹿沼・日光支部が担当する令和7年8月の県例会。

今回は、11月の経営フォーラムのテーマ“社員共育”を課題としてクリアした生きた教材とも言える報告です。

今回の報告者は、東京同友会・台東支部に所属する「メトロ設計」代表取締役、小林一雄氏。8月2日(金)、「自己変革(社長としての決意)~経営指針~社員共育」(仮)という報告です。

小林氏は、創業者である祖父と二代目の父が築いた地下インフラ専門コンサル会社「メトロ設計」に27年前に戻りました。その後5代目として社長に就任します。しかし、彼を待っていたのは「借金6億円・部長の急逝・テナント倒産」という大きな経営危機でした。

そんな絶望の中で出会ったのが同友会、そして経営指針成文化セミナーでした。

自らをさらけ出し、理念を見つめ直すことで、彼は「借金返済のための社長」から「人と街を豊かにする地下インフラのプロデューサー」へと自らの役割を変革させていきます。

「理念」 → 「ビジョン」 → 「プロジェクト」という“三段ロケット”を打ち上げ、社員・金融機関・地域社会を巻き込んだ10年の挑戦の結果、同社は「多様な人が誇りを持てる会社」へと劇的に変貌を遂げました。

「理念が社員の羅針盤になった瞬間、私一人では到達できない景色が開けた」

この言葉には、理念経営が持つ真の力が凝縮されています。

今回の報告では、社長の決意が周囲にどう波紋を広げ、社員に理念をどう浸透させたのか。その生々しいプロセスから、多くの学びを得ていただけることと思います。

社員共育の本質に触れる貴重な機会。ぜひ、ご参加ください。

[文責]鹿沼・日光支部長 浅野 敏一

栃木県中小企業家同友会

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