No.100_News Topic:全国の話題

News Topic 02 全国の話題
~第5回関東甲信越青年経営者フォーラム in 神奈川~

さる7月21日、横浜で関東甲信越青年経営者フォーラムが開催された。このフォーラムは、青年経営者同士が本音で語り、刺激し合い、絆を深め、学びを実践することを目的とし、約800名もの賛同する会員が各地域から集まった。

報告者は(株)BRASTの柏原英揮氏。テーマは「現在を守り 明日を創り 未来に挑む」というものであった。脱サラで起業した柏原氏の波乱万丈な体験談は彼の刺激的な風貌と相まって、100分間という報告時間は短すぎると思えるくらい密度の濃いものであった。その中でも、「俺は社員が良くなるようになんて考えたこともない。考えているのは会社が良くなるためにはどうしたらいいだろうかということだけだ。」という言葉を何度か言っていたのが特に印象的であった。

それだけを聞くと同友会の理念とは似ても似つかない、とても横暴な経営者のように思えてしまうのだが、彼の話を聞いていると、そう言いながらも社員に対する気遣いの細やかさや、愛情の深さがにじみ出ていた。女性社員が辞めなくて済むように託児所を開設したり、1人暮らしの社員が温かい食事ができるように食堂を運営している点など、経営者なら誰しも思いこそすれ、なかなか実行に移せることではないだろう。さらに、それらのことを着想から3か月後にはスタートさせているというのだから二重に脱帽である。柏原氏は表現の仕方が違うだけで同友会での学びがしっかりと経営に生かされていると思った。

報告の後のグループディスカッションでは各地域から参加した会員同士でこれまた時間が足りないほど活発な意見交換がおこなわれた。その後の懇親会でも熱気冷めやらぬままおおいに盛り上がった。今回のフォーラムで他地域の同友会青年部のメンバーからすごい量のエネルギーを分けてもらったように感じる。わが栃木同友会でも早期に青年部を立ち上げたいという意欲を新たにして会場を後にした。

第50回中同協定時総会 in 宮城チラシ 画像

[文](株)イシカワ
石川大樹

栃木県中小企業家同友会

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