No.135_News Topic:栃木のNEWS

News Topic 02 栃木のNEWS
~鹿沼・日光支部7月例会~

自社経営と同友会活動で学んだ「長」の一念

7月15日、自社経営と同友会活動で学んだ「長」の一念(経営理念の根底にあるもの)というテーマで、同支部の支部長、そして(株)ウィステリアコンパス及び(有)ウィステリアエステートの二社の社長を務める斎藤秀樹氏による実践報告が、対面及びZOOMのハイブリッド方式により参加者24名で開催された。

斎藤氏は自社・自身のプロフィールから、鹿沼日光支部の設立に至るまでの経緯を語り、それぞれのターニングポイントになる出来事、その時の反省点、改善点が語られるなど氏の個性や人間性溢れる報告内容だった。

斎藤家の家長であり・二社の社長、更に同友会支部長としての「長の一念」が決意の土台となっていることが、このコロナ禍における企業活動でも、同友会活動でも見事に実績として結果を出している勝因であると思われる。中でも、社員さんは、自分の命を「時間」という形で会社に提供しているパートナーとして対等な関係に価値付けられたところから、大きく長としての一念が変わり、周りも良い方向に変革していったことが興味深い点だった。

一方、生まれ故郷の鹿沼市を、未来に希望が持てる形で、地域の子供たちに渡していくこと、そして地域を様々な形で担いたいと思う事業者・若者を応援していくことを「土になる決意」として表現されたことも、今後の地域活性化には必要不可欠なキーワードである。

今回のグループ討議では、社長だけではなく、課長・部長などの組織の長や、お店の店長に至るまで、長としての覚悟が参加者の皆様から伝わってきた。最後に、座長を務めさせて頂いた私も、若い時はなるべく長とつく役職を避け自由に生きたいという願望もあったが、今回の斎藤氏の実践報告を聞きながら、「成長」とは字のごとく、長と成って初めて人間も事業も社会も成長するのだと再認識させられた。

鹿沼・日光支部7月例会開催写真

[文責]行廣智明
(株)行廣国際アカデミー 代表取締役

栃木県中小企業家同友会

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