No.75_中同協 第45回 定時総会報告

第45回 定時総会(宮崎)参加レポート

「経営の礎になった、貴重な一言」

報告者/ 代表理事 八木 仁 (株式会社 シンデン 代表取締役)

去る7月11日、12日に宮崎で行われた定時総会に参加した。2日間いろいろなことを学んだが、特に1枚の画像が印象に残った。それは、太陽を自動追尾する発電パネルの下で牧羊している海外の風景であった。

電気の買取制度がスタートして以来、遊休地に太陽光発電パネルを甍のように設置するところが増えた。当社も検討したが、林に囲まれた当社の土地では、発電量の確保が難しいと言われ、断念した。

報告者の当地宮崎の島原社長から、ビームダウン式太陽集光装置、集めた太陽熱で水素を作り、燃料電池の製造を考えていると聞いていたので、見に行きたいと思い参加した。

産学官で共同研究をしている宮崎大学は、いろいろなタイプ、メーカーの太陽光発電が設置され、比較検討しながら研究していた。
ビームダウン式の設備も見せてもらったが、集光型はレンズで光を集めるので、使用するパネルが小さくなり、その分発電効率の良いものが使えるとのことであった(詳しくは、宮崎大学のホームページを見てほしい)。

冒頭の牧羊地で太陽光発電の画像は、そのなかで紹介された。資源はどこにもある。そこにいかに地域の特色を上乗せできるかが地域力か? そんなことを、考えさせられた。

わざわざ宮崎まで行って、牧羊の画像かと思われる方もおられるかと思う。報告者、グループ討論はまだしも、夜の二次会で、たまたまいっしょになった一言が一番印象に残り、その後の考え方の大きなヒントになることを、度々経験した。

皆さんにも、その後の経営の礎になったと言えるそんな一言を、ぜひ経験してもらいたい。次は皆で参加しましょう。

栃木県中小企業家同友会

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